- Amazon.co.jp ・マンガ (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758072496
感想・レビュー・書評
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978-4-7580-7249-6 115p 2013.8.5 初版
○本作〔ゆるゆり〕のスピンオフ作品です
本作を見てから読まないと楽しめないよ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
櫻子がアホで、彼女への突っ込みを軸に展開していくのかなーと思いきや、ゆるくなりゆりもあったりで本編とはまた違う楽しさ。癒される。
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本作は,言わずと知れた傑作漫画『ゆるゆり』のスピンオフ作品である.したがって,私は本作に対して最高の評価を与えるものである.
大室家の3姉妹が織りなす,「ゆるふわ」な日常の物語は,『ゆるゆり』に示された非凡な魅力をしっかりと引き継いでおり,さらに,撫子の周辺では同作者の『ゆりゆり』的な――すなわち,本格的「百合」作品的な――展開も繰り広げられ,これは本作にとって良質な刺激となっている.
概して,本作は『ゆるゆり』のスピンオフとして描かれながら,素晴らしい,独特の風味を持って,本編に比類し得る程の,極めて秀逸な作品に纏まっている.したがって,本作は昨今に於ける最高レベルの傑作漫画であると評せるのである.
本作はWeb連載が続いているようであるが,『ゆるゆり』とともに永く続くことをひたすらに願いたい. -
ゆるゆり本編で京子を凌ぐ自由人として振る舞う櫻子が過ごす大室家の様子を描くスピンオフ
櫻子の自由さは本編と何ら変わらないのだけど、あちらと違ってこちらでは向日葵ではなく姉の撫子が主に櫻子の制御役になっているせいか櫻子の滅茶苦茶が良い感じに緩和されている印象
大室家以外の描写では姉の撫子や妹の花子の交友関係があるのだけど、こちらはこちらで賑やかな様相
ボケやツッコミのバランスが取れた撫子含む親友四人組、何故か尊敬の念を抱かれていく花子の友達付き合い
そして大室家のかしましさが描かれていくのだから、本編でもゆるい感じにしか描かれない百合要素はスピンオフでは鳴りを潜めるかと思いきや……
どうやら撫子には特別な関係の相手がいるようで
あの親友三人の誰かなのだろうということは推察できるけど、それ以上のことは判らない。だから読者は撫子はいったい誰と付き合っているのかと想像しながら読んでしまう
なもり先生は意外な形で百合要素を入れてきたね
普通にコメディとして楽しむことも出来るし、変則的な百合作品としても楽しむことが出来る
この二段構造はかなり好みかも -
お姉ちゃんの相手はいったい誰なんだ
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櫻子……残念な子。撫子の相手を微妙にボカした描き方してるのがニクい。なんとなくの予想はつくけど……
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『ゆるゆり』スピンオフは花子様とみさきちのライバル百合から撫子さんの彼女の謎もあってゆるいけど本編より百合っぽさは多め。ちなみに幻の11話は予想通り撫子さんの彼女絡みでした(勿論彼女が特定されるわけではない)。