六花爵と螺子の帝国 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
制作 : 田倉 トヲル 
  • 一迅社
3.80
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本棚登録 : 69
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758046893

作品紹介・あらすじ

奴隷の少女アオは、精霊王の攻撃から青年貴族ジーンをかばい死亡した…はずだったのに、目覚めたらなぜか二人の身体は入れ替わっていた!?魔導学院でも"六花爵"と呼ばれる特権階級のジーンに、畏れ怯えるアオだったけれど-。「おまえの身体が気に入ったからくれないか」って、ジーン様、それは無理です!全寮制の学院に強制入学させられた少女と無自覚天然青年貴族の、逆転学院ラブ!

感想・レビュー・書評

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  • 男女の入れ替わり物。
    ジーンのとぼけた感じに味があって楽しい。
    お約束な展開ですが、個々のキャラの魅力で飽きさせない内容になってます。

  • 主人公と、悲しい過去持ってそうな秀才の、かみ合わない会話が面白かった。漫画のような教師の台詞テンポも面白かった。
    精霊の描写が想像力かき立てられた。涙を美味しそうに食べる精霊とか。精霊の変化とか。

  • 私は内容より先にイラストで興味が左右される傾向があるので、正直ニガテな絵師さんで(ファンの方スマン)テンション低めで読んだのですが、読み進めるごとに気にならなくなるほど面白く読めました。糸森さんのは可愛いモフモフ登場が多いのですが、これには登場しないのかな?その代わり精霊?ロキアスもアオに惹かれ始めてる?ともあれ先が楽しみです。

  • 男女入れ替わり&学園幻想ファンタジー
    冒頭は、隷民となってしまったアオの過酷な生き様が描かれます。そんな奴隷根性が身についてしまったアオが、ジーンとの出逢いと新たな学園生活、そしてジーン流に言えば親密な肉体関係(男女入れ替わり)を通して、成長するお話です。
    家畜同然に扱われ孤独だったアオと、精霊に愛されすぎて厄災を引き起こした罪悪感から引きこもり周囲に壁を築いてきた孤独な青年ジーンとのギクシャクしたやりとりと、天然すぎる彼の斜め上な言動、そんな2人が互いの存在を認め合い、成長する様子がとても良いです。

    出逢いと始まりの1巻ということで、かなり説明不足な点もあるのだが、2人が元に戻れる日まで続きが読みたい。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4623.html

  • うーん…奇想天外な主人公のキャラ、ではあるのだが。

    これまでの作品の設定やら主人公やらがかなりお気に入りだったので、手を出してみました。
    入れ替わり設定、面白いそうでしたが、うーん…アオさん色々とマニアックすぎです。

    絶妙といえば絶妙な糖度ではあるんですが、うーん…。

    うーん…が3回という惜しい感。


    今後に期待?
    続きもの?

  • 「離ればなれになったら私は死ぬぞ。おまえも、そうだろう?心臓が砕けるに違いない」

    幼い頃に母と死別し本名を忘れ、奴隷商人に攫われ「隷民」となった16歳のヒロインと、国を代表する大貴族の家に生まれながら精霊王を殺す事を目標としてきたひきこもり18歳ヒーローとの身分差&中身入れ替わりのラブファンタジーです。

    ヒロインとヒーローの抱えてる闇が重いですが、少女小説王道となるボーイミーツガールの物語だと思います。
    男女が入れ替わった事で生じる生活の問題、入浴や排泄の問題に直面するというシーンも細かく描写されていました(笑)。
    自分としては別の生理的問題(女性は月経、男性は本能による無意識の欲求)も仄めかすような描写があれば、尚素晴らしいと思いました。

    タイトルについての個人的な感想ですが、『螺子の帝国』というよりは『歯車の帝国』もしくは『機械仕掛けの帝国』の方が作品のイメージに繋がりやすいように思いました。

    内容はどちらかというとシリアス重視よりラブコメに寄ったストーリー展開だったと思います。
    …が、笑いを誘うようなコミカルなシーンでも全体的に重い印象を受けるのは地文が真面目で硬いからなのだと、今作を読んで改めて気付きました。もう少し軽めの文体で構成されていた場合、作品の全体の印象が全く変わってくるであろうと思いました。
    糸森環氏の描く世界観が作品毎に徹底されているのは、ファンタジー作品として本当に素晴らしいと思います。

    ヒーローや六花爵それぞれの事情も明かされていませんし、皇帝の愛妾が元隷民の歌姫という設定もヒロインの美声と何か関係ありそうですので、とりあえず2巻は発売されそうだと思いました。

  • 「事実をなぜ恥じらう」まさにその一言につきますわ、銀爵(笑)糸森さんの新シリーズ、粗筋を読んだ時学園で入れ替わりものなら今までの♀主人公みたいに酷な目には遭わないねーなんて思ったけど、ごめん糸森さんなめてたわ。何気ないことで命の危険さえ有り得る、そんな状況にある女の子でしたわ。文章が読みやすくなってる気がします。一人称でもないし、暴走する系でもないし。あ、銀爵は別の意味で暴走してたな(笑)もふもふはまだ1匹しかいないし、六花爵それぞれが何かしらの過去を抱えてるので今後その辺りが描かれるのかな。もちろん先生の過去もね!

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著者プロフィール

9月7日生まれ。860万アクセスの大人気WEBサイト「27時09分の地図」(http://ash-map767.riric.jp/index.htm)でia(イア)名義でオリジナル小説を公開中。2012年ペンネームを糸森環と改め、「花術師」(双葉社)でデビュー。「she&sea」シリーズ「花神遊戯伝」シリーズ「F-エフ-」シリーズ(株式会社KADOKAWA 角川書店)を刊行。

「2019年 『竜宮輝夜記 天よ望めよ、恋の久遠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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