影詠みの天花―胡蝶の舞と月の記憶― (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758041812

作品紹介・あらすじ

遊郭が集う天下の歓楽街-"胡蝶街"には、人やモノにとり憑く"影"を詠み、"影"を封じる"巫"と呼ばれる遊女たちが集められていた。胡蝶街一の巫と名高い少女・天花は、お祭りの夜、7年前に突然姿を消してしまった幼馴染の月長と再会する。喜びと戸惑いのなか、大陸からやって来た皇子からの依頼をきっかけに、ふたりの過去と運命と恋が動きはじめる-。栗原ちひろが描く、和風退魔浪漫ファンタジー開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 天花の苦しさや寂しさがあまり描かれてない事で、ただ他人の苦しさを鑑みれずに自分の正論押し通す子に見えて残念。
    月長も仕方ないんだろうけど、胡散臭いだけの子に見えてあまりキャラを好きになれなかったです。

  • 文章は、ああ手馴れた人の書いたものだなとそれなりに読み進められたけど……ヒロインとヒーロー(の、特に演技中のほうのわざとらしさ)がどうにも好きになれなかった。ヒロイン、可愛くないわけじゃないんだけど……ヒーローと対峙したときのそれでもわたしはあなたが好きなの!のテンションにまったくシンクロできなかったのが敗因かと。あと設定。物や人に憑く影の因縁を解いて斬るってモノノ怪しか思い浮かばなかった。その因縁を解く過程もほぼヒロインの連想力にだけ頼ってて、ちょっとずるいなーと思った

  • 面白かったけれど文章に癖があるのでちょっと人を選ぶかも。

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著者プロフィール

第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。受賞作を改題・改稿した「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。

「2023年 『サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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