猫に知られるなかれ

著者 : 深町秋生
  • 角川春樹事務所 (2015年7月31日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412650

猫に知られるなかれの感想・レビュー・書評

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  • 敗戦後の占領下、日本の再独立と復興のため、極秘裏に設立された組織があった。吉田茂の右腕・緒方竹虎による秘密機関と異能の男たちは、通称「CAT」と呼ばれ…。

    戦争と諜報活動といえば柳広司の「ジョーカー」シリーズを思い起こすけれど、あの独特の雰囲気や切れ味はなかった。敗戦後の異能の男たちの複雑な心象に重きが置かれた作品で、退屈はしないものの全体的に何か物足りなさが残った。
    (C)

  • スパイものはのめりこんでしまう。
    誰も信じられない中で信念だけが自分を支えているのは、消したはずの己が芯にいるからなのかも。
    人生そのものが変わってしまった戦争のむごさや時代背景も含めてきちんと書いてくれたから、哀愁のあるスパイの世界でした。

  •  どれくらいの長さの作品になるのか。
     今は、なかなか興味深いとだけ。

  • 一話一話は面白いのだけど、背景が理解しきれなかったのが残念。

  • 戦後スパイもの。あまり読まないジャンルで新鮮。
    「果てしなき渇き」はどんな感じじゃろ。読もう。

  • 時代背景に少しこだわりすぎたので、本来のスリリングなストリーテーラーがよわいかな

  • 深町秋生版「ジョーカー・ゲーム」といった感じの作品。
    戦後の混乱期をスパイ活動をしながら生き抜く苦労が書きたかったのかな。
    「ジョーカー・ゲーム」ほどは楽しめなかった。

  • 戦後の1947年当時を題材にした作品。
    戦争は嫌が応にも人々を変えてしまうものなのだと強く感じたし、好むとも好まざるともそう生きるしかなかったのではないかとも感じた。

  • 短編でとても読みやすかった。
    シリーズ化して、今度は長編で読みたい。

  • 戦後すぐ、まだアメリカ占領下にあった日本で設立された秘密諜報機関CATの活躍。

    憲兵隊出身の永倉と諜報員出身の藤江のコンビ感が良い。間に挟まるドライバーの新田も良いスパイス。殺伐とした雰囲気ながら、CATメンバーのやり取りがクスリと笑えた。
    アメリカの占領下にあり、混乱を極めていた戦後直後の東京の描写が生々しい。戦争を未だ引きずる者と戦後復興に早々に切り替えた者などが入り乱れ、思想対立も複雑。その中で、CATは誰を味方にし、敵にしていくか。アメリカGHQの内部にも対立があって、その駆け引きが面白くなりそう。今作はまだまだ導入部分。今後、シリーズ化されていくことを期待。

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