乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった... (1) (一迅社文庫アイリス)
- 一迅社 (2015年8月20日発売)


- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784758047531
作品紹介・あらすじ
頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?結末は国外追放か死亡の二択のみ!?破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど…。悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★
感想・レビュー・書評
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明後日の方向の努力なのに周りの人を巻き込んで最善の結果をうんでしまう主人公、最高
ニコニコしながら読んでしまった
主人公目線の文とそれに対する相手側目線の文のギャップを楽しんだりいろんな見方ができて楽しい
最後のあんまり喋らないメイドさんの話は号泣だった -
異世界転生もの。前世で遊んでた乙女ゲーム(途中まで攻略)の悪役令嬢に転生した女の子が破滅フラグを回避するために幼少期から対策する話。前世では野猿と呼ばれる程の木登り名人で若干腐女子な女子高生だった。今世では令嬢らしからぬ振る舞いで老若男女問わず魅了する天然人タラシ(ヒロインまでも魅了)となる。脳内会議が面白い。
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WEB版既読だけど、やっぱり好き。乙女ゲーム世界に転生したらバッドエンドしかない悪役令嬢で、破滅エンド回避のために行動したら逆ハールートに突入しちゃうお話。魔法学校入学前まで。カタリナ見てて飽きないよね。自分の属性(土)と向かい合うために、立派な畑を作っちゃうんだもんなぁ。主人公がつけてたのと同じとか、確かに弱いってのはわかるわ。
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乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が死亡or放逐フラグを避けるべく鍛錬に精を出し、攻略対象の男子と良い関係を築こうとする話。1巻は、主人公が周りの人たちに天真爛漫な接し方をする→攻略対象やその関係者が主人公の言動に救われるというのを人数分繰り返す。web小説っぽい構成だと思ったら、なろう系発だった。主人公は愛された現代の女の子らしく分け隔てなく優しさと親愛をもって接するのだが、貴族社会で傷ついたりしていた攻略対象達にはそれが新鮮になり癒しになる。どうにも主人公マンセー感は否めないが、主人公が気持ちの良い性格なのでそこまで気にならない。そこそこ面白かった。
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よくあるゲームの悪役令嬢に転生ものだが、楽しかった。
カタリナ・クラエス公爵令嬢8歳が転生の記憶を思い出すところから、学園入学直前の15歳まで。
ネットと大筋で変更なし。
天然で鈍感な人たらしのカタリナが、ゲームの攻略対象のみならず女の子たちまで意識せず攻略してしまう。
魔力もしょぼく、スペックは普通なカタリナに何故惹かれるのか、各登場人物視点の短編が、とても楽しい。
書下ろし『君に捧げる贈り物』如何にしてニコル・アスカルトが抜け駆けしてネックレスをカタリナに受け取らせたか。 -
久しぶりのラノベをこれにして良かった…
設定が面白い分、期待して読んだら大正解。
主人公カタリナ、それぞれのキャラとの絡みが1番面白いんだけど、何より魅力的なのが、絡みの後にキャラ別の目線で書かれてる部分がとてもたまらない。
そのキャラの背景、カタリナと絡んだ後の変化の様子がまさに成長日記って感じ。それを私は神様目線、俯瞰的に見る感じで「いいねえ、この調子で!」「うんうん分かるよ…たまらないよね」ってセルフツッコミと言うんだろうか、キャラに声掛けてる感じで読んでいくのが新しい体験で非常に楽しい。
2、3、、興奮が収まらないうちに続きを買わねば。
著者プロフィール
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