バーナード嬢曰く。 (5) (REXコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 200
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・マンガ (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758068604

感想・レビュー・書評

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  • グータラな読書家“バーナード嬢”こと町田さわ子と、その友人たちが図書室で本の話をする物語。巻を重ねるほどに、さわ子と神林の青春が色づいてきてそこもいい。さわ子のデジャブについての言葉が印象深い。
    「私 デジャブって好き 今この瞬間がパッと思い出の中の風景に変わっちゃうみたいじゃない?」
    ここからラストへの流れはまさに青春小説を読んでいるような読み味で素敵だった。それに今回も、さわ子を意識して焦る神林の可愛さも存分に堪能できてよかった。

    他のメンバーも相変わらずだね。長谷川が「下巻ある?」って言われて浮かべた恍惚の表情が、ゴールデンカムイの辺見和雄を思い出して笑ってしまった。遠藤君の「何月で切った?」のひねくれ方も面白い。長谷川のフォローも追撃にしかなってなかった(笑)

    あと、さりげなく名言を入れてくるところもこの作品の魅力。
    「後で恥かくとか気にしてたら 誰かが評価したものしか評価できない人間になるぞ」
    この神林の言葉は周りの目を気にしがちなぼくには刺さる一言。読書は自由なものなのに、いつの間にか自分で不自由にしちゃってたりするんだよね。

    「人間というものは進化しているのだから、おれのつぎの世代であるおまえが、おれより劣っている訳がない。」
    この『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』からの引用もグッときた。この言葉を言われたかった人生だった。いつか自分はそう言ってあげられる親になれるのだろうか。

    ぼくの好きな『春にして君を離れ』が取り上げられていて思わず声をあげてしまった!この作品は登場人物の誰に感情移入するか人によって変わってくると思うので、いろんな人に読んでみてほしい一冊。アガサ・クリスティーが描く、人の心を解くミステリー。
    こうやって好きなもので共感できたり、新しい本へ興味を持てたり、読書が楽しくなるマンガでいいよね!

  • 一気読みです。とても面白かったです。
    今巻も読書仲間と、くだらない話も含めてこんな語り合いができたらなと思わせてくれる内容でした。
    「カササギ殺人事件」の反応はまさにその通りで面白かったですし、「手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ」読んでみようと思えました。

  • もはや完全に主人公は神林さんだし、内容も本好きあるある漫画というよりも百合漫画となりつつある。なんか町田さわ子は(神林さんにとって)尊い感じの人になってる。

  • カササギ殺人事件、読み返そうかな。
    手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろが気になる。
    町田さわ子と神林と仲間になりたいっていつも思うけど、ワタシにもちゃんと仲間はいる。

  • これまで気付いていなかったけど、1ページ当たりの紙が分厚い。
    たぶん。

  • 言ってしまえば「大将、いつもの」という安心感なのだが、神林と遠藤くんの距離感をあえていじってくるのが面白かった。
    シチュエーションさえ決まれば、キャラが勝手に振る舞うんだろうなあ。

  • みんなかわいくておもしろい。
    ずっと続いてほしい。

  • 既刊を読んだことがなく全くの衝動買いで本巻を読んだが、グイグイというよりグサグサくる。4巻以前を買おうかと真剣に悩んでしまった。

  • 視点人物がもはや神林になっている。十年たてば作風も変わるのだ。

  • 自粛で不自由な毎日ですが、本の中ではどんな世界にでもいける。心はいつでも自由だと思い出させてくれます。

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著者プロフィール

代表作『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『銀河の死なない子供たちへ』『オンノジ』『ヨルとネル』など多数。2014年に第18回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞。2016年10月には『バーナード嬢曰く。』がアニメ化される。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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