虹色姫の紡ぐ糸 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
制作 : サカノ 景子 
  • 一迅社
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本棚登録 : 15
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758047043

作品紹介・あらすじ

没落貴族の娘・プジェットが借金のカタに腹黒幼なじみから迫られたのは、幻の「虹色蚕」を育てて極上の糸を取ること。出来なかったらあんたと結婚する!?冗談じゃない!意気揚々と虹色蚕を育てることにしたプジェットだけれど、なぜか騎士のラウルが護衛につくことに。完璧な紳士かと思いきや、外面がいいだけの二重人格騎士と一緒に蚕を育てていくうち、狙われているのは虹色蚕でなくプジェット自身だと気付いて…!?

感想・レビュー・書評

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  • プジェットが口が悪いんだけど、嫌味が無いので小気味いい。
    恋愛部分以外はちょっと強引かなとか、書き込みが甘いかなとか思いましたが楽しく読めました。

  • 祖父の借金返済のために虹色蚕から糸を作らないといけないプジェットと、プジェットに糸作りを強要する幼馴染みのアウリール。アウリールが雇ったラウル。

    プジェットが真っ直ぐな気質で、口調は乱暴だけど嫌な感じはしませんでしたし、何より蚕に対する愛情が感じられました。ラウルも最初二重人格かと思うほど女性相手に話し方が変わってたのが、プジェットと接するうちに考えが変わってきて、それがいい感じ。
    アウリールは最初プジェットのことが好きなのかと思ってたら、妹扱いだったみたい。
    ラウルの相手としてプジェットって思ってたってことですよね。
    3人ともがいい味出してるキャラでした。

    1個、蚕って桑の葉だと思ってて、なんでクヌギ?って引っかかったんですけど、調べたら天蚕ってのはクヌギなんですね。勉強になりました。

    イラストはサカノ景子さんなんで、プジェットかわいいです。(ちょっと幼い感じもしますけど・・・。)

  • プジェットは、腹黒い幼馴染から祖父の借金を手紙で明かされた。家財全で足りないぶんは、幻の”虹色蚕”を育てて返済してほしいと脅迫され…

    率直で、蚕のためなら一生懸命なプジェットの存在が日増しに大きくなるという、乙女ノベルらしい展開。
    黒さん、アイリスで初お目見え。
    気負わずに手に取れる楽しい作品。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4823.html

  • 【ネタばれ感想注意】

    鬼畜な幼馴染に借金を返済する為に希少な虹色蚕を育てる事になった17歳のヒロインと、貴族令嬢達とは違うヒロインの言動に戸惑いながら彼女を護衛する事になった二重人格の23歳騎士ヒーローとのファンタジーラブストーリーです。

    1冊読み切りの作品として綺麗にまとまっているので、とても面白かったです。
    養蚕について全く知識がなかったので、ほんの少しだとは思いますが知る事が出来て楽しかったです。
    出会ったヒーローに既に婚約者がいる設定だったのでどうなる事かと思いましたが、家同士が決めた婚約者という事で何とか婚約解消出来そうで(出来るのか?)良かったです。
    とはいえ、これからヒロインは何処で暮らすのかとか、その後のメイやヒーローの元婚約者がどうなるのかは気になりました。
    ヒロインは本当に王の落胤ではなかったのかという疑問は読み終えた後も残りました。
    20年前に失踪したという王妃の真相や、ヒロインの祖父が何故伯爵位を剥奪されたのかについての詳細は明かされませんでした。

    虹色蚕の特性が重要なシーンで生かされていて素晴らしいと思いつつ、どうでも良い事なのかもしれない部分が引っ掛かりました。
    97頁10行目の「プジェットよりも八年ほど長く生きている…」という文章に首を傾げました。
    38頁17行目でラウルとアウリールが「十七になったのか」「僕達が二十三歳になったからね」という会話をしているので、ヒロインとヒーローの年齢差は6歳ではないでしょうか…。それとも、ヒロインがアウリールの年齢を性格に把握してない…という設定なのでしょうか。(^_^;)

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