緑の雫 (メリッサ)

著者 :
制作 : yos 
  • 一迅社
3.67
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本棚登録 : 19
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758047326

作品紹介・あらすじ

異世界に突然放り出され「魔女」に拾われた、元エステティシャンのアンナ。植物の成長を促し、効果を高める能力を持つ「緑の魔女」として、静かに生活する日々。しかし次第に、人々に健康と美を与える魔女の名は、貴族や領主の元にも届いて-アンナの運命と恋が動き始める。魔法と癒しのスローライフ・ラブファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 【ネタばれ&辛口感想注意】

    とにかく分厚いです!
    頁数を見てみたら、本編は584頁ありました。

    日本ではエステティシャンをしていたヒロインが異世界トリップ先では植物の成長を促す不思議な力を持つ「緑の魔女」の後継者として生きていく内に、不器用な騎士ヒーローと共にいつしか権力争いの渦中に巻き込まれていくラブファンタジーです。

    ヒロインの異世界での肉体年齢は10代ですが、日本で29年生きてきた記憶があるので実際の精神年齢は31か32歳くらいです。
    実は32歳のヒーローとは同世代。

    魔女嫌いのヒーローとの、互いの初対面の印象は最悪という美味しいケンカップルです。
    ヒロインとヒーロー共に過去に恋人と別れた事がトラウマになっていたり、ヒーローは離婚歴ありと大人設定仕様です。

    ヒロインはトリップする前は日本でエステティシャンをしていましたが、トリップした先の村では主に民間療法、街では心身共に傷を負った令嬢にアロマテラピー、王宮内では国王の側妃にエステ…といった感じで施術方法がステップアップしていくのは面白かったです。
    村でヒーロー部下の怪我を治療した事がきっかけで、ヒロインの運命の歯車は大きく回り始めた…という事なのでしょう。
    ケンカップルの2人ですが、ヒーローの不器用な優しさに気付いていく内に、ヒロインは少しずつ彼に惹かれていくようになります。

    読んでる最中はヒロインが少しずつ大きな問題に巻き込まれていく、というのが面白く580頁近くある物語を夢中で読み進めたのですが、読み終えて客観的に見ると自分が捻くれているだけだと思いますが、現代日本でも異世界でも結局エステは生活の為に働いているような庶民にはあまり需要がなく、権力を欲する又は維持する為に美しさが必要となるお金持ちの道楽に近いものがある事に変わりはないんだなーと思いました。(^_^;)
    ヒロインとヒーローも過去に同じようなトラウマを抱えている者同士、ヒロインがヒーローに惹かれるようになったのも傷の舐め合いのようにも思えなくもないです…。
    実はヒーローがヒロインに惹かれていく過程が良く分からなかったので、その辺りのヒーロー視点を読みたかったです。

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