真夏の雷管

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 177
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758413077

作品紹介・あらすじ

真夏の札幌で、爆薬材料の窃盗事件。爆弾製造?誰が、何を爆破する?タイムリミット迫る命懸けの任務!チーム佐伯が警官の覚悟を見せる!大ベストセラー警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • 小島は万引き少年を、佐伯たちは園芸店の盗難を追っていて……。
    道警シリーズ第8弾。
    おなじみのメンバーが、それぞれの仕事をまっとうするうちに、ひとつの案件として収束していく。少々うまくいきすぎだが、安定の展開。
    犯人は特に隠されておらず、そこに至るまでの過程、メンバーそれぞれの地道な捜査ぶりを楽しむ。

  • 道警シリーズ第8弾。
    大通署刑事3課の佐伯と新宮が、園芸店から爆弾の材料となる硝酸アンモニウムの盗難事件の捜査あたると、JR北海道を懲戒解雇となった男が容疑者として浮かぶ。一方、生活安全課の小島は、万引きを行った少年を署に連行するが、目を離した隙に逃げられてしまう。2人は一緒だったが、先に発見した少年は多くを語らず。爆弾はいつ、どこで。。。
    札幌駅で繰り広げられるシーンの緊迫感はよかった。途中、もう少し公安がらみの話になるのかなとも思ったが、おなじみのメンバーの活躍は安定的。蛇足だが、電車トリックは、なんとなく西村京太郎作品を思い出した。

  • 道警シリーズ第8弾。

    このシリーズは骨太でクオリティも高いと思います。
    今回は札幌市を舞台に佐伯と小島がそれぞれかかわる事件が交わって大きな事件に発展するというサスペンスの醍醐味がありました。
    電車トリックは西村京太郎バリの緻密さで、時刻表がほしかったです。
    犯人の行動を読むところは、レギュラーメンバー贔屓の感もありますが、展開は納得です。
    レギュラーの変化がマンネリを打破していると思いますので、佐伯と小島の関係もさらなる発展はないものの気になりますし、新宮が落ち着いてきてしまったのがちょっと寂しいです。
    事件に関しては、犯人の最後の犯行の目的が良くわからないのが残念でした。
    治作も期待です。

  • 相変わらずのチームワークの良さ。
    バラバラに追っていた事件が線で繋がり、事件を阻止するところは流石だが、今回は何故か、ストーリーに入っていけなかった感がある。全体的に構成が固かった(物凄く抽象的だけど)気がするし、いつもの痛快なキレがなかったような。故にハラハラドキドキ感が感じられず…、あ、もしかして大好きな津久井さんの活躍が少な目だったのが原因かな(笑)

  • 道警シリーズ第8作。札幌で一人の少年が行方不明になり爆薬材料の盗難が相次ぐ。二つの事件が重なるときJR北海道を辞めさせられ不遇な人生を送る男が復讐劇が明らかになる。それを阻止するために彼を追う佐伯達大通署チームだがタイムリミットが刻々と迫る…。序盤中盤はやや冗長だが最後は盛り上がって大団円。

  • チーム佐伯のシリーズの最新刊です。
    真夏の札幌が舞台。
    肥料の窃盗、精密工具の万引きなどから見えてくる、爆弾製造の影。
    誰が何を狙っているのか。
    バラバラの事件がつながると、初めて全貌が見えてきます。
    何を爆破するのか。
    タイムリミットが迫る中、チーム佐伯が八面六臂の大活躍です。
    次回作も楽しみです。

  • 佐伯たちの年齢を忘れたので自分の中でイメージしにくかった。

  • 佐伯と百合子の話で進めて、丁寧に書かれ、じっくり読めた、うまく書かれていた。西村京太郎?って感じのとこもあるけれど、鉄分少しある私としては、興味津々でした。

  • 久々のチーム佐伯。
    おなじみの面々が扱うバラバラの事件。
    それが収斂していき、一つの大事件が浮かび上がる。
    安心の面白さ。

  • いや~お見事。道警・大通警察署シリーズの真骨頂だと思います。展開も人物描写もパーフェクト。すぐに映画化できます。もう次回作が楽しみです。

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プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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