にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者3 (一迅社文庫アイリス)

著者 : 香月航

• 一迅社 (2018年6月20日発売)

感想・レビュー・書評

[さらさんの感想 · 2023年10月17日]

王太子アイザックと貧乏伯爵令嬢リネットの婚約披露間近かと思われたが、リネットの父から「人違いではありませんか」という返信が届き、しかも園遊会には女装したリネットの兄が現れて婚約には反対だという。リネットはアイザックとの婚約を認めてもらえるのか――。

今回はリネットの実家の秘密が明かされます。
家族に愛されて育ったのね、リネット。

[chocochip150さんの感想 · 2021年3月13日]

ワケあり王太子殿下アイザックの側近レナルドのお兄さん設定を楽しんでたら、貧乏伯爵令嬢リネットの本物のお兄さんが登場。アイザックとの婚約を全面否定するお兄さん(とお父さん)。お兄さんを説得するために訓練に励むリネットと相変わらずリネットに甘いアイザックはそのままに、周囲のキャラクターの濃さというか存在感がどんどん増しているような、賑やかな感じが加わって楽しかった。リネットの家の秘密が出てきたり、無事にアイザックとリネットの婚約が認められたり、物語もしっかり進行。続きも楽しみ。

[へきくうさんの感想 · 2018年6月27日]

思わず、秀麗パパか！ってツッコミいれたわ（笑）あと東京喰種も思い出したり。リネット兄グレアムの女装の理由はちと泣けるよね。兄ちゃん、シスコンやん。アイザック殿下はほんと苦労すると思う。あんな小舅2人いたら（笑）話はこれで一区切りかな。結婚式まで話は続く？でもこの巻でキリはいいんだよね。

著者プロフィール

長野県出身、東京都在住。2011年よりWebにて小説の発表を始め、2014年に出版デビュー。

「2018年 『転生しました、脳筋聖女です２』 で使われていた紹介文から引用しています。」