腐男子高校生活 (IDコミックス/ZERO-SUMコミックス)

著者 : みちのくアタミ

• 一迅社 (2015年9月25日発売)

感想・レビュー・書評

[banri08さんの感想 · 2015年12月21日]

電子書籍、面白かったです。あるある〜♪と共感したり、うんうんと納得したり楽しく読みました。主人公の腐男子・ぐっちも良かったけど周りのキャラも個性的で、その中でも一番は普通のDK・中村くんです！ 腐の事はさっぱり分からないのに真面目に考えてくれる中村くんが素敵ｗ 続きがでると良いなぁと思うぐらい楽しかった。今度BLコーナーで男子を見かけたら暖かく見守ろうと思います♪

[『黒犬』の優樹さんの感想 · 2015年10月31日]

こ、これは凄い内容な漫画だな
文句なしで面白いから、感想を書く手にも熱が入るが、何と言うのか、受け入れられる人間の幅が狭そう、と思ったのは私だけじゃないだろうな
でも、まぁ、こうやって、単行本になるってコトは、この『腐男子高校生活』の面白さに惚れこみ、コミックスにして欲しい、と望み、声を大きくして訴えた大勢のファンと、みちのく先生に今後、育てようにとっては凄まじい伸び方をする光を見出した敏腕編集者がいる証拠なのか
やっぱ、ピクシブを発端とする漫画のレベルは、どんどん上がっていくな。こりゃ、最初から雑誌で掲載している、中堅の漫画家の背中が煤けだしちゃうぞ
ふじた先生の『ヲタクに恋は難しい』、御手洗直子先生の『腐女子になると、人生こうなる！～底～』の、読み手を置いてきぼりにするテンションに追いつける読み手なら、確実にハマれるはずだ
内容は、コメディ。主役は男子高校生、ただし、属性は腐男子！！
ＢＬではないっっ あくまで、世の皆様の顔を見られない、特異な趣味と自覚していながらも、その荊の道を突き進める強さを持つ、腐男子の日常をとかく面白くしたモノだ
ぶっちゃけた話、私は腐女子・腐男子はオタクと同じく、尊称に値すると思う。私も、ここへたまに、ＢＬ漫画の感想を書かせてもらっているが、まだまだ、腐男子です、と堂々、周囲に胸を張れるほどの質には達せていない気がする
そんな私も含め、坂口の葛藤と興奮に満ちた日常生活に共感できた読み手は多かろう。特に、ＢＬ漫画コーナーや少女漫画コーナーに、異性がいると近づき辛い、あの妙な恐怖、物凄く理解できる。と言っても、さすがに、２５歳も超えると、そんな恥ずかしさなど、とっくに枯れてしまったらしく、じっくり吟味できるほどになってしまったが
漫画の形式が四コマ漫画なので、実に読みやすい。これは、ＢＬや腐男女への偏見を取り除く効果もあるんじゃないだろうか・・・・・・まぁ、ノーマルは、まず、この作品を手に取ってない気がするが、そこはそこ
同性愛には興味ないものの、親友である坂口の趣味を理解し、距離を変えない中村を筆頭に、坂口を取り囲むキャラクターらの個性も独特で、楽しく読める
ヒロインなようでヒロインになれていない、サラブレッド腐女子・西原さんの存在は、この作品に必須だった。よくぞ、彼女を生み出した、みちのく先生！！ 性別の壁など取っ払え、坂口の同志となれた彼女が登場していなかったら、確実に星は三つまで減っていた
あくまで、メインはコメディで、そこに加わるのは日常や友情だけで、ラブは深く入り込まないので、安心して読んでくれて構わないだろう
一皮剥け、ますます、腐界の深いとこまで沈んでいってしまった坂口は今後、どうなっていくのか。西原さんとの関係性は変わってしまうのか。色々、気になる点が多すぎるトコも、お勧めできる理由だ
個人的にお勧めの話は、やはり、ベタな理由だが、掴みとしてバッチリな第①話「腐男子高校生のフツウな日常」だ。私にもあったなー、「無茶なごまかし」に登場している眼鏡君のような素振りを書店の一角でしてしまっていた時が。ホント、どの本屋ももっと、腐男子に優しいコーナー作りを心掛けて欲しいね！！
この台詞を引用に選んだのは、坂口が無駄なくらいにカッコいいのでｗｗｗ あと、概ね同意できるので。恵まれた場所では出来ない楽しみ方が、不自由な場所にはある！！

[あんずさんの感想 · 2021年11月6日]

全５巻 完結

[エリエールさんの感想 · 2018年1月21日]

1〜4巻まで所持。
最初はアニメで存在を知ったのですが、まさか原作本あるとはほんと見逃してました！！
5分アニメの中にこの腐男子高校生活の良さが素晴らしく現れていたな、とアニメも原作本も読破して思います。
コミカルな4コマ漫画でテンポよく進んでいくし、オタクと非オタクとの違いがよく現れているし、友達の中村くんがだんだん毒されていく姿がほんと面白くて大好きです。
これからも追いかけます！

[Rさんの感想 · 2017年1月18日]

なかなか日常生活で腐男子の存在を実感す？ことはないのだけど、まあこんな子がいたらいいよねーって上手いラインを描いてると思う。友達の中村くん（非オタ一般人）が人間できてて羨ましい。
絵も綺麗でテンポも上手いんだけど、時々誰が言ってるのかわからないセリフがあるので、その辺が改善されると良いな。

[しまさんの感想 · 2016年10月20日]

1〜4巻

[むらさきさんの感想 · 2016年10月14日]

アニメを見ていて、気になったので読んでみました。腐女子・腐男子あるあるは共感できる部分も多々あってクスリとした。単行本としては少し物足りない感じも…だけど軽く読めて、濃いキャラたちも面白くてよかったです。

[花みつ（花とみつばち）さんの感想 · 2016年8月21日]

九州男児「課長の恋」とかに比べると破壊力不足に思えてしまった。一般誌ならハードな下ネタは描けないのかもしれないけどさ。読み手の性別や腐女子（腐男子）のレベルで評価は分かれるかも。
腐女子・腐男子あるあるネタは面白かったです。

[電々さんの感想 · 2016年7月9日]

2016年夏季アニメ化作品。アニメの絵はヤッベェけどマンガは普通にいい。

腐った者あるあるを男子目線でやってる作品。
脇で出てくる人達がことごとく腐ったアンテナに引っかかってくるのも結構嬉しい。

白鳥さんと上田とかレイジと圭一とか。あとオマケのネクラ眼鏡君が最高にかわいかった（ソコ）

まあ面白いんだけど、これ600円払って読む価値ある？って言われると微妙なところ。元々作者がピクシブで公開してる事もあって、何となく商業みを感じないんだよなぁ。

[ayan2014さんの感想 · 2016年6月26日]

面白い。

著者プロフィール

１月１日生まれ。代表作に『腐男子高校生活』（一迅社）、『真夜中ラブアライアンス』（竹書房）、『アダムの肋骨』（大洋図書）、『カリギュラの恋』（幻冬舎）、『Grr』（笠倉出版社）ほか。

「2022年 『かえるのおうじさま（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」