- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758091510
感想・レビュー・書評
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氷の騎士、実は不器用男でアウローラにはメロメロのフェリクス、その姉のルナ・マーレ、その強面の旦那、変態のユーレなど個性豊かな面々が躍動する物語が今回も面白い。ルナ・マーレの生まれたばかりの赤ちゃんに異変が起こるが、実はその背後には思わぬ陰謀が隠されていた!解決には、アウローラは勿論、フェリクス、王太子も活躍。刺繍に関する描写も満載。凄いよ。
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安定の読みやすさと楽しさでまた一気読みしてしまった。
新婚の、クラヴィス家の若奥様として、刺繍を楽しみつつ、ルナ・マーレの出産後公子の臨時の乳母としてまたまた騒動に巻き込まれてしまうお話。
どんなにラブラブっぷりが描かれているかと楽しみにしていましたが、んー、それは若干肩透かし。それと仕方ないけどカイがいなくなってしまったことも寂しい(;´Д`)
産まれたばかりの公子が悪意にさらされてしまったことがかわいそうで辛かった。小さな子への攻撃はやめてくれ。 -
フェリクスとルナ・マーレの姉弟のやり取りが笑える。今回はユールの出番がほとんどなかったので、2人の掛け合いが見られなくて残念とか思ってたけど、この姉弟の会話もなかなか。
今回の事件の中心は生まれたばかりの赤ちゃんです。
正直純真無垢な赤ちゃんが悪意の標的にされ、気分の良い話ではありませんでしたが、アウローラの原始の魔女としての力がハッキリと証明された進展のある一冊。
謎の魔術師⁇も登場し、物語も少しだけシリアス展開な予感。
ところで今回はフェリクスさんの印象少し薄かったかな〜。確かに1番大事なところは持っていきましたが、どちらかというとフェリクスの魔力を込めた指輪がいい仕事したなーという感じ。
蜜月の騎士、どうした。 -
ローラとフェルのラブラブっぷりが加速中。そんな印象の巻だった。今でもローラが自分の事を「刺繍が好きなだけの地味な女性」としか思っていないのがある意味すごい。そんなローラだから、フェルと一緒にいられるのかもしれない。
普通の人である自分だけど、何かの役に立つなら頑張る。というローラは、近くにいたら友達になりたいくらいの人だと思う。まぁ、「普通」ではないけど。 -
不穏…ですね。
結婚して完結後の軽い後日談かと思いきや、今後の展開への助走?フラグ立て?終わらないのですね。
フェリクスの姉で公爵家に嫁入りしたルナ·マーレの出産、泣き止まない赤子が何故かアウローラが抱き上げると…。
全然解決した気分になりません。
もっとまとまってから読めばよかったです。 -
刺繍大好き伯爵令嬢アウローラと超絶美貌の騎士フェリクス。フェリクスの短髪姿やっぱいいなぁ。
今回は、新婚中に、義姉ルナ・マーレに生まれた子どもに気に入られたらしいアウローラが臨時の乳母になる。始めから終わりまで不穏な感じだけど、なんか釈然とし切らない終わりだけど、アウローラとフェリクスが仲睦まじくて何より。
やっぱり、私はアウローラの兄・ルミノックスが出てこなくなるのが寂しい。