- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758413503
作品紹介・あらすじ
貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』。
その店のオーナーの息子、中学生の心也は、「こども飯」を食べにくる幼馴染の夕花が気になっていた。
7月のある日、心也と夕花は面倒な学級新聞の編集委員を押し付けられたことから距離が近づき、そして、ある事件に巻き込まれ……。
遠い海辺の町へと逃亡した二人の中学生の恋心と葛藤。無力な子どもたちをとりまく大人たちの深い想い。
“子ども食堂”を舞台に、今年いちばん温かくて幸せな奇跡が起こる!
決して色褪せることのない人生の「美味しい奇跡」を描いた希望の物語。
感想・レビュー・書評
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ねこさんに紹介されて
手に取りました。
そしてへぶたんさんに
背中を押され、
先に控えてた他の本を
脇に避け読み始めたら、
どうやら私は出逢って
しまったようです・・・
うん、これ私の生涯で
ナンバー1かも♡
心也と夕花、十五歳の
二人の逃避行が、
プラトニックで透明で
甘酸っぱい二人の純情
が、
私の心から完全に毒気
を抜いてくれました。
この本の効能はズバリ
こちら。
日々のストレス、疲れ
現実の重さによく効き
ます─
御局の嫌味や言われた
ことだけやってますが
なにか?という新人に、
そこはかとなく殺意を
感じてる貴方は、
罪を犯してしまう前に
本書を手に取って心の
デトックスに励んで!
なんてふざけてる場合
じゃありませんね。
出来すぎたストーリー
はまるでシンデレラの
よう。
あら、でもこんなのを
ずっと求めてたでしょ
?
と先日から私のなかに
スナックひばり2号店
を開店した、
「大事なことほど」の
ゴンママが囁くのです。
もはや森沢さんの悪意
すら感じるくらい、
森沢ワールドに沼って
ます(汗 -
登場人物の視点で、複線的に描かれた心の動き、見えるものが、どれも繊細で美しい。ストーリーに合わせて、登場人物に合わせて揺れ動く自分の心に、時折深呼吸が必要となった。ラストは涙が自然と溢れていた。もう一度、読み返したい。
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最初からずっと優しい色の物語でした。
病気のお母さんと心也君の想いのプロローグ
心也君と夕花さんの想いや、子供食堂をやっているお父さんの思い、物語に登場する人が全て良かったです。
私も四歳の時に父親を亡くしていてプロローグではやくも涙腺崩壊でしたが、その後はずっと穏やかに読み進めていたんです。が、さよなら、そして、、、、、、からエピローグにかけてページを進めないというか進みたくないというか初めての感覚でした。
何時もどうり全く本の説明になっていませんが、
最高の読後感でした!
この本に出会えて本当に良かったです。
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初めましてm(__)mご挨拶遅れました。フォローどうもありがとうございます^_^
映画化(4月4日)も楽しみですね!初めましてm(__)mご挨拶遅れました。フォローどうもありがとうございます^_^
映画化(4月4日)も楽しみですね!2025/01/26 -
初めまして!
HARUKOさん こちらこそ フォローや
イイネ ありがとうございます♪
映画化されるんですね!知らなかったです。
教えていた...初めまして!
HARUKOさん こちらこそ フォローや
イイネ ありがとうございます♪
映画化されるんですね!知らなかったです。
教えていただきありがとうございます!
楽しみですね!(^^)
これからも どうぞ宜しくお願い致します。
2025/01/26 -
2025/01/26
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森沢さん連続の3冊目。
貧困や、家族の死や、中学生ならではの校内の出来事などあらゆるテーマが入っている、
家庭でご飯が食べれない子供達が電話で予約して食べられる子供飯食堂…なんか辛い。。
とにかく主人公の心也くん、かっこいい!
中学生なら、私も間違いなく好きになるわ笑
海のシーンも、とにかく優しい。
人の幸せは、学歴や収入で決まるものではなく、自分の意思で判断できたかどうか。
というフレーズあり、そうなんだけど子供の頃って自分で決めれないし、心痛むシーンも多かった…
ただ、大人になった時の心也くん、夕花ちゃんが出てきた場面では、なるほどー、わあーいと、ミステリーの伏線並に!!幸せな気分に。展開は予想外でした、それがまた良かった!
それぞれの人目線で語られていく構成です。
私だけかもですけど、最後の方まで、ゆり子さん誰??なんの繋がりあるんだろ?この方とお店は!?と疑問のままでした、、なるほどね!!
焼きうどん&ビール 私も食堂で頂きたい!笑-
なんなんさん、こんにちは。
私は今朝読み終わりました!!
なんなんさんの感想にすごい共感です。
読むのは辛いし、ゆり子さんはだれ?だし、...なんなんさん、こんにちは。
私は今朝読み終わりました!!
なんなんさんの感想にすごい共感です。
読むのは辛いし、ゆり子さんはだれ?だし、
ほんと、ざわざわな感じでしたが、
最後は、「わぁーい」てした。
すごい泣けたけど、最後は微笑みしか残らなかったですね。
この作品はよかったですね!!2022/09/17 -
Manideさん、こんばんは!
この作品良かったですー!
最後のラストも予想外で٩(^‿^)۶
森沢さん、素敵ですね。
Manideさん...Manideさん、こんばんは!
この作品良かったですー!
最後のラストも予想外で٩(^‿^)۶
森沢さん、素敵ですね。
Manideさんのレビューも拝見させていただきました!!
他の作品も楽しみです★2022/09/18 -
なんなんさん、返信ありがとうございます。
森沢さん、いいですよね。
私は少ししか読めていないですが、
出版順に読むのがベストなようなので、...なんなんさん、返信ありがとうございます。
森沢さん、いいですよね。
私は少ししか読めていないですが、
出版順に読むのがベストなようなので、
少しずつ最初から読んでいきたいと思っています。
なんなんさんの森沢さんレビューも
勝手に注目させていただきます |・`ω・´)チラリ!!
2022/09/20
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いいですね。。。
温かい気持ちになり、足湯に浸かっている様な気分でした(*'ω'*)〜
このまま話が終わってしまっては、物足りないと思って読んでいたのですが、ラスト明確な程良い伏線に、嬉しくなりました
心也のお父さんのキャラが良かったなあ
あとは、石村が夕花の義父と喧嘩した後、大丈夫なのかと気になって仕方がありませんでした
結果報告まだあ?って
初めから面白い様にサクサク読めました
難しい本を読みたくない時だったので、良かったです
森沢明夫さんの作品は初めてだったのですが、癒されるんですね〜
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ほん3さん、おはようございます(^O^)
皆さんの森沢明夫さんの作品のレビューを沢山読んできたので、初めてだという違和感があります 笑
私は...ほん3さん、おはようございます(^O^)
皆さんの森沢明夫さんの作品のレビューを沢山読んできたので、初めてだという違和感があります 笑
私は読むのがあまり速くはないのですが、これはあっという間に読めました
機会があればどうぞ=(^.^)=2023/10/11
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まことさん♪おはようございます♪
これは見事な構成、読後感でしたよね〜(●︎´ω`●︎)
森沢作品の中でも上位にきます♪まことさん♪おはようございます♪
これは見事な構成、読後感でしたよね〜(●︎´ω`●︎)
森沢作品の中でも上位にきます♪2020/08/19 -
くるたんさん♪おはようございます。
そうですね。なんでゆり子がでてくるのか最初さっぱりわかりませんでしたが、こういうことだったんだ!!...くるたんさん♪おはようございます。
そうですね。なんでゆり子がでてくるのか最初さっぱりわかりませんでしたが、こういうことだったんだ!!と思いました。
森沢作品、まだ初心者ですが、これからも読んでいこうと思います(*^^*)2020/08/19
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しのさんこんばんは♫
私も『おいしくて泣くとき』読みました。
スゴく良かったです!
自分も中学生の頃に戻って読ませていただきました。
...しのさんこんばんは♫
私も『おいしくて泣くとき』読みました。
スゴく良かったです!
自分も中学生の頃に戻って読ませていただきました。
森沢明夫さん最高ですよね!
これからも読者が幸せになれる物語を描いていってほしいですね(o^^o)2020/08/16 -
ひとしさんコメントありがとうございます(〃'▽'〃)
レビュー拝見させて頂きました。
凄く良かったですよね~♪
私も森沢さん大・大・...ひとしさんコメントありがとうございます(〃'▽'〃)
レビュー拝見させて頂きました。
凄く良かったですよね~♪
私も森沢さん大・大・大好きです。
本当にこれからも心が温かくなって癒されて幸せになれる物語を描いていて欲しいって思っています。2020/08/23
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たっぷりのせた鰹節が踊る焼うどんが食べたくなりました。子供のようで大人の入り口中三の夏、心也と夕花の海辺への逃避行。父の耕平は息子を信じてたところに、深い絆を感じました。
ほっこり、じんわり、優しいお話。と思えば、現実社会の問題も抱えていて、ラスト、ゆり子さんが結びついた。夕花の心情に添うと、健気で痛々しくてやるせない。今は安心という時間が無くても、心が折れっぱなしでも、ずっと先には、あれを乗り越えたから今が幸せ、と思える日が来る。
「こども飯」を偽善と呼ばれてしまう葛藤。
大切なのは自分の意思で判断しながら生きているかどうか。自分を顧み、つくづく染みる言葉でした。耕平さんが格好いい。
夕花とは、あっけなく。現実はそういうものだな。こういう再会もありかなと思う。
食べてくれた人が美味しいって言ってくれたらもっともっと好きになる。母の夢であった「こども飯」、ここに結び付くとほんと泣ける。 -
幼なじみの心也と夕花、そして隣のクラスのワルの石村。
中学三年生の三人。
みんな抱えているものがあるけれど、自分の力ではどうにもできない。なぜなら子どもだから。15歳にもなれば頭では色々考えられるけれど、やはりまだ親の庇護下にあってそこから抜け出せない。そしてそんな友だちを助けてあげることもできない。
でも友だちのために戦ったり勇気を出してその場から逃げたり、今の状況を変えようともがく。
そんな15歳の少年少女の三人。
「人の幸せってのは、学歴や収入で決まるんじゃなくて、むしろ『自分の意思で判断しながら生きているかどうか』に左右される」
ワルの石村の大人になった姿も見たかったな。きっといいヤツになってると思うんだけど。
優しさにあふれた作品でした。
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温かさと涙に包まれた、一冊。
こども食堂をベースに描かれていく物語。
森沢作品にはハンカチが必須。
今回も随所で涙腺はゆるんだけれど終盤は一気に涙腺崩壊だった。
人って、あの時のあの瞬間があるからがんばれる、つらいことがあっても生きていけるのかもしれない。
愛情はもちろんあの時のあの味、あの言葉はその人にとってはかけがえのない思い出、宝物。
無力な子どもだったらなおさらだと思う。
子供達が安心して食せる場所、増えて欲しいな。
この物語の全姿を見せてもらった時に包まれた温かさと涙、たまらない。
森沢マジックを感じた瞬間。
カズマサボイス、哀しい中で優しい響き(^^)
私も脳内BGM探しますね〜
新しい楽しい読み方だわo(...
カズマサボイス、哀しい中で優しい響き(^^)
私も脳内BGM探しますね〜
新しい楽しい読み方だわo(^o^)o