シャイターンの花嫁 魔眼の王子と囚われの巫女姫 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 42
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758043496

作品紹介・あらすじ

『精霊王の巫女』に選ばれたアイシャと、国王代理を務めるカファス王子の活躍により、かつての平和を取り戻したカダル王国。結婚まであと少しというふたりに、邪悪な陰謀が忍び寄る。突然現れた、魔眼を操る男に幽閉されたカファス。記憶を失い、身も心も囚われてしまったアイシャ。ふたりは偽りの楽園から目を覚まし、奪われた愛の記憶を取り戻すことができるのか-砂漠と精霊の王国を舞台におくる、ドラマチックファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 前作に引き続きカファスが最高にかっこいい!!元々飾り気なしで素直にそのまま口にするところがかっこよくて好きだったんですけれど、それが結ばれた今作で言われたらそりゃあもう甘すぎて胃もたれするくらいの威力になります。最高です。恋愛面でときめきつつもあらすじの通り結婚前の2人になんでこんな辛い展開を?!と叫びたくなるようなひどい展開が2人をまってます。とはいいつつも2人にときめくシーンをちりばめつつ、ナーギも沢山出てくるので今回も苦しみつつときめいたりわくわくそわそわキリキリと楽しめました!

  • ナーギ可愛いよ、ナーギかわゆす☆ってわけで、前巻と同じ感想で始めてしまうぐらいナーギが可愛いです。アイシャが記憶を取り戻して、ナーギの縄を切ってからのシーンで泣いてしまったわ。彼の想いは彼の望む形では報われないだろうけど、アイシャの傍にいろんな形で居られるのも彼だけだね。カファスもそのうち父のあとを継げば始終一緒に居るのも大変だろうし。狙うならそこだ、ラーギ!(笑)

  • やっぱナーギがかわいすぎた!!((((;゜Д゜)))))))

  • 2012年11月1日読了

    前作を乗り越えた2人はラブラブぶりが半端ない!!
    でも慣れないアイシャがすごく可愛くて、前作の男勝りな部分が少しなりを潜めてたかな…。思考は相変わらずサバサバしてるし、行動力もあるけどね。やっぱり、少し警戒心が足りないかな(笑)

    今回はナーギが狼のくせにちょっとおいしいとこもってったかなー。
    でも、最後はイーサー含め大団円で大満足!
    アラビアン系は少ないから、世界設定継続でこういう冒険譚続いて欲しいなぁ。

  • 2巻目。1巻ラストで結婚すると言ってたけど、まだ結婚できてないですけど、アイシャとカファスはしょっぱなからイチャイチャしてます。降格されてアイシャとの関係が逆転しちゃったナーギは、オオカミの姿で愛をささやいてもまったく相手にされず、ちょっと不憫でした。

    アイシャが拾ってきた楽士イーサーに精霊王の指輪を渡した時は、もうこの子は何してるのかなぁと、イライラ。その後は記憶をなくしたアイシャと幽閉されたカファスでしたけど、牢の中でアイシャが幸せだったら、このままでもいいかって思っていたカファスは大人だなぁと。

    イーサーの目が石で、自分の目をえぐって入れたって、彼もそうとう屈折してる人ですが、この話には基本本当の悪人は出てこなくて、前回のカミリア同様、最後はカファスが許して終わりでした。カファスって人たらしだと思います・・。

    1巻よりはちょっとおもしろさが欠けた感じがします。

  • 栗原さんの作品にしては、初っ端からいちゃいちゃ全開でびっくりした。素晴らしい。ラブ大好きです!でも狼の彼が不憫だった。全然本気にされてない・・・自分が好きというのが嘘ではないにしても、恋慕だとはアイシャにまったく思われてない気配がする。報われねぇ・・・
    なんだかんだで必要以上の人死にはなかったのでほっとした。埋もれた人は自業自得なので仕方なし。ああいう西洋的な野蛮さが私は苦手。傲慢さともいうか・・・わかりあえない気がする。
    さすがに続きはもうないかなとは思いますが、結構楽しめました。

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著者プロフィール

第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。受賞作を改題・改稿した「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。

「2023年 『サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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