- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758091114
感想・レビュー・書評
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絶対的カリスマの死を引き継ぐ物語。
流れとしては、
・カリスマの死、謎のメッセージを残す
・主人公、さえない感じ
・少年を預けられる。戸惑うが、なんとか交流していく(読者は、オネショタ展開に萌える。でも謎のメッセージも気になる。そして、いつかこの日も終わるのではないか、旦那の動向も気になる。
・少年脱走。和解。
・料理展開。お弁当事件。キーボードプレゼント。ちょっと気まずくなる。
・謎のメッセージがあきらかに。
・このままハッピーかと思いきや、弁護士と旦那登場。こっから話のスピードが増す。
・旦那の試練を乗り越え、和解。
・主人公は成長し、少年も成長する。悪者の旦那と弁護士も実は良い人で、反転、カタルシスがある。
・キーボードを弾く。あとはお幸せに!
といった感じ。続きが妄想したくなる、すっごく読みやすく良い小説だった。とくに、主人公のセリフが上っ面じゃなくて、真に迫っているから、良い。シンプルで、それでいて考え抜かれたものがある。カリスマの死をテーマにしたものとしては、もっとも文章を短く、すぱっと書いてると思う。他のカリスマの死の物語は、すげーセリフが長かった気がする。気のせいかもだけれど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
びっくりするような設定、軽妙な同僚との会話と、主役二人の触れあい。BOOKOFFの期間限定ポイントが明日までという事で、そんなに期待することなく100円コーナーで何気なく買っただけなのに、当たりでした。
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今はそれほど連絡をとっていない昔の親友から子供を託される。戸惑うし、断りたくもなると思うけれど、未樹を受け入れた久水の思い切りの良さがすごい。最初の頃の意思疎通が出来ていない感じはもどかしかったけれど、不器用ながらも少しずつ近づいていく2人は見ていて楽しかった。大切な人を失った2人が立ち直るために必要な時間だったのかも。と思えたし。出会ってからそんなに時間もたってなくて、手探り状態の2人。一緒に料理をしたり、買い物したりする日常を見ると、「家族」になっていっているのが見えて嬉しくなった。未樹のお母さんで久水の親友の茜の規格外さが垣間見えて、3人で過ごす時間もあればよかったな…と思った。
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これはノベル系かな
あっさり系、情景も思い浮かぶことができ、
いろいろあるよなあ、なんて独り言
二人を応援したくなる