史記 武帝紀〈一〉

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411196

感想・レビュー・書評

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  • 圧倒的な北方節。今後も期待

  • 宮城谷さんの中国歴史小説も好きだが北方さんのも好き。所々かなり以前に読んだような気がするが何度読んでも面白い!余計なものがなく淡々と読めるところがいい。

  • 2023.06.07
    次はこの本を読むと決めてた。やはり面白い!

  • 図書館で借りて読んだ。
    水滸伝のほうが好きだなあ。

  • 高校世界史程度の知識しかない時代の話だったこともあり、先の展開がわからず、わくわくしながら読むことができた。各登場人物それぞれ魅力があり、物語の視点が各項ごとに変わるところも面白かった。

  • 20131109 ここまできたらこのシリーズも読むしかないか。あまり知らない時期なので良いかも。

  • ★2013年6月18日読了『史記 武帝紀一』 北方謙三著 評価B+
    漢7代目皇帝劉徹(武帝)の物語。予想外の展開で皇帝になった劉徹が、次第に力を蓄え、皇室、中央政治の舞台を掌握し、ついに衛青という天才的将軍を得る。守り一方であった漢軍を、攻撃のできる機動的な騎馬軍に変え、衛青がついに匈奴を打ち破り始める。
    また、皇帝が10代半ばに自らの意志で、西方に派遣した張騫は、匈奴に捕らえられ、9年を過ごそうとしていた。
    水滸伝から始まる北方中国小説の最新版が文庫化され始めたので、じりじりと待ちながら読んでいく事にする。北方は、平成の吉川英治ですな。。。

  • 最近中国歴史小説に進出してきた北方謙三だがキャリアの為せる技か意外と面白く全7巻を1ヶ月ぐらいで読み終えてしまった。全盛期の光の裏の影の部分を陰りのある文章で表現できるのはハードボイルド作家だからなのか。ところで青空文庫に中島敦の「李陵」という作品があるがこれと読み比べることをお勧めする。中島作品は無駄な言葉を徹底的に削ぎ落とし一語一語が鋭く突きつけられる刃のようで冗長性がまるでなくそれでいて読後の余韻は北方作品よりも深い、と個人的には思っている。

  • 1ー7巻読了。レビューと評価は7巻目にあり

  • 堅実でどっしりとした文章と、胸が熱くなるストーリー。帝、将軍、使者の3つの視点から語られる物語。今後が気になる。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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