女装少年アンソロジーコミック 蒼組 (IDコミックス REXコミックス)
- 一迅社 (2010年12月27日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758062305
感想・レビュー・書評
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※一部に性及び暴力表現の含まれる作品集です。
※収録作品名は末尾に記載。便宜上、番号を振ります。
【印象】
女装少年、学校や家。
続きが気になる編は坂野杏梨「告白II」です。
男の娘×女の子は2編含まれます。
【類別】
漫画。異なる作家らによる短編集。
主にロマンス、学園。
"女装"、"男の娘"。
【筋】
特筆すべきは次の編です。
(1)豹変。(2)「告白」( 『桃組』所収)の続編です。
【画】
(3)台詞「やっぱり根本的にカタいのよねぇ」のある齣の照顔ガニ股男の娘に魅力を感じます。
【組みあわせ・異性装動機等】
(1)漫研部員女装少年と部長女の子。好きな人を受けいれるため。(2)男の娘×男の娘+女の子。家庭科部員募集での客寄せパンダとなるため。(3)美容師姉×ツインテ男の娘×黒髪ロングの子。言いくるめられてカットモデルを引きうけたため。(4)男の娘と男の子。可愛いものが好きな自分を大事な人に肯定されたため。(5)漫画家男性と編集者男性。女装少年を主題とした漫画を描くため、あるいは東京を意識したコーデ。(6)可愛いので周囲から冗談で姫扱いされる後輩男の娘×怖いので周囲から恐れられている先輩女の子。周囲による強制。(7)女装少年と少年。メイド服の霊に憑かれたため。
【備考】
作家及び収録作品は以下のとおり。◆印は男の娘×女の子が冒頭で示されるもの。
(1)結城さくや「ボクと先輩の漫研活動録」◆
(2)坂野杏梨「告白II」
(3)はずみなりゆき「あの娘の理想」
(4)神武ひろよし「いつかと今日の帰り道」
(5)ふわのつぼみ「男娘道」
(6)日向ハヤト「女の娘計画。」◆
(7)エミリ「メイド憑き」
また、アンソロジー同シリーズについてのレビューは以下。
『女装少年アンソロジーコミック 白組』
http://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062048
『女装少年アンソロジーコミック 桃組』
http://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062099
『女装少年アンソロジーコミック 姫組』
http://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062234詳細をみるコメント0件をすべて表示