バーナード嬢曰く。 3 (IDコミックス REXコミックス)

著者 :
  • 一迅社
4.17
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本棚登録 : 481
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758066266

感想・レビュー・書評

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  • 「何度でも、聞くよ?」 ド嬢と神林は最高

  • 「どんなに優れたレビューよりも 友達が楽しそうに喋ってる姿を見るほうがずっと強く『読みたい』と思わせられるんだって」
    まさにこの一言だなと感じさせてくれる読書コメディ。どのキャラも好きな本に対して熱く楽しそうに話していて、自然とその本が読みたくなってくるよね。ぼくもレビューを書く時には批評というよりも、面白いと思ったことを柔らかく素直に伝えるようにしてる。批評をしようとすると「正しい感想」に置きに行こうとして、自分が書かなくてもいいのでは?っていう無難な内容になっちゃうんだよね。

    あと、本の面白さだけじゃなく、ちゃんと青春してるところが好き。さわ子と神林のコンビがいい味を出してる。大雨の日の図書室、プールサイド、雪が降るバス停、ここでの読書は彼女たちの日常の一部だけど、この瞬間にしかないものでもある。
    「特別な状況で読んだ本は特別な本になるんです」
    いつか彼女たちもこの当たり前だった時間を特別だったと思い返す日が来るんだろうな。

    最後に、神林のラップが最高にクールでした!

  • この本で紹介された作品を結構読んでるのに、この本の登録を忘れていた。現在再読中。
    町田さわ子のキャラは読書好きにとっては腹が立つと思うのだが、なぜ主人公をこのキャラ設定にしたのか謎。でもそのうち、薦められた本をある程度は読んでいることがわかってちょっと許せるようになる。神林と仲良くなっていくのもかわいいし。
    自分もSF読みなので、神林大好き。熱く語った後でうざかったかと落ち込むのもかわいい。「ディック没後30年経って初訳される本が面白いわけないだろう!(でも読む)」ってのが超納得。これを背表紙で見て、この本を買うことを決めたのだった。「ガニメデ支配」で実感したな…。
    グレッグ・イーガン、わからなくていいから読もうかな…

  •  5分アニメも放映されて勢いに乗る名著ネタ&読書あるあるネタシリーズの第三巻は、相変わらず四人で仲良く本の話をしている。
     こうも長く続けていると、どうしてもネタ幅において難が出てきそうにも思うのだが、なかなかどうして、今回も充実した巻になっている。
     個人的には、何度も同じ話を同じテンションでするよね、という神林に対する主人公のツッコミは非常によく効いた。肺腑を抉ってくれたよ。そうだね、だいたい同じ人に、だいたい同じようなシチュで同じ話、しちゃうよね。

     今回は星五つで評価している。アニメは視聴していないが、今の勢いのままの続巻にも期待している。

  • 昨今必要以上にへたれ度が強まった私には、死やホラーネタがちょっと多くて、読中少しだけ辛かった。そして今巻の影の主役は神林さん。元から読者寄りの立場だけあって、心情が分かりすぎる位に分かる。

  • 今更だけど百合感ありますよね。

  • 1、2巻よりもキャラクターたちの
    やり取りが多く、長ーいセリフは少な目です。

    神林さんがさわ子に、同じ話を同じテンションで
    何回もする、と指摘されて、恥ずかしい!!!と
    なりながらも
    「……く、繰り返し…同じ話をすることで…
    嗜好や考え方が補強され…言葉が血肉となって…
    自分らしさというものを獲得できるんだ……」
    「だから私は…」「同じ話を」
    「何度だってする……!!!」

    のさわ子のお返事が
    「何度でも 聞くよ?」

    いいお友達だなぁ☆☆☆

  • 今回もまた全然読んでないなと反省したくなる感じのセレクション。
    まあ、火の鳥はやはり高校時代の図書室にあったので読んだりしましたが、未来編とか覚えがあんまりなく、印象深かったのはやはり鳳凰編だったと言う感じ。
    熊嵐とかは何とか読んでたので良かった。
    あと、流石にネタバレのアレは読んでました。

  • 電車なんかで女子高生が本の話をしているところに遭遇したとして、それが自分の好きなジャンルだったりしたら嬉しくてつい聞き耳を立ててしまうことってありますよね。お、この会話の流れだと、私の好きなあの本の話題も出るかも?とかこっそりワクワクしたり…この漫画を読んでいるとずっとそんなしあわせな感じが続きます。
    ただ、途中歯医者(歯痛)の話題になるのですが、歯痛の描写がある小説が次々紹介されていく中で、(これは!ユイスマンスの「さかしま」の、あの最高に面白い歯医者のくだりが紹介されるに違いない!)と興奮して読み進めたのに、結局出てきませんでした。その部分だけ抜き出しても面白くないからでしょうか…もし出ていたら私にとって最高の一冊になったのに…

  • 新刊出てたので買いました。

    今回も「わかるわぁwww」と一頻り笑わさせていただきました。そして更に増える読みたい本……。

    40冊目のネタ、私もとある書店で螺旋状に新刊が積んであるのを初めて見た時は「……遊びすぎじゃね?」とドン引いた内の一人です。

    そして、46冊目にビブリオバトルネタ! 好きな本5分で紹介するってやっぱりプレッシャーですよねぇ。誤解も偏見もネタバレも、どうしたって口からポロッと出てしまいますね。
    私は、ネタバレ、誤解、偏見も含めて感想なのだと思います。聞く側がそこに目くじら立てたくなる気持ちも、話す側が誤解も偏見もないように言葉を選んでセーブしようとしたくなる気持ちも、私はわかります。だからこそ、あえて「人前でさらけ出す」ということだって大事なんじゃないかなと思いますよ。ついうっかり口から出てしまったら出てしまったで、ちゃんと批判をしてもらえばいいじゃないですか。なかなか誤解や偏見というのは自分では気付きにくいものです。それに、批判の言葉は基本的に、相手を尊敬するからこそ出るわけですから。何より、批判が出るということは、本の紹介をちゃんと聞いていたという証拠ですしね。
    私もブクログで読書記録としてこれまで何百冊と沢山レビューを書いてきましたが、後から読み直すと「随分な偏見だなぁ」「こう書いたけど、全然間違いじゃないか」というのがすごく目につきますよ。本を紹介するってすごく脳味噌使うし、気も遣うし、大変です。でも、言葉にするからこそ、自分がどこで誤解し、偏見を持っていたかがはっきりするし、「あぁ、でも私この本、こんなに頑張って読もうとしてたんだ」「案外自分、この本好きだったんだ」ということに気づけて、より深くその本を読んでいけるようになるということもあります。そういう気付きの繰り返しからしか、本当にその本に書かれている言葉を受け取っていく、いただいていくということはないんじゃないでしょうかね。

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著者プロフィール

代表作『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『銀河の死なない子供たちへ』『オンノジ』『ヨルとネル』など多数。2014年に第18回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞。2016年10月には『バーナード嬢曰く。』がアニメ化される。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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