群青のタンデム

著者 :
  • 角川春樹事務所
2.98
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本棚登録 : 333
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412438

感想・レビュー・書評

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  • 教場の続編ぽい。少し頭を使いながら読み解いて行く答え。しかし何故に、ここまで来てのこのラスト?耕史も長い時間をかけたものだな。それも色々な形の愛情の一つだったのかな

  • 「教場」に続く警察小説。分かりづらく何度も読み返し、なかなか先に進めなかった。

    残心 最後の最後まで気を抜いちゃいけないな。
    何が正義で何が悪か考えさせられた。

    H27.9.3読了

  • 連作短編集。
    文章は読みやすいのだが、説明不足で分かりづらいところが見られた。
    もう少し書き込んでも良かったのではと思わせる。

  • ちょっと凝り過ぎかと

  • 読み終わってみるとなんとなくまとまって話が飲み込めるんですが、読んでる最中は場面転換が結構急で頭を切り替えるのが大変でしたw
    一篇ごとに結構な年数が経過するもので。
    あと、自分の読解力が低いせいかいろんなところが説明不足というかいまいちわかりづらかったという印象。

  • 連作短編集、二人の主人公が警察学校から退職するまでのストーリーだが、短編が終わるごとに出世しており最後の結末では・・・
    「傍聞き」でもそうだったが、何度か読み返さないと理解ができないことがあった。伏線が多く、それが作品の厚みに繋がっていると思う。

  • 面白そうかな?と、手にとって読みだしたら、ついこの間「教場」を読んだばっかりだったので、のめり込んだ。

    警察学校で、どちらも優秀だった戸柏耕史と陶山史香の二人が、新米刑事から、張り合いながら、出世し、最後は、定年までの付き合いとなる。
    連作短編なので、読みやすいが、前の「教場」の方が、ピリピリとした緊張感が、あったように思う。
    しかし、前の「教場」の時の雑学で、植物のアブラムシは、牛乳をスプレーで撒けば、虫は窒息して死んでしまう。とか、、、
    今回のこの本も、鍋を焦がしたら、米の研ぎ汁を利用する等、、、おばあちゃんの知恵も、面白い挿入の仕方であると、思った。

  • 出来すぎ君だな。

  • 長岡ワールドと言える作品。とても読みやすく淡々とストーリー展開するのだが、伏線が最後まで張り巡らされていて気が抜けない!
    女男のライバル警官の成長物語構成だが、キーを補完していたのは出し抜かれたように見えた方だった。
    人間味に溢れながらも、情に流されないように定年まで独身を貫かせたライバル通りだが、恋バナを成就させたら物語はどう展開したか?
    そちらのストーリーも面白いかも。だがしかし、その方が辛い物になるか!
    以後のストーリーを読ませる思いが作者の狙いなら、楽しみが伏線になるかも?

  • 【収録作品】声色/符丁/伏線/同房/投薬/予兆/残心 前篇/残心 後篇

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の1位、「本屋大賞」6位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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