世界最後の魔法使いの最後の恋 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
3.24
  • (4)
  • (4)
  • (9)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 63
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758044660

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界最後の魔法使いといわれる二百歳の(若返った)青年と出会った、単なる「再生屋」の女の子が、一人の「職業を持つ者」として、「恋を知った者」としての決断。瑞山いつきさんはお仕事についてとか、きっぱりとした女の子書かせると絶品だなあ。今流行の俺様でないところも気に入りました。イラストも綺麗で、一冊ものとして楽しく読めました。

  • 孤独な魔法使いと、恋を知らない少女の恋愛物語。
    一冊完結のファンタジーなので、設定を語るためにページ数が費やされていて恋愛部分は多少物足りない。
    キャラも内容も良いのですが、もう少し個々のキャラのエピソードを増やして、細かい気持ちを知れたらなと思いました。

  • 絵も綺麗で話しの内容もおもしろくてヒーローの魔法使いがカッコいい!!

  • 2013年11月19日読了

    いわゆる吊り橋恋愛展開なんだけど、それでも運命的って言葉が似合うような感じがした。サラはちゃんと女の子してるけどサバサバしててちょっとツンなのが可愛い。
    サラの悩みは誰でもあの状況であれば抱くもので、そんな平坦な日常にウィアードという波紋が広がったことで徐々に変化が起きるのがいい。そこに危機が加わることでドラマチック感が増したかな。
    ジュダスが思った以上にダメなやつでショック。もっと違うように思ったのになぁ。
    ウィアードの孤独がいい味出してたので、この先幸せになるといいなぁと思うお話だった。

  • 言葉を届ける『再生屋』
    ある日、魔法使いに届けた、不思議な少女の言葉は、世界を破滅へと導くものだった。

    二百歳の魔法使いウィアード。人を寄せ付けない雰囲気だが、彼女の翼猫ミルクを撫で、サラにみせる少年のような素顔に可愛いと感じ、漠然としていた恋というものを学んでいくという展開。
    自分の納得できる仕事をし、ほこりを持ちたい。恋も運命と呼べるような恋をしたい。一見冷静に見える彼女の中の熱い気持ちが、乙女ノベルらしい主題

    美しいファンタジーの世界観は大好きだが、
    期待していた当て馬ジュダスの三下っぷりにがっかりしたので、星3.5
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3179.html

全6件中 1 - 6件を表示

瑞山いつきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×