ながべ短編集-ヘンテコな愛- (ZERO-SUMコミックス)

著者 : ながべ

• 一迅社 (2019年7月25日発売)

感想・レビュー・書評

[はなくまさんの感想 · 2019年9月25日]

やさしくてちょっとせつない、
人外さんと人間さん(おとこのこ、おんなのこ問わず)
のおはなし集です。
想い合うものから、おたがいを必要だと感じている
やさしい関係性のものまで、お話によって
さまざまな愛のかたちが描かれています。

白いライオンさんのお話が好きです。
友だちや好きな人にいい部分を見せたくなる気持ち、
ほんとうのことを知って疑っちゃうかなしい気持ち、
会えなくてとてもくるしくて、さみしくて、
その気持ちを乗り越え、安心できたときに
爆発して怒っちゃう気持ち。

ほかの作品を読んでいてもそうなのですが、
ながべさんのお話は、やさしくて、愛情にあふれていて、
うまく言えない気持ちのわだかまりのようなものを
さらっと心に届くように描いていて、
いつもすごいなぁと思います。

[ふーさんの感想 · 2019年7月27日]

外国の絵本のようなタッチで描かれるいろんな形の愛が本当に素敵。愛に見た目は関係ないこと、相手の中身を知るのが大切なこと、自分の気持ちに素直になること。子供にも大人にも読んで欲しい短編集。

[すいこさんの感想 · 2020年11月23日]

世界観が大好き。
ほっこりとした 優しい気持ちになれる短編集
最高でした！

[gorillさんの感想 · 2020年11月8日]

鳥恋人、狼育児、非常食、動物仲間、アルビノ、怪物優しい。

[gssyさんの感想 · 2019年10月7日]

ケモノ系人外と人間の少年少女とのほのぼの友情＆愛情物語うぃ集めた短編集。和んだ。

[真夏日和さんの感想 · 2019年8月4日]

面白かったけど全体的に小さいので読みにくいかもと思った。面白かったのは、狼の話。

著者プロフィール

ながべ
漫画家。代表作に『とつくにの少女』。新刊『ウィズダムズのけものたち』が2018年10月16日に発売された。