緋凰仙華 いつわり仙女は拘束中 (一迅社文庫 アイリス ひ 3-1)

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758044929

感想・レビュー・書評

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  • 本人も気にしてるけど、主人公が何も出来ない子なので、もうちょっと早い段階でやる時はやる子になって欲しかった。
    常にうじうじしていて後ろ向きなのがちょっと残念。恋愛要素も薄めです。

  • 女禍の娘で15才の小鈴は、亮孔に無理やり契約で縛られ、童女姿で成長がとまっている香蘭公主の元に連れていかれる。

  • 決してつまらなくはないが、別に面白くもなかった。ヒロインの影が薄すぎるのが原因なのかな。続編があったら読みたいか、と言われたら、別に……って感じかも。

  • 表紙絵のお嬢さんは、かなり色っぽいですが、それは必至に母”女渦”から学んだ姿を真似て虚勢をはっている(本人に無自覚な場合あり)だけで、かなり内気で人付き合いの下手な娘。
    アクの強い公主の周りのキャラに気圧されながらも、健気に頑張る彼女の成長は良かった。

    続刊読みたい。
    ロリコン眼鏡の妹扱いの今後の変化に期待。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3323.html

  • 粗がある気はするが、とはいえ、まあ許容範囲・・・
    続きが出たら買ってもいいけど、その内容によってはそこで切ると思う。恋愛脳の私にとっては物足りなかった。今後への期待も上乗せして真ん中の星。

  • 悪名高い女禍の娘として仙郷でひっそりと暮らす小鈴(シャオリン)の元にある日、女禍目当てで文官の亮孔(リョウコウ)がやってくる。そして、何故か母と間違われ、無理やり契約の印を刻まれてしまい、亮孔の上司に当たる香蘭公主のために働くことを強要されてしまう。小鈴は偉大な母のように術を使うこともできず、人との付き合い方もろくに分からない引きこもりなのに一体どうする!?

    「薬屋のひとりごと」の日向夏さんの新作。

    今回の話の主人公は気弱な仙女。人里離れた仙郷で暮らしてきたので序盤は対人能力皆無です(笑)上手く会話ができず、口から出てくるのは書庫で読み漁った小説の登場人物たちの高飛車な言葉ばかり。そんな小鈴が少しずつ離宮での生活に慣れてきた最中、初めて出来た友人がある事件に巻き込まれ命を落としてしまう。友人の死から、小鈴は自分に出来ることを探そうと動き出す。周囲の人たちにも認められたいと頑張る姿に好感が持てる。ラストの暴走ぶりに笑わせてもらった。対する亮孔は最初冷たい人かと思いきや、小鈴の正体に気づいてからは世話焼きお兄さんに変化しました(笑)ラストに見せ場があって良かったねwwそんな亮孔よりも色んな意味で最強な香蘭公主。良いところは彼女が全部持っていっちゃいました(笑)個性的で面白くて出来る女でめっちゃ光ってましたww

    スト―リーは途中グロいシーンもあったけれど、中盤から一気に読んでしまった。日向さんは呪毒とか蠱毒とか呪いとかを事件と絡めて書く話が好きなのかな?「薬屋のひとりごと」もそんな感じだったし。あっちの主人公は小鈴みたいに素直ではないけれどww事件の犯人を探したり、呪いを解呪したりするのがメインでラブ度は皆無ですが楽しんで読めました。序盤は文体に慣れるのに時間がちょっとかかりましたが。続編が出るようならきっと買うと思います。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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