サーベル警視庁

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412988

感想・レビュー・書評

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  • 明治を舞台とした刑事モノ。この時代の作品は他の作家も含めて初めてだったので新鮮だった。やはり現代とは異なっていて普段とは違う空気を感じさせてくれた。ミステリーとしては凝ったものではないが、まさか斎藤一が出てくるとは思わなかった。活躍度はNO.1だった。黒猫先生が現代を見たらやはり国民と国が別のものになっていると思うのだろうか。最近になって平凡であまり活躍しない者を主役にする作品が多いと感じるのだが気のせいだろうか。

  • 明治38年、日露戦争中という時代の警視庁で起こった事件の小説。
    時代背景に興味がなくなかなか読み進められず苦労しました。

    まだ電車が走り始めたばかりで、道は舗装されておらず一部の人が馬車や車を使う時代。警視庁は部長レベルしか車は使えず巡査は電車か歩きで移動。
    薩摩、長州という勢力を描きたかったのかなと思うけれどちょっと小説的にはおもしろくなかった。
    現代では薩長なんて言葉は聞かないけれど、今でも結局中枢にいるのは薩長なのかなと調べたくなった。

  • 日露戦争下の警察小説。

    作者の時代物は初めて読みました。
    実在の登場人物、藤田五郎(斎藤一)、山縣有朋、ケーベル先生(ラファエル・フォン・ケーベル)、宇佐川軍務局長(宇佐川一正)に加え、
    名前だけが登場するヘルン先生(ラフカディオ・ハーン/小泉八雲)、黒猫先生(夏目漱石)、建部遯吾、黒岩涙香と豪華です。
    捜査側は架空の登場人物たちで警視庁の面々はこれまでのシリーズのように個性付けがされているので、シリーズ化を狙っているかな?
    ミステリー部は時代を反映させた動機による犯行なので推理しずらかったですが、物語としては面白かったです。 

  • 面白かったです

  • 明治の小説は楽しいなあ
    主人公の視点で明治の世界が良く分かる

  • 斎藤一にあまり存在感はなかった。
    サーベルと日本刀。江戸と明治。

  • 明治38年、日本海海戦の快勝に沸くなか、不忍池に死体が浮かぶ。警視庁では、妖怪と渾名された鳥居耀三の縁者といわれる鳥居部長が指揮をとり、事件解決に乗り出す。
     貴族院議員の孫の探偵西小路、新撰組三番隊組長だった斎藤一などの協力を得ながら、内務省預かりとなった事件に果敢に挑む男たちの姿を小気味よく描いている。

  • 明治時代が舞台の警察モノ。今野敏先生の作品でこの時代は初かな?

    明治時代ではあるが、推理小説というよりはやはり警察小説っぽい。権力間での折衝や派閥争いなど、顔は違えど、どの時代でもよく似たことが起こっているものなのだなと。
    時代モノならではで、斎藤一や小泉八雲、黒猫先生(!)など、歴史上の人物が色々登場してくれるのが楽しい。時代背景の描写も興味深く読めた。
    今作もシリーズ化してくれそうかな。岡崎クンなど警視庁の面々のキャラは皆良かったけど、探偵クンのキャラはちょっと中途半端な感じがしたので、もう少し掘り下げてくれたら良いのになと思う。

  • 犯人はタイトルもヒントになっている。
    しかし、タイトルだけならこの作品読まないだろうな。なんかB級っぽくて(個人の受け止め方だけなんだけど)

    明治維新後の東京が舞台、どざえもんが見つかったことから、話は始まる。
    この死体は大学教授とわかるが、その後次々と殺人が行われた。遺体の傷痕には特徴がある。その特徴こそが犯人に繋がるヒント。

    最終的には、あることで捜査をやめ、手打ちとなったが、落としどころはよかった。
    齊藤一や山縣有朋が出て来て大物感が出ていた。

  • 時代性を強調しようとしてなのだろう“史実”のせいで、事件そのものは、すっかり影が薄くなってしまっていた。
    https://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14905899.html

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