- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758043403
作品紹介・あらすじ
エレンシア姫が求婚されたのは、忌み神を宿したと恐れられている、美しく冷酷な王・フレドリクセンだった。けれど、エレンシアにとって彼は、厳しくも優しい初恋の相手。幸せな結婚を夢見るエレンシアだったが、フレドリクセンは力に翻弄され、恐ろしい銀狼王になっていた!彼の『生贄の花嫁』となったエレンシアは、元に戻って欲しいと奮闘するが…。忌み神に蝕まれた孤独で強大な王と、閉ざされた箱庭の姫の心の行方は-。
感想・レビュー・書評
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北欧神話も好きだし、元気な女の子も好きだし、ちょっと残念な男の子も好きですが、なんかもの足りない。
登場人物が多くて、1冊で終わらせるには説明不足な部分があったからかも?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神の生贄として力に蝕まれた王と、男嫌いな姫の物語。
神を含めたストーリー展開は良かったです。
ただ、男性陣がそれぞれに癖が強く、好きになれないタイプばかりで、嫌な気持ちに。 -
表紙の甘い感じとは違って意外とシリアス。
銀狼王の苦悩もわかるけれど、ちょっと感情移入しにくいところがある。
一巻目というせいか、登場人物全体にキャラが定まらず、どっちつかずと感じさせられる部分も。
最後のところが、ちょっと唐突のような気がする。
神話をもってくるのなら、途中でもっと触れられていた方が、楽しめたかも。
しかし、小野上さんの作品だから、次巻以降に期待したい。 -
初恋の相手・フレドリクセンに求婚され喜色満面のエレンシア姫。しかし、フレドリクセンは忌み神フェンリルをその身に宿した冷酷な銀狼王になっていた。エレンシアは彼に戻そうと奮闘するが……。
死神姫からコメディ要素を抜き取ったような話。ヒロインのエレンシアはお姫様らしいお姫様です。好きな人のために頑張る健気な子ですね。男運はなさすぎだけど(笑)不幸すぎて泣けてくるわ…。ヒーローのフレドリクセンも優しいのに冷酷だし、まるで死神姫の1巻のカシュヴァーンのよう。だけど、本当はピュアなのにね(笑)
登場人物も多めだし、ラストは北欧神話も出てきたりと結構詰め込まれていて、読んでてちょっと疲れた感じもしました。
続きもありそうな感じですが、もしあるならもう少し恋愛要素を入れて欲しい。 -
死神姫よりもシリアスさが強い感じで、私はこちらの方が好きだった。死神姫はコメディ寄りすぎて挫折したクチなので・・・
続きが出るかはわからないけど、出れば多分買うと思う。