文官令嬢の恋愛録 公爵閣下と封じた記憶 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
制作 : 雲屋 ゆきお 
  • 一迅社
3.23
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  • 本棚登録 :30
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758046275

感想・レビュー・書評

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  • 絵師買いでしたが、結果、面白かったです。ですが、それ故に全体的に勿体なくて仕方なかったです。

    数少ない女性官僚として頑張っているという設定も好きだったし、何よりヒロインとヒーローも自分好みの好感が持てるキャラだったので最後まで飽きることなく読めました。

    ですが、とにかく勿体ないんです。言いたいことはわかる、わかるけどもそこはもっとこう…!と叫びたくなりました。とにかく微妙に痒いところに手が届かないという感じを後半になるにつれて味わわされるんです。

    ここが山場で盛り上がっているところなのだとわかるんですけど、最後の最後で今一歩足りないのがとても残念でした。
    何のためにマリーは攫われたのか?ヒロインが自ら脱出しようとするのか、ヒーローが行方不明になったヒロインを救出しに来るのかとわくわくどきどきしていたのに次の瞬間、気付けばあっけなく脱出し仲間の部隊と合流。攫った相手と一騒動起こすのかと思えばそれもない。はっきり言って「……???」という状態でした。

    マリーが記憶を思い出す状況を作りたかったのだとは思うのですが、銃に撃たれた衝撃で思い出すとするのならば、脱出しようと奮闘したマリーが結果として犯人に追い詰められ木に登ったところを銃に撃たれ落下、ヒーローが救出…とした方が最初の再会の場面でもあった木登りシーンや記憶を失った経緯がもっと活かされるのではないかと素人考えに勝手に思ってしまいました。

    あとは、敢えてあういう書き方をしていたのかはわからないのですが、ときどき場面が急に変わりすぎて誰視点なのかすぐにはわからないということが度々あったりしました。

    その辺がもっとしっかり丁寧に書かれていれば評価4だったかもしれません。

  • 要素を詰め込みすぎることも無く、何を見せたいのかがはっきりわかる内容で読みやすい。
    ヒーローがかっこいいながらも癖が無いのでパンチが弱いかなとも思いますが、主人公が活発で可愛らしいのでちょうどいい感じ。

  • あらすじに惹かれて購入しました。
    お話は主にマリーの一人称で書かれていますけど、たまに他キャラ側の一人称で書かれていて、一瞬これは誰だっけ?って思うところもありました。でも、だいたいのお話はヒロイン側の視点だけで書かれていることが多いので、こういう他キャラ側の視点でも書かれていると、割と納得いくところもあるので、こういうのもいいのかなって思います。

    過去にマリーとユージンは出会っていて、林檎の木の下で叫んでいた少年はたぶんユージンだろうなって思ってて、彼がマリーをそこまで好きだったとは、ユージン側の視点で書かれるまで分かりませんでしたけど、状況が明らかになってくると納得かなぁ。

    マリーの記憶がないのも、木から落ちたことだけじゃなく、重大な犯罪を目撃していたからというのも納得でした。

    お互いの気持ちが通じて、いざ結婚って感じでしょうが、できれば続編を読みたいなって思いました。

  • あらすじとイラストに惹かれて購入。
    貧乏伯爵令嬢であるが故に官僚の道を選んだマリー。仕事にバリバリ励む毎日が新しい上司の出現で大きく変わる。公爵閣下のユージンの前で恥ずかしすぎるミスをしてしまったマリーは何故か彼の執務室の掃除係を命じられてしまう。その上、外交の仕事などにも付き合わされるようになってしまい、ユージンと過ごす時間も増え、彼に惹かれていくが・・・。

    マリーが記憶を失くしている理由や黒幕などは結構早い段階で分かってしまう。けれどキャラクターの魅力は良かった。途中、主人公目線から他のキャラの目線にいきなり描写が変わってしまうので、読んでてこれは誰なんだ??と分からなくなってしまう時があったけど、ユージンが格好良かったので読んでて楽しかった。

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