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- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758410663
感想・レビュー・書評
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再読。
再読にしてなかなかのくどい文章だと気付いたけれど、
それも東氏の面白さと思うと楽しめる。
14歳の売春をする少女と
地元の名士と言われた老人のつながりが
そうかぁ、そう来たかぁとなる。
毎回毎回、救いようのない話なんだよなぁと思う。
でも、探偵畝原は好き。
ひきとられた幸恵が声を発するのが嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
畝原シリーズ第五作。
官公庁の不正がらみのようなスケールの大きい話は
今回出てこない。
その代わりに、
地域の不良社会と地方文学界の
黒い部分が重なり合った嫌な世界が今回の事件。
最後の暴露は必要なのかちょっと分からなかったけど。
出てくる不良が軒並み不快に感じるのは
やはり上手だと思う。
あと、読了してから感じるのは、
この畝原シリーズはタイトルが秀逸だということ。 -
結末に無理がある。