食堂のおばちゃん

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412681

感想・レビュー・書評

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  • 舞台は東京、佃、嫁姑で仲良く営む「はじめ食堂」

    そこに集うお客さん達との交流も人情味にあふれてて
    心が温かくなりました。

    築地で仕入れた新鮮な食材を使って、
    バランスも良くてお財布にも優しいなんて…。

    煮魚、焼き魚、エビフライ、日替わり定食、
    どれもこれもみな美味しそう。
    そして小鉢っていうのがいいんですよね~。

    近所にあったら毎日でも通いたい。
    いや、近所でなくてもあったら行きたい。

    主人公が食堂のおばちゃんというだけに、
    目線が身近で楽しく読めました。

    そうそう、コロッケをあなどるなかれです。
    手間がかかるわりに、食卓での地位の低さが納得いかないです。
    あはっ、たまにしか手作りしないことの言い訳みたいですね。

  • いいなー、こんな食堂。
    どれもこれも美味しそうでお腹が減る・減る(笑)。
    思わず唐揚げとカツオのたたきを買いに行ってしまったよ。
    小洒落たメニューではなく、家で食べるようなメニューというところが魅力。
    これじゃ入り浸ってしまいそう。

  • 姑の一子と二三が営む佃島の食堂の日々。

    とにかく美味しそうなはじめ食堂のメニューが印象的。
    主婦としては、ご飯作り頑張ろうという気持ちにさせられました。

    一子と二三の関係が理想的で、ほっこりした気分で読めます。
    はじめ食堂の常連さん達も個性的で、害のない良作。
    楽しい読書タイムでした。

  • 山口さんはリアル社員食堂のおばちゃんでしたから、食堂の描写には、とっても現実感があります。
    工夫のこらされた家庭料理がたくさん。食べてみたいなぁ、と思って読み進むと、さいごにレシピが!という嬉しいおまけつきです。でも・・・どう見ても分量が10人前ですよね(笑)家庭の味を求めてやってくるお客さんの、ちょっとした秘密が明かされていくストーリーです。
    さくさく読めたけど、それぞれの登場人物のからみや、描かれる人生が面白かったです。
    それにしても、どんだけ食べる話が好きなんだ、自分・・・。

  • 食堂のおばちゃん辞めちゃったんですね。山口さんだからこそ書けた本なのかな。
    素敵なはじめ食堂。小鉢も2つ付いて、美味しい定食にお客さんが羨ましい。
    最後にはレシピもあるし、あったかい本でした。

  • 東京は下町、佃にあるはじめ食堂。
    美味しいもので人を喜ばせたいという気持ちがにじみ出てくるような、滋味溢れる料理たちはどれも美味しそうで、大衆食堂というもののイメージが変わりました。
    近所にこんな店があったらいいなぁ。

    ちょっとだけ痛い目にも遭うけれど、
    さぁ、空いてる席に座って。
    美味しいものを食べたら、ほら、人生捨てたもんじゃないでしょって励まされているような連作短編集。
    ときどき差し込まれる赤いチェックのビニール製テーブルクロスが、懐かしさに似た安心感を醸し出します。

    続編?も刊行されているようです。これは読まなくては。

  • とにかく美味しそう!!

    出てくる料理全てが美味しそうで、作ってみようと思いたいものばかり。

    続編なのか恋するハンバーグも読んでみたいなぁ。

    2017.5.31読了

  • 元は洋食屋だった店を夫、息子を亡くし、今は嫁姑の二人のおばちゃんがやっている食堂。この二人が本当の母娘のように仲が良くて微笑ましい。
    料理のレシピ本かと思うほど丁寧にわかりやすく料理の事は書かれている。が、料理の事よりも、たくさん出てくる登場人物の一人一人をもっと掘り下げた、“人”の話を期待したので残念。

  • 心がホッとする本。こんな食堂近所にあったら、きっと第2の家のような気になっていいなあと思いました。美味しそうなごはんがたくさん出てきて、レシピの記載もあったのでぜひ家で作ってみようと思います!2017.4.12

  • 作者が実際に社員食堂のおばちゃんをしていたということで、食の臨場感がおびただしい。
    付け焼き刃でない感じがする。
    たくさんの食材や料理が文の中に並べられるだけで、野菜はつやつやと輝き、魚の澄んだ目玉がこちらを見つめてくる。
    料理も全部作りたくなる。
    (巻末にレシピ付き!)
    お話は、料理にまつわる人情もの?
    最近、よく見かけるジャンルではあるが、ダントツに美味しくて読みやすい。

    万里くん、いい方向に向かってる?
    おばちゃんも(わたくし)心配してたのよ〜

    第一話 『三丁目のカレー』
    成功してからも懐かしい、ママの味

    第二話 『おかあさんの白和え』
    人騒がせなおじさんだなぁ(笑)
    食べ物にこだわりがないのは、別に寂しいことではない、人それぞれ。

    第三話 『オヤジの焼き鳥』
    親子の代替わりは…
    小気味の良い、解決。

    第四話 『恋の冷やしナスうどん』
    おばちゃんは男を見る眼も養われている。

    第五話 『幻のビーフシチュー』
    潔く変わること。

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