憂いなき街

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.40
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本棚登録 : 347
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412346

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーとしては特にドンデン返し系の話はなく、見事な伏線回収があるわけでなく、割と捜査が淡々と進む感じですが、捜査する側の人間模様が丹念に描かれてます。
    本筋とはあまり関係がないけれど、窃盗犯の氏家伸司の人生が切ない。最後の津久井の姿より余程。。

  • 道警シリーズ第7弾

  • 道警シリーズは読み始めると止まらない。
    今回もその通りです。
    少し切ない話でした。
    毎回思うのですが、どうしてこんなに惹きつけられるのか。
    どんどん先を読みたくなるのはなぜか?

    これが文章力なんだろうなと改めて思いました。

  • 警察官。

  • 道警シリーズ。高校の同窓会をやったあとだけに札幌の地名が懐かしい。といっても僕は札幌の高校に通っていたわけではなく、岩見沢の高校に在籍していたのだけど。
    札幌には予備校に通っていた1年と会社の札幌支店にいた6年の縁がある。狸小路の未だに昭和の雰囲気があちこちに漂う雰囲気が好きだ。シリーズの作戦基地ともいうべきブラックバードはその狸小路にある。本作での主役は津久井なのだが、佐伯と小島がついにとか色々発展があって、読んで札幌観光というより札幌在住気分に浸れる道警シリーズ。安心の読後感でした。

  • 道警シリーズ、読んでなかったのを発見。登場人物はみな魅力的なのはそのまま。主役と同僚(相棒的な?)が今回できちゃった。 しかし刑事って何年も昔のちょっとした事件の関係者とかずっと覚えているものなのか?さすがにないだろうな

  • 道警シリーズ第7弾。
    今回は恋愛要素多め。
    佐伯と小島はかなり進展。
    二人の大人な会話がカッコイイ。
    津久井の『おれは、警官なんだ。』にシビレた。
    でもせつないー、せつなすぎるー。
    新宮にも良い人が現れるといいな。
    あと滝本にも。

  • 2015/10/01
    移動中

  • 道警シリーズ、7作目。

    ミステリとしてはまさかの呆気ない結末で、正直「・・・」だったんだけど。津久井さんの純情物語として読む分には、面白かった、かな。まぁ、警察官も人間ということで、いろいろあるさ、ということ。ただ、私は警察小説にこういう路線を期待して読んでいるわけではないので、津久井さんの意外な女々しさと公私混同ぶりにはちょっと引いてしまった。まだ佐伯さんの野暮っぷりの方が好みかもしれない。

  • 津久井と佐伯。
    津久井>ジャズピアニスト、しゃぶ
    佐伯>小島

    宝石店襲撃 3人
    1人確保
    望月>死

    サックス ファン会長
    もう一人
    妊娠女
    静かな女 梓

    津久井>ピアノ弾いた

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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