この家に勇者様もしくは救世主さまはいらっしゃいませんか?! 2 (一迅社文庫)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 49
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758043007

作品紹介・あらすじ

異世界の危機をまず解決した涼が次に向かった場所は宇宙。復活した宇宙海賊たちが猛威をふるっているというのだが、この宇宙戦争の背景には幼い頃の涼には想像もつかなかった事情があると、高校生になったいまはわかり対応に苦慮する。そんな中、涼の前に立ち塞った敵は、宇宙海賊の世界へと戻っていた母の美幸と妹の希美だった。実の母妹と涼は戦えるのか。そして、ついに姿を現すこの度重なる危機を引き起こした真の敵の正体は?!異世界の危機てんこ盛り、川口士の伝説のデビュー作、ここに復活。

感想・レビュー・書評

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  • 同作者の「ステレオタイプ・パワープレイ」を加筆・修正したリメイク作品。
    原作の1巻に当たるエピソードが、この「この家に勇者様もしくは~」では1巻と2巻に分けられたので、この2巻でようやく最初のお話が完結する。
    俺Tueeee!物語とはかくあるべし、といった具合の主人公完璧超人物語。
    ご都合主義でもいいんです、面白ければ。
    ただ、極めてご都合主義で意外性のない物語なんで、リメイクとは言え、原作既読で顛末を知っていたせいか、正直、気持ちがあまり盛り上がらなかった。
    所見のときはどこまでも最強完璧主人公の活躍を痛快に思ったものだったが・・・年のせいか?(゚ー゚;A
    ところでこの物語、視点を少し変えると石川涼ではなく、その幼なじみの少女、佐賀夢乃こそ真の主人公、と見ることも出来るかもしれない。
    実際、一般人的な視点からの描写が必要なので、夢乃の視点で物語が綴られる場面もしばしばある。
    典型的な、巻き込まれ型一般人主人公の立場にいるのが夢乃だったりする。

  • 9784758043007 254p 2012・2・1 初版

  • 一巻から、ちょっと盛り返したかな。
    でも、二巻の最初は退屈な感じだった。
    どうやら、二巻で一旦終わってはいるけど、続巻があるみたい。
    期待感は薄いが、みんなの感想が良ければ、買うかも。

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著者プロフィール

2006年、第18回富士見ファンタジア長編小説大賞にて「戦鬼」で大賞を受賞。

「2015年 『魔弾の王と戦姫 8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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