恋する人魚姫と8つの受難 (一迅社文庫アイリス お 1-1)

  • 一迅社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758041270

感想・レビュー・書評

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  • 敵側ヒーローの方が魅力的な件(笑) カラーイラストのユリウスの腰は女性的でない?背中から腰、お尻のラインは男性ってよりもむしろ女性だよ!と、話とは関係ないとこで字数使ってしもた(笑)主要な男性陣メンツは皆何かしら腹にもってますよ。いいですよ。個人的にはレオンがヒロインとくっつくといいな!(レオンは処刑人だけどな)孤高の処刑人が純真なヒロインと、ってのがロマ本のデフォなんだけど、さすがにこれは違うか〜

  • そんなに期待せずに読み始めたのだったが、これが予想以上におもしろかった。

    一見、ただの夢見るお姫様のようなヒロインローザだが、現実的で根性もあって、世間知らずなりにがんばっていたところがほほえましくて好感が持てた。

    訳あり王子様のアシュレイと破天荒な海賊ユリウス。
    対象的な二人だが、俺様で闘争的なところとか、いろいろ共通点もあり、これからまだまだぶつかり合うことは必至とみた。

  • タイトルの8つの受難がよくわからなかったのですが、人魚姫の話がちょっと違う感じに書かれるとこんな感じなのかなという感じで可愛い話でした。最後がちょっと疑問に思うこともありましたが、絵も可愛いし、面白かったです。

  • シリーズ1作目

  • 人魚姫モチーフのファンタジー小説。陸で生まれた人魚のお嬢様が、17歳までに運命の人を見つけなかったら強制的に人魚の許婚と結婚する羽目になるので色々奮闘する話なんですが、なぜか脇役の人と、主人公の許婚の人魚の事が気になって仕方無かった…。

  • 嫌いなタイプの天然ボケお姫様。…なのに結構面白いよ!?荒削りでちょっと設定詰まりすぎな感じも、紙一重でプラスな方向。でも人物設定がテンプレ過ぎて、続き読むほどじゃないかなぁ。

  • 表紙に惹かれて思わず購入してしまった一冊です!
    文章力のある作者さんで、とっても面白かったヽ(´▽`)/



    人魚の血をひく侯爵令嬢ローザ。
    運命の王子様を探す旅の途中、海で遭難しかけ海軍の戦艦に救助される。

    その船の艦長アシュレイこそ、ローザのさがす運命の王子様だった。

    ところが、戦艦が爆破され、ローザにスパイ容疑が…。
    叶わない恋だと諦めようとするけれど、彼に惹かれるのを止められない。

    そんな中、突如現れた海賊ユリウスにローザはとらわれてしまい…。



    人魚姫を題材にしたお話です。
    海が舞台っていいですねー!

    海軍とか海賊とかカッコいい.。゚+.(´∀`)。+.゚+・゜


    主人公のローザは、泳げない人魚姫なんです。
    天然なんだけど、頭の良いお嬢さんです。

    長いものには巻かれろ的な考え方と思いきや、譲れない一線は跳ねつける気丈な女の子ですね!


    運命の王子様のアシュレイは、馬鹿の振りした切れ者でとっても魅力的なヒーローです。
    お貴族さま特有の誇りや名誉より、人命第一の考え方がいい!

    「生きていればチャンスは巡ってくる。それが私のポリシーなんです。」
    って台詞が好きです♪


    海賊王のユリウスは、豪快で懐の広い男です。
    仲間思いで特に女こどもには優しいけれど、掟を破ったものには厳しい罰を与える非情な面もあります。

    ずっと自称25歳で通してる適当なところが面白い、笑。


    他は、アシュレイの副官の生真面目眼鏡さんとか、
    ユリウスの部下の全身黒の処刑人さんとか脇キャラもたっていて魅力的です。


    童話チックなところが面白いですねー。
    ローザが人魚に変化する過程とか、ちょっと童話特有の不気味さがあった気がします。

    政治的な面とか、ゴールデンシーの至宝とか、ローザの人魚の国の王子様とか気になるワードがたくさん!


    続きも読んでみたいなぁヽ(´▽`)/

  • 読了 2010/5/28

    人魚の血を引くのに泳げない女の子ローザが
    運命の王子様を求めて花嫁姿で海に出てしまう物語。
    溺れて、助けられて、
    そこで出会った王子様らしき相手からは、
    何故かスパイ容疑をかけられたり前途多難なヒロイン。
    人魚姫は悲しい恋の物語的な雰囲気があるのですが、
    物語全体の雰囲気は微笑ましい。

    続編があるのならば楽しみです。

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