- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758412049
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2019.03.17
-
美少女剣士と妖、二人が出会ったのは運命なのか……?和風だけれど妖がいるのが普通な世界でのチャンバラ妖ものです。いいとこついてくるなあ……ライトノベル風というよりは時代劇風で、美少女剣士よりも妖のほうがメインな感じでした。
いきなり過去がふってわいてくるのがちょっと読みにくかったけど、まあまだ新人さんだから……これからうまくなるかなと思っています。続編あってもいいつくりなので、続きお待ちしてますぅ。願わくば、幼馴染の彼がふられませんように……(たぶん無理)。 -
前作の『鈴の神さま』とはまた少し違った印象のお話でしたが、世界観もあり読みやすかったです。
キャラクターそれぞれのこれからが気になるしまだ序章といった印象。今後もっと複雑な展開になっていくことに期待ってカンジです。
夏野の成長も楽しみ^^ -
前作に続いて、妖かしがいる世界の話。
読みやすいし、登場人物たちのキャラ愛しい、哀しくも
温かい話。
これからも応援したい作家さんです。 -
江戸時代に似た、架空の世界のお話です。妖魔や、それを退治する職業や術があります。
主人公は夏野という女剣士。行方不明になった弟を捜しに都を訪れます。そこで出会った人々の事情に巻き込まれていく…という話です。
中心となる人物は3人ですが、その他の人物もとても鮮やかに描かれています。1章の時点では読みにくいと思っていたのですが、2章からは解消されました。
蒼太という男の子が出てくるのですが、とても私のツボでした。見た目は幼いのですが、内心では色々なことを考えている子です。この子と夏野の繋がりが好きです。
続編が出たそうで。夏野がどう迷い、成長するのか。また蒼太や恭一郎(もう1人の中心人物)とどう絡むのか、読むのが楽しみです。 -
妖かしと人間の話。
読み終わった後のスッキリ感がいい。
夏野(女子)の男気がカッコイイ〜 -
前作「鈴の神さま」も良かったけど、これもまた面白く一気読み。でも主役が表紙の夏野かと思ったら、“もなか”に例えると恭一郎と蒼太が“あんこ”の部分で、夏野は重要じゃない訳じゃないけど最初と最後で挟む“薄皮”のような(笑)?真木馨の活躍が思ったより少なかった。そして永華の視た恭一郎の跡継ぎ問題はいかに?あと、由岐彦ガンバレ。押しが足りないぞ!という事で、続編かなり希望です。
-
妖、剣、理術…
わくわく感、たっぷり
幼い…とはいえ侃士の夏野…少女と少年を行き来する感も楽しかった -
安良国という架空の国を舞台にした和風ファンタジー。
主人公は夏野という女剣士で、幼い頃かどわかされた弟を探しに東の都にやってくる。
この世界は、妖魔と人間が敵対しており、妖魔がらみの事件が夏野を巻き込んでゆく。
夏野の潔癖で一本気なところと、凄腕剣士恭一郎の得体の知れない感じが対象的で、キャラがよく生かされていたと思う。
恭一郎をめぐる騒動に否応無く巻き込まれる二人の活躍に目が離せない。
続編があれば読みたいし、今後、注目してゆきたい作者の一人と言える。