バーナード嬢曰く。 (4) (REXコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784758067515

感想・レビュー・書評

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  • わ〜い\(^o^)/
    久しぶりの新刊だね〜。

    今回はサブキャラ長谷川さんの
    恋心にちょっとキュン♥
    海辺で学校さぼって黄昏れる神林とか
    みんなの高校生活をのぞき見るのも
    ちょっと楽しいわ。

    ちなみに彼らが議論している
    〝スタイリッシュに片手で〟
    文庫本をめくる方法…
    私もド嬢と同じように親指でめくる。
    神林みたいに上をホールドするほうが
    やりにくいような。
    でもどっちにしても長谷川さんの
    「本が傷むのでなるべく控えて」
    が正論でごわす!すまん!

  • 47冊目
    「図書室の魔法」上・下巻
    48冊目
    「ぐりとぐら」「ハックルベリ・フィンの冒険 トウェイン完訳コレクション」
    「変身」「妄想銀行」「注文の多い料理店」
    49冊目
    「その女アレックス」「2」「[映]アムリタ」「舞面真面とお面の女」「死なない生徒殺人事件」
    「小説家のつくり方」「パーフェクトフレンド」「犬は勘定に入れません」「ボートの三人男」「高慢と偏見[新装版]」「高慢と偏見とゾンビ」
    50冊目
    「マイブック―2017年の記録―」
    51冊目
    「HERE ヒア」
    52冊目
    「さあ、気ちがいになりなさい」「奇怪遺産」「騎士団長殺し:第1部 顕れるイデア編」「騎士団長殺し:第2部 遷ろうメタファー編」
    53冊目
    「電車男」「異邦人」「地下室の手記」
    54冊目
    「すばらしい新世界[新装版]」「すばらしい新世界」
    55冊目
    「完本 1976年のアントニオ猪木」「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」「こころ 坊ちゃん」
    56冊目
    「三毛猫ホームズの傾向と対策」「三毛猫ホームズの推理」「三毛猫ホームズの心中海岸」
    57冊目
    「無伴奏ソナタ[新装版]」
    58冊目
    「たったひとつの冴えたやりかた」
    59冊目
    「渚にて」「老人と海」「海底二万里」「白鯨」上・中・下巻「蟹工船 党生活者」「村上海賊の娘」上・下巻「深海のYrr(イール)」上・中・下巻「十五少年漂流記」「海底牧場」「ムーミンパパ海へ行く」「破船」「人魚姫 アンデルセンの童話2」「浦島太郎」
    60冊目
    「モモ」「はてしない物語」上・下巻
    61冊目
    「魔法の世紀」「死の鳥」
    62冊目
    「君たちはどう生きるか」
    63冊目
    「美しい椅子ー北欧4人の名匠のデザイン」「美しい椅子2ーにっぽんオリジナルのデザイン力」「美しい椅子3ー世界の木製名作椅子」「美しい椅子4ー世界の金属製名作椅子」「美しい椅子5ー世界の合成素材製名作椅子」「人間椅子」「隅の老人の事件簿」「AIと人類は共存できるか?」
    64冊目
    「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「舟形さくら丸」「縮みゆく男」「蜘蛛の糸」「カラマーゾフの兄弟」上・中・下巻
    65冊目
    「走ることについて語るときに僕の語ること」「バックマン・ブックス(4)死のロングウォーク」「バックマン・ブックス(1)バトルランナー」「痩せゆく男」「闇の中へ」「しあわせの理由」
    ド嬢と神林さんの仲の良さが深まっている気がする。
    長谷川さんと遠藤くんも遠巻きだったのが、今回は冬休み前の図書室の机の下でグラフィックノベルを一緒に読むくらいの距離感に、長谷川さんの救われない感がよかったのに、距離感縮まってる気がします。遠藤君のプロレス本解説と椅子への偏愛ぶりも面白かったです。
    電車を乗り過ごして海につき、そのまま学校をさぼり、ド嬢にラインを送る神林さん可愛いです。読書には、誰かと読んだ本を、共有できる喜びもあるよね。 

  • 4巻ともなるとダレるかな?とお節介焼いてたけど全く見当違いでしたとさ。
    相変わらずユーモアのセンスはピカピカ。一方でド嬢と神林、遠藤君と長谷川さんの関係性には少しずつ変化が出てきていて、でもそれがやり過ぎじゃないとこが素敵。見ようによっては百合といえなくもな、、、いや、まあそのへんは読み手の自由ってことで。読書とは極めて能動的な行為であるってことで。
    遠藤君を女の子たちがきちんとやりこめるとこもグッときたなあ…
    引き続き彼女たちの会話を聞いていけますように。

  • グータラな読書家バーナード嬢と友人たちの物語。実際にある本の紹介も魅力だけど、読書家たちの青春マンガでもあるところが魅力。
    読書BGMの話で、図書室の環境音(部活の声とか吹奏楽の音とか)は大人になって聴いたら泣きそうかもなあ。なんかいろいろ思い出して読書どころじゃなくなりそう(笑) ぼくは自宅だと癒し系のゲームBGMとか、環境音的なエレクトロニカを流しながら読書したりレビューを書いたりしてる。カフェで読書はやってみたけど、人がいると集中できないから断念。憧れてはいるんだけどなあ。

    神林の海での描写はまさに青春で素敵だった。こういう絵作りは作者が読書で培ってきた感性が存分に発揮されてるように感じるね。読書家あるあるネタから、こういう繊細な場面まで幅広く描いているのがいい。あと、とっても活字が読みたくなる!それがすごい!

  • 読みたいなと思う本がたくさん出てくるんだけど、今、積読がえらいことになってるからこれ以上増やせないんだ・・・

  • 「本の雑誌」11月号のロボット特集にも登場してたが、やっぱりSFネタが一番楽しい。神林さんの登場回数が増えて、だんだん「いい人」になってるような…。

    その神林さんと町田さわ子が、「なぜ本を読むのか」という話をしている回が一番良かったな。本を読んでいて退屈なときもある町田さわ子が、神林さんに「神林はいつも楽しいの?」と尋ねる。
    神林「…そういう出会いがあるかもしれないって 常に思ってたら 退屈にはならないんだよ」
    町田「そっか 信じるってことだね」「読み続けた先に魔法のような読書体験があるんだって」「読書が苦手な人は本の魔法を信じることができないんだよ」「だからすぐ挫折しちゃう」
    神林「信じるとか意識したことはないけど もしかしたらそうかもしれない…」「でも…信じられるようになるには結局 たくさん読んでたくさん出会うしかないんだよ… 本の魔法に」
    このとき神林の手にあるのが、ジョー・ウォルトン「図書室の魔法」だというのがいいなあ。町田さわ子が持ってるのは「読むだけでヤセるっていう魔法のようなダイエット本」なんだけど。

    神林さんが「経験的に導き出した傾向だ」としているのが、「本を読んでいるときは結構話しかけられるが、スマホをいじってるとほぼ話しかけられない」ということ。神林さんは「奴等にとってスマホは特別な用事で 読書は中断されても構わないただのヒマつぶしという認識…!!」と憤る。確かにそうかも。

    「プロレスファンってちょっと面倒臭いイメージあるな」「えっ SFファンよりもですか!?」というのに笑った。

  • 本のことをあれこれ話し合っているだけのマンガなのに、こちらの読書欲をしっかりと高めてくれます。ああ、ほほえましい。こんな読書談義してみたいです。ただ、私は読んだ本をまったく覚えてないのでちっとも語れないのですが・・・

  • だんだんさわ子がまともな読書家になってきている感があるし、メイン4人の関係性も少し変わってきているフシがあるし、基本は読書あるある一発ネタを繰り返す作品ではあるが、その中にも時系列や変化が垣間見えるのがすごく好き。

  • 今夏の課題図書なので読んどくように!

    なんつって。
    いやあ、
    ますますますますどうにも尊くなっております:-)

    冬のなぎさで独り、さわ子を想う神林に「ここまで来たか」と思う。

    プロレス本回に大笑い(ノ∀≦。)ノ
    遠藤くんの椅子語りにシビレタd(`・∀・)bね

  • 本を読みたくなる本っていいよね、ということで4冊目。

    読んでる本が出てくるとすっごく嬉しいし、読んでない本はすっごく読みたくなる。
    文学少女シリーズも同じように本を読みたくなる良い本だったけど、ド嬢は紹介される本の既読率が高いので更に楽しい。

    今回読んでたのは、
    「2」(町田さわ子と同じで過去作ひとつも読まずに読んだけど、順番逆で後から過去作でもそれはそれで楽しめたよ!)、
    「渚にて」(海岸で読みたい!)、
    「モモ」(大人になって読んだけど、もう1回読むと感想変わりそう)、
    「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(蜘蛛のくだり覚えてないな・・・)、
    「闇の中へ」(すっごく印象的で記憶に残ってる)、ほか。

    神林みたいに印象的なフレーズがいくつも頭の中に入ってたらいいだろうな〜。なんどもなんども読み返すから出来ることか。

    読みたくなったのは「魔法の世紀」、情報技術が世の中を変えていく未来の話聞きたい。
    それと「HERE」、1つの部屋の風景を時代ごとに切り取っただけの本。図書館にあったのでさっそく借りてきた(これから読む)。時代が30億年前から2万年もの未来まで渡るらしいので楽しみ。

    あるある話では、ぜんぜん記憶に残らない本のところかな。
    三毛猫ホームズは確かに何冊か読んだはずだけど、ぜんぜん覚えてない…。覚えてない本が多すぎて、「本を読むとは…」みたいになることもあるけど、まあ楽しめれば良しにしとくしかない…。

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著者プロフィール

代表作『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『銀河の死なない子供たちへ』『オンノジ』『ヨルとネル』など多数。2014年に第18回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞。2016年10月には『バーナード嬢曰く。』がアニメ化される。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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