史記 武帝紀四

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411691

感想・レビュー・書評

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    【内容紹介】
    司馬遷、李陵、そして蘇武。過酷な運命を背負った者が、出会い、時が動きはじめる。 北方『史記』激動の第四巻、ついに刊行!

    【キーワード】
    単行本・シリーズ・中国・歴史・時代小説・シリーズ


    ++++1

  • 2人の将軍の働きで漢は領土を拡大した。北に籠もった匈奴が力を密かに蓄える中、漢の軍隊は緊張感を失い、弱体化していく。2将軍の死去により、匈奴と戦える将軍もいなくなり、力をつけた匈奴の反撃が始まる。

  • 衛青の死、李陵の成長。 武帝絶対権力者へ。そして匈奴の南への回帰。

  • どんどん死んでゆく…残り3巻

  • 1ー7巻読了。レビューと評価は7巻目にあり

  • 衛青の死の描写が素晴らしく感動した。武帝の光の部分を支え続けた衛青であるが、皮肉にも闇の部分を生み出す要因にもなっていた。

  • 今回は霍去病死後の時間について書かれています。
    華やかな時代が終わったせいでしょうか、今回は全体的に内容が暗かったように思います。
    武帝も司馬遷もその他大勢も、今回は主役を張るまでのキャラクターがおらず、中だるみ、のような感じを醸し出していました。
    この本の後も、李陵も司馬遷も良いことはないはずなので、少し次巻を読むのが憂鬱です。
    ですが、李陵のことも知っているようで知らないので、次巻を楽しみにしようと思います。

  • 変わり始める劉徹と漢。誰が死に、誰が生きるか。読めない展開にドキドキしながらページをめくる。

  • 衛青が死に、李広の孫、李陵が頭角を現し始めるという巻。絶対的な権力を手に入れた武帝でも、人の生き死には、なんともしがたいなんて、暢気なことを言っていたら、それ以外にも現実的な火種がどんどん増えてきた。

    しかし、武帝と桑弘羊の腐れ縁的な描写が、何度も何度も繰り返されるが、ちとくどい。もう、それは分かったから次にいって欲しいと思う。北方先生も、ちょっと厭きちゃってないかな、この話し。

    次の五巻では元気だして行こう!行ってください北方先生。

  • 「いま、李広利将軍の軍で、騎射が一番巧みなのは、俺だ」
    上体を起こし、李陵が言った。
    「いかに衛青大将軍にいつも見て貰っていたとしても、俺が一番というのはよくない、という気がする」
    「なんだ。自慢をしたのではないのか」
    「本気で、言っている。衛青大将軍や、霍去病将軍が戦に出られていたころは、弓のうまい者、剣の遣い手、戦の名手、馬をよく乗りこなす者。それぞれに、優れた者がいたはずだ。いまは、大抵のことで、俺が一番だ。それだけ漢の軍人は、自分を鍛えることを忘れていた、と言っていいのではないだろうか」
    「わからん。俺には、軍のことはよくわからん」
    「みんなが怠惰で、自分を鍛えることを忘れた。そういうことだと思うのだ、蘇武。俺はこの長い調練を終えたら、五百名の兵を預かることになっている。調練をやれば強くなるのだと、その五百名で、李広利将軍に見せてやるつもりだ」


    司馬遷という人が好きになった。お金とか身分とかでなく、志のために生きる。それで死ぬことになっても別にいいではないか。という生き方は好きだ。
    彼は自分に恥ずべきことはしていない。それで周囲に蔑まれることがあってもだ。

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