夕暴雨―東京湾臨海署安積班

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.54
  • (15)
  • (56)
  • (63)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 316
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411509

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 臨海署がようやく新しく建て替わり強行犯係が増員。はともかく、もう一人の係長が相良さんかあ。安積さんの胃が大変そうだ。
    安積班の面々は相変わらず絶妙なバランス。信頼関係が良いです。
    相変わらずといえば、臨海署が新しくなっても速水さん健在で良かった。時々出てきて安積さんに軽口叩いていらっとさせて、なのに安積さんは速水さんの言葉に救われたような気になって。という二人の関係が好きなので。
    特車二課のことで珍しく苛々している速水さんも良い。
    ストーリー自体は突飛なものではないけれど、多分いわゆる探偵小説ならばここでこういくだろうな、という王道を敢えて外してる気がする。探偵小説では謎解きは絶対に外せないけれど、このシリーズでは被害者や加害者や周りの人の感情の動きや決意を優先させてるように見える。それが例えば、強い殺意なんかではなく、なんとなく、とかいうような理不尽な感情であっても。

    どうやらサザエさんワールドに入っているらしいこのシリーズですが、いま読みおわったばかりだというのに、もう次巻が楽しみです。

  • コミコンでおこなった爆発事件。
    壮大な伏線を張りつつ、実際には使わなかったりとなかなか面白い作品だった。

  • ネット爆破予告。コミケ。台場。
    トイレで爆発。カセットガスを加熱。目撃者でけが人が犯人。公私混同。
    人工島や人口の街をディスる。潮の臭いを懐かしむ。
    相変わらずの安積班。良いか悪いかというより伝統芸。

  • 安積班シリーズ最新刊は、久しぶりの長編でした。東京ビッグサイトで行われる同人誌即売会にネットでの爆破予告が。しかも、そのイベントに安積の娘が参加する!…娘よ、君はまさか腐女子ではないだろうな?パソヲタ須田の娘がそういうイベントに行く話だったら、須田パパはそう訊ねたかもしれないが(笑)そういうものに疎い安積さんは、たたひたすら娘の安全を心配するのでした。

  • 信頼関係が揺るがない安積班はメンバー全員が好きです。
    多くを語らず態度で示すのがカッコイイ。
    あと特車の全貌も見てみたい。

  • 安積班シリーズはこれまで全く手を触れたことがありませんでしたが、本書に私の好きなアニメ「機動警察パトレイバー」の「特車二課」が脇役として登場すると聞き、読んでみました。
    もっとも、本書の世界観はアニメとは異なり、レイバーもバビロンプロジェクトもない、ほぼ現実の世界であるため、特車二課が装備する「特車」もはっきりと正体は描かれず、「重機を改造したもの」とぼかされています。二課の面々も表立っては登場しません。後藤隊長は名前だけ何度か出てきます。
    ストーリーそのものは一言で言えば非常に面白いものであり、また考えさせられる内容でした。著者はネット掲示板やユーザーの心理についてよく研究しているなぁ、という印象を受けました。

  • 1冊で物語り終わる。
    短編かと思って読みだしたから、様子が違った。
    須田と村雨の対比は、今回も面白かった。
    ネットがらみの予告と犯罪。

  • コミケ会場を爆発させる
    安積班

  • 安積班シリーズを初めから読もうと思ったのだけど。
    この作品はシリーズの後半の作品らしい。
    部下を信じて事件を解決していく流れが面白い。

  • 東京湾臨海署お台場あたりの所轄警察署の安積ハンチョウの物語。コミケの爆破予告がネットに書き込まれる。臨海署の面々はネットの住人たちとの対決に戸惑いつつ、徐々に犯人を追い詰めていくのだが・・・犯人たちは警察への挑戦を目論むのだが、動機がいまひとつ弱い。ラストもやや拍子抜けする。

全70件中 1 - 10件を表示

夕暴雨―東京湾臨海署安積班のその他の作品

今野敏の作品

夕暴雨―東京湾臨海署安積班を本棚に登録しているひと

ツイートする