ぼくはまだ、横浜でキスをしない

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 68
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412940

感想・レビュー・書評

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  • *かつて盗撮事件を起こして離婚した父に頼まれ、父の隠し子の存在を調べることになった僕。だが、調べるうちに盗撮事件の背後に浮かぶ陰謀、言葉を喋る猫「ミケ」の登場、幼馴染との恋が交錯し、人生をかけた大事件へと変わっていってしまう――。青春ミステリの鬼才が新境地を開いた傑作の登場! *

    「青春ミステリの鬼才」の作品を読んでおいて言うのもなんですが…個人的には、この方独特の飄々とした大人の機微が大好物なので、この作品には全く入り込めず。お得意の「ちょっと変わってて人の言うこと聞いてない勝手気儘な美少女」が生理的にダメで…このテの女の子って、世間的には魅力あるのか??若い装丁も含め、学生さん向けの本ですかね…。

  • 知っている地名も出て興味深く、また、軽い感じでさらりと読み進められました。
    猫が喋る設定は、さらに軽い感じに?

  • 図書館の本 読了

    やっぱりこの作家さん好きだわ。
    今回は猫の動きが手に取るようにわかるのが面白かったし、横浜の土地勘もあるからなおのこと面白かった。
    やっぱりフェリスのお嬢様はご機嫌ようと言うのですね。

  • 夏が終わるから樋口有介を読もう。
    「ぼくと、ぼくらの夏」が樋口原体験だから、これはもう遺伝子に刻まれてるレベル。
    爽やかさなんてなく、シャツが汗ではりつくような湿度の高い日本の夏。
    そんな世界とまた出会えて嬉しくなっちゃったね!

    夏休みの男子高校生がつまづいた小さな小石が、あれよあれよと大岩になってオトコのコの行く先を壊していく。
    そのスピード感が気持ちいいんですわ。

    そして樋口センセの夏ミステリでは定番の女の子。
    変な子に惚れるのは何も主人公だけではないのです。わたし達も好きなのですw

    主人公と女の子の掛け合いも軽妙で楽しいんですよねー。
    ふたりともウィットに富んでて。
    軽妙洒脱とはふたりの会話かってカンジで。

    少しずつ解き明かされる事実、事実、また事実。
    それらが組み合って形作られたとき、パアッと霧が晴れるような感覚。
    ステキ。

    そして…これは読み手たる自分の(悪い)クセなのかもだけど、先を読んで構えてしまうんですよねー。
    樋口センセがこれで終わるわけがない…って。
    そんな悪癖すらも満足させてくれた今作。
    たのしかったー!!

  • ヨコハマが好きな人にとってはとても楽しめる小説だと思う 大人びた少年のルーツを探るボーイミーツガールものの小説 推理小説としてのプロットはまぁ、、、

  • 図書館で借りた本。
    高校2年生のアキオは、芸術家の母親とヨコハマの工房で二人で暮らしていた。父親は、小説家だが10年前に盗撮事件を起こして、離婚していた。その父親から、娘と名乗る女性が現れたので調査して欲しいと依頼され、調べてみることになった。途中知り合った幼馴染のお嬢様、メイとしゃべる猫のミケ。謎はどんどん深まっていく。

  • これぞ樋口さん!爽やかレモンスカッシュ。
    飄々とした男子とちょっと変わったカワイイ女子。よい。

  • 単純におもしろい!出てくるキャラ設定が楽し。 2017.1.20

  •  爽快な話を、ニコッと笑いながら読ませてくれるというのは、素晴らしい筆力。

  • 軽快な感じが樋口有介らしい

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著者プロフィール

一九五〇年、群馬県前橋市生まれ。八八年に『ぼくと、ぼくらの夏』で第六回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞。次作『風少女』が直木賞候補となる。主な著書に『彼女はたぶん魔法を使う』にはじまる〈柚木草平シリーズ〉、『猿の悲しみ』『遠い国からきた少年』の〈風町サエシリーズ〉、時代小説『船宿たき川捕物暦』のほか、『ピース』『金魚鉢の夏』『風景を見る犬』『あなたの隣にいる孤独』『平凡な革命家の食卓』などがある。

「2018年 『亀と観覧車』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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