番狂わせ 警視庁警備部特殊車輌二課

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 266
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411707

作品紹介・あらすじ

世界屈指のサッカーチームへのテロ予告に、新レイバー隊員たちは、どう立ち向かうのか。

感想・レビュー・書評

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  •  第四刷読了。

     アニメ作品として有名な「機動警察パトレイバー」をモチーフにした内容です。

     とはいえ、おなじみの特車二課の面々が登場したりはしません。

     時期的には、劇場版パト2以降のお話で、三代目にあたる特車二課のお話。


     内容的にはプロサッカーのことを多少なりとも興味がないと、大変かもしれません。

     個人的には三代目特車二課の登場人物たちの名前がどうしてああなったのか気になりました。


     難解な文体のイメージが強かった作者の印象でしたが、実際に読んでみると、読み易かったです。

  • 2011年2月角川春樹事務所刊。押井さんらしい、ストーリーの取りまわしで、特車二課パトレイバーのフィナーレとしても楽しめました。

  • おもしろかった!
    サッカー好き、特車2課好きなら、楽しめるはず。
    あれから数年たち、あの頃のメンバーがほとんどいないことが少しさみしい。

  • 警察物であったが、サッカー描写が多すぎて途中飛ばし読み体制に入ってしまった。途中に今野敏小説の登場人物が横切ったのは・・・興味は引かれた。

  • 明が男だと思い込みで気がつかなかった。

  • パトレイバーだと思って読んではいけない、との評をどこかで読んだので、押井守節を楽しもう、と構えてから読む。
    ふう、構えておいて良かった~。
    押井節はさほどストレートに出ないが愛に溢れた山盛サッカー蘊蓄という読みにくい本だった…が、面白かった。サッカーへの興味はとうに失っていたが、見てもいいかな、位には復活した。

  • タイトル通り、番狂わせな星5つ。サッカー好き、またはレイバー好きには「特に」オススメ! 押井監督、これ映画にしてよ!

  • 対象がパトレイバーファンでサッカー好きっていう、少々ニッチな作品ではありますが、ほぼ全編サッカー、それも欧州プロサッカーの蘊蓄を語ってるだけなのに、何でこんなにおもしろいんでしょう。

  • 特車ニ課という単語に反応できる人のためだけの作品で、ピンとこない人にはまったく無用なしろもの。300ページ弱のうち7割りがたは延々と続くサッカー談義。おもしろいおもしろくないの次元でなく、押井守の悪ふざけにどこまで付き合えるかのがまん勝負みたいなものですね。

  • あの特車二課らしい。野明とか、出るかは読み出してから。

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著者プロフィール

映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。
竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。実写映画も多数監督し、著書多数。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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