身代わりの薔薇は褐色の狼に愛でられる (メリッサ)

著者 : 白ヶ音雪

• 一迅社 (2015年5月2日発売)

作品紹介・あらすじ

イヴリル公国の悪鬼と恐れられる、北方将軍ヴァン・ラングレン-大の男も裸足で逃げ出す顔面凶器の凶眼男が結婚することになった。お相手は、隣国の『恋多き』侯爵令嬢ベルニア。人の夫を平気で寝取り、幾多の恋人の仲を破壊し、散財で実家を破産寸前にまで追い込む勝手気ままな我が儘娘との、半ば押し付けられた結婚にヴァンは怒り心頭。けれど、その花嫁の正体は-身代わりに立てられた処女ローゼだった。可憐な花嫁と強面将軍が紡ぐ、年の差すれ違いラブストーリー。

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2023年2月6日]

美女と野獣の誤解から始まる結婚生活のライトノベルを装っていながら、実質はエロエロ小説でございます。見事に騙されました。初夜について、その次についても微に入り細に入り描かれているので亜リンス。

[ユエさんの感想 · 2015年12月8日]

強面で無骨な将軍の元へ異母姉の身代わりとして嫁ぐことになった幼な妻の可愛らしさに、将軍が甘々になる話（笑）初夜に乱暴を働いてしまった負い目もあり、ただただ優しく妻に接しようとする強面男が、それでも妻の愛らしさに翻弄され、オロオロしたり、悶々としたり、我慢したりと忙しい（笑）対する幼な妻も将軍に嘘をついていることもあり、自分の本心をなかなか告げられず、すれ違うことも多々あり。年の差すれ違いラブがお好きな方にはオススメ。よくありそうな設定だけど楽しく読めた。続きありきの終わり方。

著者プロフィール

2015年出版デビュー。身分差・体格差・年齢差が大好き。甘いものと愛犬達に囲まれ、執筆の日々を送っている。

「2019年 『騎士団長のお気に召すまま』 で使われていた紹介文から引用しています。」