れんげ荘

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 134
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411356

感想・レビュー・書評

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  • 「頭のなかに描いてるかっちりした鋳型にがんばって自分を嵌めこもうとしてる
    どこにいてもその人にふさわしいモデルケースなんて教えてくれないから
    自分の頭のなかで考えて自分になるしかない」

    常に何か正解があるんじゃないかって、求め続けている気がする。
    だけど、理想形を追うんじゃなく、一日一日自分を作っていくのが人生。
    やりたいと思ったことは今この瞬間からなんでもできる!
    違う生き方だってしようと思えばできる。
    納得のいく生き方ってきっとそういうことだな。

  • したいと思った事をしたい。
    例え親が反対をしていても、ひとりでも自分を分かってくれる人がいるなら幸せかも。
    ただ、芯が強くないと貯金はあったとしても、何もしてないというのは不安だらけになってしまうかもしれない。
    まずは、ぶれない心を持とうと思う。

  • 有名広告代理店を45歳で早期退職し、家賃3万円代の都内の安アパート「れんげ荘」に引っ越したキョウコ。
    働かず、月10万で暮らす貯金生活者となった。

    雨風、暑さ寒さもしのげないような安アパートは無理だが、リタイアして、何の予定もない毎日はとても羨ましい。
    (図書館)

  • 大手広告代理店に勤めて、気づけば結婚もせずに45歳になっていたキョウコ。

    顔を合わせれば愚痴と小言ばかり言う母にうんざりし、
    長年の激務にも体力的精神的に飽き飽きしてきた頃

    思い切って会社を退職し、母と離れて引っ越した先が、れんげ荘だった。

    梅雨にはカビと湿気、夏には蚊の攻撃、冬は極寒という
    古臭くてボロボロのいつ崩壊してもおかしくないようなれんげ荘で
    仕事もせずに貯金だけでのんびりと暮らす毎日。

    人間って何かしていないと不安になるものだよね。達成感とかほんとに必要だよね。
    それに勤め人、主婦、学生、と何か型にはまるものがないと、高齢者に子供はともかく、社会的に不審がられるし居場所がないよね(^^;

    生きていくって単純じゃないのかも)^o^(

  • 群ようこさんの小説は、出版されるたび、
    主人公が自分の年齢と」同じで」びっくり。
    今回もはまりました。うなずきながら読んでます。

  • 毎月10万円で過ごせるだけの預金を持ってれんげ荘へ来たキョウコ。ぼろアパートの梅雨や冬、夏の描写が豊かで面白い。素敵な日常が詰まっている。

  • 仕事を辞めて無職生活、というところに共感して読んだ。

    母親との確執、根深い問題です。
    独身の女性にとっては、とくに根深い問題だと痛感。

  • 仕事をやめて月10万で生活するのは自分だと考えられないけど、他人事だと楽しく読める。
    母親との関係は共感できるところもあったり。
    続編が出ているので、読んでみたい。

  • 知り合いが読んでて気になって読んでみた。とてもほっこりした。一気には読めなかったけど、ゆっくりマイペースに読めた。失業してからの暮らし方について共感もできたし、人との関わり方についても温かい気持ちになる作品でした。(特に最後の姪との絡みが良かった)続編も読みたい。

  • 図書館で続編が出ているのを見つけたので再読。ブクログを始める前に読んだから登録してなかった。
    主人公のキョウコやお隣のクマガイさんのように生きられたらと思うけど全然出来るような気がしない。欲と煩悩だらけの自分が怖くなる。人生は日々修行だな。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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