金持ち君と貧乏君 (IDコミックス gateauコミックス)

著者 :
  • 一迅社
4.01
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本棚登録 : 1425
レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758071796

感想・レビュー・書評

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  • 本編以上に、おじいさまと三崎くんの爺ちゃんのお話が切なくて……。もちろん、本編の、二人とも不器用なあの感じも、すごく好きなんですけど。あと、恋愛にまつわる話以外にも、三崎くんの兄弟たちの出てくるシーンも好きでした。恋する相手とか、家族とか、慈しみ愛する感情ってステキだな、っていうのを感じられる漫画だと思います。そしておじいさまがお茶目で可愛すぎる。

  • 割とガチでおじいちゃまがトライアングルに入ってくるのが秀先生らしくてすてき。

  • 孫世代より祖父世代のほうが好みすぎる。
    祖父世代たまらん。
    この孫世代と祖父世代を交差させるように描かれていて、面白かった。

    そしてやっぱりエロはなし。
    でもやっぱりそれでいい。
    エロなしBLもっと増えてくれないかなぁ。

    ただ、表紙裏を読んだとき、「つづきかきます、地震もあったし」って。
    地震?なぜここで地震?
    この一言が引っ掛かって。
    あー、こーいうの書いちゃう人だったんだって。

    ***以下ネタバレ***
    貧乏な三崎と、金持ちの明治。
    明治は三崎のやることに一々突っかかり口を出す。
    それはきっと三崎のことが好きで、三崎も明治の気持ちに気付きながら、ばかだといって受け流す。
    しれっとあまり表情がない三崎に対して、うまく愛情表現はできないけれど、影で三崎の苦労に涙する明治。
    そんなとき三崎は明治のお祖父様と愛人契約をすることに。
    自分の気持ちに自覚する明治、そしてその真っ直ぐな気持ちを前に揺らぐ三崎。
    十年後、出世払いの約束と、気持ちを伝えあう二人。
    このときの明治のイケメンっぷりがたまらない。

    祖父世代。
    三崎と明治の祖父同士は惹かれあっていた。
    空襲の中、命の危険が迫ってこようとも、明治の足が使い物にならなくなっていようとも、それでも三崎は生きようとしていた。
    そして戦後、何もなくなり、子どもを欲した。
    それぞれ結婚して、先に三崎が亡くなる。
    明治は姿や仕草が似ている三崎の孫に、面影を重ねては羨ましくなる。
    でも当の本人は雲の上で待っているというオチが可愛い。

  • 再読。
    偉そうに見せてものすごく純情な金持ち君が可愛い。

    でも、この作品の裏の主役はおじいちゃんですよね~。
    おじいちゃんのひそかな恋が
    何十年後かに両想いだったとわかるシーンは
    めちゃくちゃグッときました。

    しかし貧乏君は若いのに何でも分かっててそら恐ろしい。
    彼が本気で焦るところが見てみたいなぁ。

  • 3.5。わはは、不思議な話でした。予想してたのとは全く!違った。けど面白かったです。じーちゃんかわいい。じーちゃんのかわいさに全て持ってかれてますよ!じーちゃんめ。きゃぴきゃぴしててかわいかったです。じーちゃんが。BLだよね?!BLですよ。でもじーちゃんがかわいい。2話目から比喩表現というか心象表現というかでじーちゃんは若かりし姿です。かっこかわいい。半々くらいでじーちゃんに戻るけど。
    そんな感じで読んでたけど2話目もそんな感じで始まったのに切なかったです。月が綺麗、でほろりと泣いてしまいました。そこに愛の意味はあったのか。最後に明かされる時。
    じーちゃんは貧乏君の祖父が好きだったけど言えないまま。彼とそっくりの貧乏君に彼を重ねて見てるんですけど、そして若かりし自分と孫の金持ち君を重ねて、後悔するよ?て発破をかける為にちょっかいを。と思わせつつ多分じーちゃん本気(笑)
    自覚してない貧乏君とてもかわいかったです。真っ赤になってなんだこれ!って。そしてときめくなじーちゃん持っていくなじーちゃん(笑)
    最後の金持ち君かわいかった。かっこいいのに、わぁんって。貧乏君もかわいかった。どっちもかわいかった。10年も。そして最後にもじーちゃん(笑)いくつだ!ぐり子ぐら夫も良い味出してました(笑)
    最後の描き下ろしで描かれた貧乏君の祖父の真実。知れば切ない。
    全体のノリも不思議でした。漫画読み慣れてないと独特の手法かもと思いつつ。無駄な言葉を削ぎ落としてる。そして重要なこと、中心はほとんど言葉にされない。だけど明確に言葉としてそこに見えるのが、すごいです。言わない言葉。良子さんの作品はどれもそうですね。

  • 面白い!!理事長先生が若かりし頃の思い人と重ねて、恋にときめく姿が可愛いったらありゃしない!!このBLはいやらしさが無く、ただ好きな人のことを愛おしいと思い、そこに汚れた私欲がないところが素晴らしいです。

  • ◯◯君と××君シリーズの第3弾。
    おじいちゃん、乙女だね。
    カバー下にあとがきあり。

  • 結論から言っちゃうと、私はこの『金持ち君と貧乏君』が、○○君と○○君シリーズの中で最も好き。先に紹介させていただいた二作品にだって、これに負けず、むしろ、勝っている点はあるが、総合的なモノはこれがズバ抜けている
    絵柄、キャラ、ストーリー、ひっくるめて一皮剥けたな、秀先生、と読み手を戦慄させる何かが確かにある
    BL漫画なんて頭の腐ったオタク女子が読むような漫画だろ、と読んでもいないのにバカにする男の顔面に「そういう事は、これを読んでから、ほざきやがれっっ!!」と叩き付けたい一冊(もっとも、本が傷むので絶対にやらないが)
    妄想もリアルも含めた恋愛経験、作品を捻りだすまで逢ってきた人物や漫画から培った人生観が注ぎ込まれていない、二級品の少女恋愛漫画より、BL漫画の方がよほど、恋愛のバイブルになる・・・と私は勝手に盲信している
    「好き」を判り易い形にしたくて体を重ね合うシーンはないので、エロよりキャラの気持ちが必要な手順を通って重なっていくストーリーを愉しみたい、私みたいなタイプにはお勧め
    内容は、まぁ、素直すぎて素直じゃない男子高校生二人が近づいていき、ハッピーエンドになる、そんな定番
    ただ、他の漫画と異なるのは、惚れた一人の男を祖父と孫が挟んで、奇妙で切ない三角関係が成り立っているトコだろう
    今は会えない、本当の想い人の面影を、確かに同じ血が流れている三崎(孫)に見つけ、自分の花咲かすことが出来なかった気持ちを思い出す度、胸を締め付けられる春人のお祖父さんの言動がまた、長い間、片想いをしている楽しさと辛さを醸していて、読み手の心を掴む!! 感情の波紋が起こって、容姿が若返る描写に、「秀先生、攻めるなぁ」と唸った
    やはり、お勧めは、二人がちゃんと自分の気持ちに素直になれる、六本目「百年慕情」でしょうか。ハッピーエンドかと思いきや、まさかのオチで引っ繰り返ったw
    おまけマンガもグッと来た、色んな意味で
    この台詞を引用に選んだのは、上にも記したが、好い歳の重ね方をしてきた人間だからこそ感じられない嬉しさと哀しみが綯い交ぜになったモノであり、同時に秀イズムを特に感じられ、心に染み込んできたので
    もう、○○君と○○君シリーズは出ないのだろうか・・・

  • 金持ちくんの一生懸命だけど素直になれないところが可愛い。もっと二人のことについて詳しくみたかった

  • じーさん若ぇ。笑
    今迄BLのレーベル意識した事無かったけどgateauいいな。好きな傾向。
    何か題名から勝手に不穏な空気を感じ取って敬遠してたけど、これ迄読んだ秀良子さんの中で一番良かった。
    読んでる間中うるうるしていた。

    この「月が綺麗ですね」は漱石の和訳の逸話を引用しているようだけど、三崎爺は知ってて使ったのかな。
    そうだとしたら尚の事じわっとくる。

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