いきぢごく

  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 35
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758413343

感想・レビュー・書評

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  • 悲惨?なんとも。
    作者のどうだ感が透ける感じが。

  • 『本の雑誌』に北川次郎氏が書いたお勧め記事によりこの本を知った。読もう,と思ったその時,男性作家だろうな,と9割方思った。1割ほど疑問が残ったのは名前がひらがなだったゆえ。
    そして本を手に入れ読み初めて30ページくらいでふと作家の性別が気になりだした。が,案の定,巻末の著者紹介欄には性別は書かれていない。40ページまで読んでググリウィキした。案の定女性であった。読み終わってからより,途中でわかった方が僕は気が落ち着く。大体にして男筆名の女性作家があまりにも多すぎるのだ。

    で,じつわ松山生まれの著者と同じ僕も四国(阿波徳島)の生まれです。でしかもなんと同い年です。物語の中に出てくる「ヘンド」についても記憶があります。お遍路さんとおヘンドさん。僕の曽祖父が住んでいた明治時代に建てられた古い家がありました。僕も小学生に上がる頃までは、その古い家に住んでいました。4世代同居ですね。そこにお遍路さんもおヘンドさんも来ていた。玄関でチリリンと鈴を鳴らしてお経をあげます。そうするとひいばあちゃんが「おーい,これ恵んで来てや」と僕にお米とか少額のお金を渡すんです。僕はそれをお遍路さんやおヘンドさんに渡す役目。両者の見分けが当時の僕についたか,と云われると,今あとから考えると,なんとなく区別できたかなぁ,という感じです。施しの内容に区別は無かった様に記憶しています。

    のっけで「四国遍路における四つの道場」と題して,本書の第一章:阿波の國か二章:土佐の國、そして三章:伊予の國、四章:讃岐の國までの副題の説明がなされてます。でも物語はとうとう讃岐のクニへは入ることも無く終わってしまうのです。四つの国での物語をかなり期待した僕にはちょっとやるせない気持ちが残りました。すまぬ。m(_w_)m

  • 最後はみんな傷ついて、最悪の終わり方だと思ったが、
    宮田母息子とお屋敷、お遍路日記から、生あるもののなすべきことを、それぞれ命尽きるまで生きなければならない、いきぢごく

  • 最後の結末に驚かされた。

  • ラストの怒涛の展開、凄かった。

  • 「愚者の毒」と同じ作者だったので。

    長い。
    宇佐美まことっぽくなるまでが長い。
    それが悪いわけではないと思うが、
    最後の崖のような転がり落ちようがあっという間すぎて、
    少しあっけない。
    女の情念にちょっとうだうだしすぎ。

    主人公の出生については、予想できたものの、
    どんでん返しをくらったというか、
    作者の掘った穴にすとんと落ちたのは、いつも通り。

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著者プロフィール

愛媛県生まれ。2006年『るんびにの子供』で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。17年、ミステリー小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞する。日常に潜む怪異を描き、恨みや妬み、欲や貧困など、人の心の闇や怖さを浮き彫りにしたミステリーが高く評価されている。

「2017年 『角の生えた帽子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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