エリート外交官は落ちこぼれ魔女をただひたすらに甘やかしたい (アイリスNEO)
- 一迅社 (2020年12月2日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758093026
感想・レビュー・書評
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大商家の庶子であるカトリーンは家族から使用人以下の扱いをされていた。当たり前に魔法を使える国にいながら魔法を使えないことで蔑まれてもいた。そんな中、父親と同年代の変態伯爵との婚姻の話が。
家族との決別を決意したカトリーンは友達のワイバーンと東の国へ旅立つ。
たどり着いたハイランド帝国は魔法を使える人が珍しく、カトリーンには住みやすい国だった。
カトリーンは親切な老夫妻の薬局で得意な魔法薬の調合を生かしてのんびりと暮らし始めるが。
自分の出来ることをコツコツと、笑顔で頑張るカトリーンが周囲を元気にしていく。
もっとワイバーンのテテの活躍をみたかった気もするけれど、楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家族の温かさを知らずに育ったカトリーン。向う見ずなところはあるけれど、とにかく一生懸命で応援したくなる。フリージの正体(?)を知っても、利用しようなんて全く考えないところも好感がもてるし。自分の力で頑張るカトリーンに、フリージも惹かれたのかも。心の中で考えすぎて言葉が足りない上に、恋愛に関して鈍感な2人。すれ違いもありそうだけど、フリージがカトリーンのことを甘やかしたい!という気持ちはいつまでも変わらなそう。
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