そこにはいない男たちについて

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 194
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758413534

作品紹介・あらすじ

愛する夫を喪った女と、夫が大嫌いになった女。
「夫を亡くした女だと、彼には言わないで」
「私が忘れないかぎり、あなたはいるのよ」(実日子)
「私はこの男にほんの少し欲情している」
「夫が死んでほしいと思っているの」(まり)
おいしい料理教室を舞台にしたふたりの“妻”の孤独と冒険の物語

感想・レビュー・書評

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  • 愛する夫を喪った女と、夫が大嫌いになった女。
    おいしい料理教室を舞台にした、ふたりの"妻"の
    孤独と冒険の物語。

  • 物理的にいる夫といない夫。
    心情的にはまったく真逆の夫の存在。
    対称的な2人の女性、夫を嫌いなまりの気持ちが痛い。

    この微妙な感情の機微が著者の醍醐味なのです、毎度心の奥にしまった思いに気づかされます。

  • 意味深なタイトルである。著者名だけで選んだので内容はまったく知らず、読み始めるまでは「エッセイかも……」と思っていた。同じ家に暮らしながら夫が大嫌いなまりと、最愛の夫を突然失った実日子の2人が主人公である。マリはどんどん引き返せない方へと進み、実日子は時間薬が効き始め少しずつ落ち着いた気持ちを取り戻していく。夫婦関係になんの問題もなければ「楽しい読書でした」で終わるのだろうが、とてもざわざわした気持ちになってしまった(-_-;)。

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著者プロフィール

井上荒野

1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第139回直木賞、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『静子の日常』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『さようなら、猫』など多数。

「2020年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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