- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758411493
感想・レビュー・書評
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苫米地さんの本にしては、正直得るものが少なかったかなと思いました。でも、これは自分がすでに他の苫米地さんの本で読んだことが増えてきたからかもしれません。印象に残ったのは研究費についての部分。やっぱり、予算がケタ違いについていればその分失敗もできるし結果もより良いものに仕上がる可能性が高い。そういった意味で、税金の使い道だって吟味されてしかるべきだけれど、使えない状況よりは予算がついて何かをしてみることができる状態にある、ということはすごく前進しているんだろうなと思いました。そのあたりが腑に落ちた一冊でした。
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<まとめ>
・「宇宙はなぜ存在しているのか?」
→「寂しいから存在している」
・時間は、未来から現在に向かって流れている
・神は誰がつくったのか?
→記憶である
・1人1人が自分の宇宙を持っている。その宇宙の中で自分を幸せにできる人は自分以外いない
<私はこうする>
・さすが苫米地博士、ぶっ飛んでる( ゚д゚)
→正直な感想だが…
・ここから私はどう考えるかだが、時間の流れの概念にたいする見方を少しアップデートできた。
例えば現在、何か嫌なことが起こったとしても自分の中で「時間は未来から過去へ流れている。だからこれは、必然なんだ」と解釈したり、「結局、自分を幸せにできるのは自分以外にいない」と開き直ったりすることが大切だと理解した。
・苫米地博士×宇宙ということで、一度読んだだけでは理解できない箇所も多かった。また読み返したい。 -
じつは、さっぱりわからないけど、
すごそうな本
2016.11.26
読んだ。
すごい! -
宇宙規模のスケールで語られる「哲学」の本。なので学術書と言うよりは、文学としてとらえると腑に落ちる。
とはいえ、小難しい話ばかりではなく、SFチックな想像力をかきたてられるので、ゆっくり思考しながら読むと、充実した時間が過ごせるはず。
そもそもの公理が、著者の他の本で補わなければならないものばかりなので、新しい読者層獲得が目的だったのではないかと思われる。ちなみに僕も、この本で著者を知った。 -
哲学としても詰めが甘い気がする。
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宇宙と自分の存在について一つの解。
この世の仕組みはすべてわかる。
これからの人生で自分でやることは
自分の宇宙を定義する。
それは自分自身の心が決める。
自分がつくりたい宇宙をつくる。
幸せになりたければ幸せなものだけに囲まれたらよい。
人の宇宙は無関係であるし、物理宇宙すら無関係である。
自分自身を自由に解放するためには、周りと調和しつつ自らが求めるもののみで満たす。 -
新興宗教の方々も、どうせなら本書くらいの教義を準備して欲しいものだ。
まぁ、それは筆者が真っ向から否定しているものなのだが。
どっぷり浸かると信者になってしまう皮肉だが、折に触れて読みたくなる心地良い頭の刺激。 -
超天才で超うさんくさいマッドサイエンティストこと苫米地英人が宇宙について語った本。
なんでも角川春樹に「おい苫米地、お前ホーキングは間違ってるって言ってたよな。それ本にしろ」と言われて書いたとか。
最新の分析哲学では時間は未来から過去に進む、とか仏教の空や唯識的な考え方など、難解な部分もありますが、そういうところは飛ばしてもちゃんと大枠はわかるようになっている。
角川春樹ナイス!
超おもしろいよ。 -
Dr.苫米地の本はいつも面白い!