ふつつかな悪女ではございますが2 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 272
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758093705

感想・レビュー・書評

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  • この巻で一応の完結です。

    芯の強い玲琳のカッコ良さが気持ちいい。

    一巻では玲琳に起こることの理不尽さに腹立つこともあったけど、事情が明らかにされるにつれて、悪者だと思ってきた人たちの事も可愛そうに思えてきた。

    続きも楽しみです。

  • ネットの広告でコミックを試し読みしてから続きが気になっていたこのシリーズ。
    主人公がたくましく、斜め上をいく思考回路の持ち主なのがとにかく楽しい。
    話のテンポも良く、善悪の塩梅もいい、とにかく全てが"良い具合"に進んで読みやすかった。

  • 面白かった!とうとう主要人物にバレる入れかわり。
    でもまあ、みなええ感じにおさまった。
    中村いれかわり本のいいところ的な楽しい話だった。
    ここで完結してもええかとも思うが、まだ続くらしい。
    それはそれで次巻も読むけど。

  • 全巻は若干モヤモヤしながら読んでましたが、今巻から面白くなってきました。悪女になりきろうとするヒロインがひたすら格好良かった。
    皇太子と彼とどちらかとくっつくんでしょう。
    先が楽しみです。

  • おぉ、ついに取り替え伝が一旦だけど終わった。
    長かったけど、犯人があの人だったとは…。
    人は見た目とか噂とかでは判断できないねぇ。

  • 一件落着してよかった
    主人公ほんま見習いたい

  • 妬みからの入れ替わりかと思いきや、それだけではすまない方向へと大きく物語が動き出し、それぞれの思いを絡めて騒動はこの巻で一応の決着を迎える。
    『読み物』としてのエンターテインメント性は良いと思う。一連の展開は面白く読めた。

    ただ、恋愛部分は難アリに感じた。
    【死と隣り合わせの病弱さから、毎日ただただ『生きる』ことに必死で、色々な感情に疎い】という設定付けのため、向けられる恋愛感情に恐ろしいほど鈍い。
    男二人から明確な感情を向けられてる(ただし、一人は無自覚)のに、素でスルーしまくっていてここから発展するのかどうか怪しいし、発展してもかなりジレジレになることが予想できる。
    個人的に逆ハーが好きではないので、こういう無意識に複数の男を手玉にとるヒロインのジレジレ展開が苦手だから引っ掛かっただけかもしれないが、正直中途半端な恋愛要素はない方が楽しめたのに、と思った。

  • 面白かったけど続くの?

  • 物凄く頑張って本文はなんとか読了。特別編?からはもう無理。いつか頑張って読めるかも?と置いていたが、諦めた。1巻が面白かったから期待してたのに、今回も2巻からあれ?っとくる、いつもの展開…。しかもこれ次もあるみたい。まあ読まんけど。この先どうなるかは知らんが、ヒロインはよくあるイライラする程の鈍感で、好感度ダダ下がり。皇太子もちょっとん?って思うし、何より辰宇がキモかった。相手人妻よ?それも上司?の。好きになる事は悪い事ではないが、こいつ必ず仕留めるとか言いやんの。いやー、マジでキモかった。特別編とやらもこいつが出て来るみたいで、とてもじゃ無いがあの流れでは読めなかった。なんかこいつとくっつけようとしてんのかな?皇帝の血を引くみたいだし。もしくは当て馬?こう言う展開が好きな人もいるんだろうが、私には無理だわー。ヒロインも好意を持ってるってんならわからんでもないが、そうじゃないしね。はー…期待してたのになぁ。残念。

  • 「よければムカデさんをひきちぎったりします?」とか、ヒロインは鋼メンタルにも程があるww 振り回される周囲が面白すぎた。今後、ちゃんと恋愛方向に進むのだろうか……。

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著者プロフィール

2016年『無欲の聖女』を出版して以来、『神様の定食屋』『地獄の沙汰もメシ次第』(双葉社)、『シャバの「普通」は難しい』『貴腐人ローザは影から愛を守りたい』(KADOKAWA)など多数手がける人気作家。圧倒的な登場人物の魅力と、爽快感あふれる展開に、読者から熱烈な支持を受けてやまない。Twitterアカウント @satsuki_nkmr

「2022年 『白豚妃再来伝 後宮も二度目なら 二』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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