- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758008600
作品紹介・あらすじ
ちょっと視点を変えれば、99もの方法が見えてくる。
感想・レビュー・書評
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私にとっては(一般的な話しではない)、自殺をしないというのは決意で、楽になりたい誘惑に打ち勝つ努力で達成されることと、現時点では感じている。99個も集めれば合う合わないは出てくるけど、成果は打率で、少なくとも今生きてるわけだから、成果は出てるな、と思った。
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①心が折れる→②療養→③復活の3段階に分けて心を落ち着けて生活するためのヒントを教えてくれる。
心が疲れているときでも読みやすい見開きで一項目という構成で、左がゆるいイラスト、右が文章になっている。
病んでいる状態でも受け入れやすい本だった。
一つ一つの項目がバラバラな内容ではなく、繋がっていることで、参考にしやすい。
自分にできないことがあることを受け入れることが今の私に足りないのだとわかった。 -
1〜2年前くらいまで、会社が嫌で毎日死にたかった。今は会社を辞めて休憩しているところで、自殺願望はないが、図書館で目に留まったので読んでみた。今の私にはあまり刺さることはなかったが、2年前に読んだらすごく刺さったのかもしれない。逆に刺さらないということは、私にとってはいいことなのかもしれない。
「生きていることは、退屈と隣合せ。」
この言葉は、これから刺激が少なくなっていくかもしれない人生で、たまに思い出したらラクになるフレーズかもなと思った。 -
『01 あきらめる
ちょっとやってみて、少しでもムリだと感じたら、あきらめる。それが心を軽くするコツです。最初から「無茶しない」という態度でもかまいませんが、それはそれで「チャレンジしない意思」が必要となり、それなりに精神力が求められます。ですから、まずは軽い気持ちで挑んでみて、その上であきらめるようにしてみましょう。』
おお。
これは心が少し軽くなる。
「頑張らない」それはよく言われる。
でも、頑張らないのが頑張らないと出来ないんだよ!
みたいな脳を持つ人々には、
「少しやってみる」というのは、いいかも。
その上で、あきらめる。
・・・まあ、それも難しいんだけどね。
下手したら失敗体験の積み重ねにもなっちゃうし。
だから、初めから、
「ダメならやめよう。でもちょっとやってみよう」
それくらいのスタンスで接すればいいのかな。
ーと。
そんな、自殺しないための方法が99載せられています。
共感出来ることが多いのは、
会社を人生のすべてにしない、みたいな部分。
帰り道は遠回りする、とか、家で熱中出来ることをする、とか。
仕事が苦しくて、その仕事=人生、みたいになってしまうと、
人生=苦しい、になってしまうもんね。
まあ・・・そうなりがちなんだけどね。
でも、仕事後の余力を残すために、仕事は頑張りすぎない。
そのスタンス。
そういう仕事の仕方が出来たらいいなって、思います。
生きる以上の仕事はない。
最近もありましたよね、過労自殺。
また私が仕事することがあるとして・・・、
心にとどめてよいと思える一冊でした。 -
参考になる話題もあるし、ないものもある。
全体に、自分のペースというか、周りと比較してうろうろしない方法が述べられている。
そして、自分に幻想を持たない方法も。 -
絵が脱力系でかわいい
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過剰適応してしまい疲れてしまった人へのちょっと視点を変えるための工夫。このような状態になる人が、このような視点で行動を変えるのも勇気がいるかと思う。99もあるので、一つずつ変えていけば、視界が広がるかもしれない。可愛いイラストと短い文章で書かれたものだが、奥に流れている内容は深い。自信満々の人には向かない本でしょう。
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いやし 脱力
がんばらない頑張りすぎないところはいいがやる気がなくなるのはどうしたものか
他人と比べる評価を気にしすぎるというのは 現代社会でよくあるが -
たまにはゆるりと緊張や苛立ちから解き放たれて。
ここに収められた99の方法はどれも「ああ、やった事あるわ」か「そんな方法あるのか」である。
クスッと笑えるものから「いやいやいやいやちょっと待て」まで、ゆるりとしたイラストと共にどうぞ。