人魚に嘘はつけない

著者 : 半田畔
制作 : 武梨 えり 
  • 一迅社 (2017年7月31日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758049689

人魚に嘘はつけないの感想・レビュー・書評

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  • 一迅社文庫大賞審査員特別賞受賞作

    漁師をしていた父が、沖で誰かを助けようとして遭難し、助けられた(らしい)人魚の少女が浜に打ち上げられているのを主人公能の高校生潮月が拾って家に連れ帰る。
    人魚ユーユは陸上では人間の姿になり、日本語が話せ、中途半端に陸上世界の知識を持っていて、匂いで人が嘘をついているかを見分け(嗅ぎ分け?)られるのだが、口が悪く、潮月とけんかすると腕から無制限にクラゲを出してぶつける特技もある。

    ユーユは潮月の幼なじみや友人とすんなり打ち解け、夏の間楽しく過ごすのだが、潮月たちは、ユーユによって自分や仲間の「本当の気持ち」に気づかされて成長し、やがて自分の未来を選び取っていく。

    ふざけ半分のような書きっぷりだが、純粋な青春小説としては成功している。

  • 主人公は漁師の一人息子。ある日、父親が海で行方不明になり…。そんな中、出逢った海に帰れない人魚。同級生2人を加えた4人のひと夏の物語。

    将来について悩み、あがき、ぶつかりながらも一歩一歩進んでいく少年少女の姿が、夏の太陽を反射する海みたいにキラキラしてた。

  • 海辺の街に暮らす高校3年生の朝月。漁師の父が嵐の中、溺れた子供を助けにいって遭難したと仲間が伝えに来た。父の船しか見つからないまま朝月は砂浜に打上げられた大きなもの…小さな女の子…下半身が鱗の人魚を助けて家に連れて帰ったー

    ◆漁師の父に反発した朝月、海に帰れない人魚ユーユ、陸上部が不調の潮音、サーフィンで怪我療養中の海人が上手くいくまで。成功までがアッサリすぎ、父の死さえもアッサリしすぎてどこで泣けるというのか…

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