- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758410267
感想・レビュー・書評
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瀬戸内の小さな島にやって来た、劇団コカペプシの4人。
彼らは島でバイトしながら島で行われるアートフェスに出場するつもり。
同じフェリーに乗り合わせたのは、島でカンヅメ予定の作家とアシスタント。
彼女達との恋や、島で持ち上がった産廃問題に巻き込まれていく
ひと夏の青春物。
こんな異空間の島にノンビリ滞在してみたい。
【図書館・再読・7/23読了】 -
実際にこの舞台を見てみたい。
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竹内さんには珍しい、色気のある小説だけど、コント集団「コカペプシ」の劇中劇の展開が面白い!
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竹内真さんの本、というだけで購入したと言っても過言ではないかも。
いいじゃないか。好きなんだから。
演劇コンクールに参加するために、瀬戸内の鹿爪島に渡ってきたコント劇団コカペプシ。
渡る為の船には、官能作家の佳苗とアシスタントの律子も乗り合わせていた。
宿泊費を浮かすつもりで鹿爪島でアルバイトしていたのに、どういうわけか島の産業廃棄物問題に巻き込まれ……。
うーん。何と言うか。いまいち。
キャラクターは立っているんだけど、この人でなくてもいいんじゃ?という思いが抜けなかった。
別にコカペプシでなくても、佳苗でなくてもこの話は成立するんじゃないかなー、と。
「この人達でないと駄目なんだ!」と思わせるものが欲しかった。
『自転車少年記』(新潮社)とか、それが十分だったからぐいぐい引き込まれた気がするし。
コカペプシのコントも、律子の書く小説もさわりしか描写してくれないので、あまりイメージがわかなくて。
違和感を感じながら読み進めたからかもしれないが、話のラストも強引な気がしてしまって、結局最後まで話に乗り切れなかった。
次に期待。 -
そのうち書きます