千歳ヲチコチ (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 449
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (145ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758056410

感想・レビュー・書評

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  • 何かすごく読み返してしまう、不思議な良さがある。

  • 平安時代のロマンチックコメディ。現代的で時代を飛び越えている表現がたくさん出てくるものの、不思議と違和感なく読める。登場人物は皆個性的で、主人公はもちろん、脇役も強烈でとても楽しい。
    全8巻読了。
    2018/1/3

  • 時は平安時代。貴族の姫のチコは少々風変わりな娘であった。ある日、仲良しの登姫(なりひめ、通称なるちゃん)に送った歌が散ってしまう(行方不明)事件が発生する。そのまま見つからないかと思いきや、同じく貴族(正式には上達部)の息子の亨(とおる)が戯れに身分を隠し返歌して──。現代ネタも織り交ぜたラブコメ。第1〜12話収録。
    連載時に別作品追っかけのため雑誌で見かけ気になっていたこと、また最近LINE漫画の無料配信で好きになったことをきっかけに全巻購入。ラブコメといいつつ、主役ふたり未だ会えていない(笑)互いの正体を知らず、一通の歌だけが繋がり。このふたりの親密度は全く変化なしなのに、周囲のキャラの濃さがたまらなく面白い。今のところショタコンの長山さんと息子溺愛を隠さない亨の父親がダントツかな(笑)また、時代物に現代ネタ入れるのあまり好きじゃないんですが、この作品では嫌悪感全くない。一方、平安時代の身分だったり行事だったりをサラッと描いているので、調べてみたくなるのも良い。絵も安定しているので大変読みやすい。きっと男女問わず読めます。

  • 時は千の年の昔、平安時代。
    少々風変わりなセンスを持った貴族の女子と、若いわりには世を悟ったような貴族の男子。
    二人が偶然交わした「文」が物語を奏で始める。
    雅なる平安文化と風土の中、彼らの日々はまったりと進んでいく模様。

    行動もセンスも少々風変わりな姫君であるチコ。そんな彼女の散った手紙に返歌を返した亨。奇妙な縁が生まれた二人を中心に物語は進む…のはよいのだが、びっくりするくらい出会う気配がない。あれ、これこの奇縁からラブロマンス始まったりとかじゃないのか?
    主人公二人は全然出会わないものの、登場するキャラは皆濃くて面白い。時代物だけど、割と表現はライト。平気で横文字も出てくるし、謎の必殺技とかも出てくる。姫様よりもその周囲がにぎやか。
    宮中での舞姫選定の話が面白かった。

  • 現代風味平安時代なのでまったり読みました。チコと亨の共通人物がちらほらいるからそのうち巡り会ってほしいなと願いつつも本音は長山さんたまらない……!いいところで終わってるので早く!続きを!!!!!

  • 平安時代が舞台だけど、会話や人間関係は現代のそれ。
    「なんて素敵にジャパネスク」とか、思い出します。

  • まとめて読んだらおもしろかった! でもちょっと薄い……。

  • 古語や語彙(元服、御幸)など、注がほしいところもあるが、古典の世界を味わうには充分。古典常識も踏まえて描かれているので、古典の入門書として小中高生におすすめ。

  • ガッツリ時代物というより
    現代要素入れて、部分的にチャラく(?)
    かなり軽くした平安物語。
    虫愛する姫と、彼女の文を偶然拾った
    貴族の青年の、中々出会えない
    (物理的に)すれ違い物語。

  • 全8巻。
    平安時代、虫好きの変わったお姫様のチコが詠んだ歌を拾った大臣家の息子亨は、その歌に惹かれて女性の振りをして名乗らずに返歌する。
    そしてお互いが誰かもわからないまま惹かれていくが…すれ違いラブストーリー。
    お互いの日常を今風に描いたコメディでもある。

    堅い歴史ものというよりは、今風の少女マンガっていう感じでライトに楽しめる作品。
    脇役たちもみないい味出してる。

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