- Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758052030
感想・レビュー・書評
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桜が咲いている季節になると思い出すような作品です
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終わりに向かって全力疾走
それでも奴らは輝いていた
ねがわくば花の下にて春死なんその如月の望月のころ 西行 -
あらすじ
『最遊記』の世界から、遡る事500年。天界に1人の子供が連れられた。下界の巨岩から生まれ、災いの象徴とされる金晴眼を持つ幼児。天界で永遠のような退屈を過ごしていた金蝉童子は、観世音菩薩の命によりその幼児を育てることになる。見えない物(空)を悟る“悟空”と名付けられた小さな生命を取り巻く運命が、希望と破滅に向かって動き出した。
◆「最遊記」シリーズ本編も好きですが、本編の彼らがそうして一緒にいるまでの、そこに至るまでの避けられない時間を描いた外伝をあえて先に押してみました。
・・・でも、この心臓をぎゅっと掴まれる感じは、打ちのめされるような気分は、やっぱり本編あってのものですね。 -
お前は誰かの太陽でいられるか?
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全4巻所持。
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最遊記シリーズじたいが好きだけど、この外伝はほんとによかったです!
最後の方はほんとに涙しながら読んでいました。 -
内容やクオリティとは関係なく、
とにかくどうしようもなく好き。 -
最後は悲しかったけど...よく考えたらハッピーエンドじゃ今(現世?)の最遊記はないよね(^^;)
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混沌未だ分かれずして天地入り混じり、
茫々渺々として人の見る無し
盤古の鴻濛を破りしより
開闢して茲従り清濁辨る
群生を覆い載せて至仁と仰がれ
万物を発明して皆善と成す
造化会元の功を知らんと欲せば
ー須らく看よ、西遊釈厄伝。
桜の散らない天界を裏切り、
命に限りある下界を目指す物語、序章。 -
「最遊記」のお話より500年前の天界での話。「最遊記」を読むならこちらも読んでおきたい作品です。全4巻ですが、最終巻は、何回読んでも泣けます。