古本食堂

  • 角川春樹事務所 (2022年3月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784758414166

作品紹介・あらすじ

かけがえのない人生と愛しい物語が出会う!
神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ
大ベストセラー『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者による熱望の長篇小説
美希喜(みきき)は、国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。大叔父の妹・珊瑚(さんご)さんが上京して、そのお店を継ぐことに。滋郎さんの元に通っていた美希喜は、いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり……。カレーや中華やお鮨など、神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった幸せな物語。

みんなの感想まとめ

心温まる人間ドラマと美味しい食が織り交ぜられた物語が展開されます。主人公の大学院生美希喜は、大叔父の古本屋を継ぐために神保町にやってきた大叔母の珊瑚と共に、さまざまな人々との出会いや美味しい料理を通じ...

感想・レビュー・書評

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  • あー、心地良い時間だった。
    これぞ楽しい読書のひととき、といった一冊。
    本を開いている間、イヤな気持ちになることは一度もなく、登場人物がみんな愛すべき人で、いつまでも物語が終わらないでほしいと思える一冊。
    古典を研究する大学院生の美希喜(みきき)。大叔父が遺した古本屋を継ぐために北海道からやって来た大叔母の珊瑚(さんご)。もう二人の名前がすでにステキです。
    おそらく五十歳くらいは離れた二人が神保町の人たちと本を通して関わり合ったり、美味しいもので元気を与え合ったり、もう全てのページが温かい。
    そして、酸いも甘いも噛み分けた‥‥いや、酸いばっかりだった珊瑚の甘い予感に、読んでいてニマニマが止まりません!
    古本屋のお話ですから、色々な本が出てくるところも、読書好きの私たちにはたまりませんね。
    本当に心地良さのつまった一冊。
    結局私はこういう本が一番好きなんだよなぁって再確認する一冊でした。

  • なかなか 面白かった。

    帯には「かけがえのない人生と愛おしい物語が出会う!
    神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ」。

    古書店のこともよくわかり、美味しいものがたくさん。
    しかも最後は大どんでん返し。。。

    ほっこり優しい人間ドラマでした。
    読後感もよかったです~

  • /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
     
    あたたかいお話でした。
    ご飯がでてくると、あたたかく感じるんでしょうか…(笑)
    最近読む本、読む本で、ご飯があたたかく表現されているものが多いですが、毎日食べてる食事にもっと感謝しないとな…と、思いました。

    大学院生の美希喜からは、青春を感じ、北海道からやってきた珊瑚からは、熟年の楽しさみたいなものを感じました。2人の視点で交互に物語が展開されていくので、どちらの悩みも、楽しさも受け取れた感じです。

    この物語を読むと、もっといろいろな本を読みたいなと感じます。新しい本にばかり目が行くけど、まずは三島由紀夫あたりから、いろんな作品を読んでいこうとしていたので、タイムリーな感じでした。

    それから、物語の中では、神保町のすずらん通りが頻繁にでてきます。神保町は、先日、ペーパーバックカフェ行って、サンマルクで時間潰したばかりでしたが、あそこがすずらん通りなのかと、、、知らなかったので、ちょぴっと感動でした。
    皇居は毎週走っていますが、すこし寄り道すると、神保町なんですよね、今度、すずらん通りを走ってみようかなと、思った次第です。



    /_/ あらすじ _/_/_/_/_/_/

    神保町で古本屋を営む滋郎が亡くなった。
    その妹の珊瑚が北海道からやってきて、古本屋を再開させる。同じく、滋郎の兄の息子の娘にあたる大学院生の美希喜は、生前の滋郎を慕っており、神保町の本屋にも足を運んでいた。
    そんな2人が、古本屋を通して、新しい一歩を踏み出していく。


    /_/ 主な登場人物 _/_/_/_/_/_/ 

    ■鷹島家 基本、みんなのんびり
    鷹島美希喜
    鷹島光太郎 統一郎の息子、美希喜父
    鷹島芽衣子 49歳、光太郎妻

    鷹島珊瑚 三子になりかけていたのを兄が命名
    鷹島統一郎 珊瑚兄、すでに他界
    鷹島滋郎 珊瑚兄、古本屋店主、亡くなった

    ■珊瑚の周りの人たち
    鈴子さん 介護ヘルパー
    山本和子 小学生からの友達
    東山さん 

    ■神保町
    田村美波 バックエンドカフェ
    沼田幸三 汐留書店、鉄道関係中心の書店
    本田奏人 小説家の卵
    辻堂社長
    建文 

    • aoi-soraさん
      行けるかと言えばなんとか行けますが…
      走った後、家に辿り着けるか分かりませんwww
      しかし本好きの集まりだけど、運動好きも多いですよね(⁠≧...
      行けるかと言えばなんとか行けますが…
      走った後、家に辿り着けるか分かりませんwww
      しかし本好きの集まりだけど、運動好きも多いですよね(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
      日曜、陰ながら応援してますっ┏⁠(⁠^⁠0⁠^⁠)⁠┛
      2023/11/30
    • かなさん
      Manideさん、おはようございます!
      この作品、面白かったですよねぇ~♪
      ホント、おいしいものが出てくると
      あったかく感じる~大共感...
      Manideさん、おはようございます!
      この作品、面白かったですよねぇ~♪
      ホント、おいしいものが出てくると
      あったかく感じる~大共感します(*'▽')
      来年6月に続編も出るんですって!
      楽しみです。
      2023/12/01
    • Manideさん
      かなさん、こんにちは〜

      面白かったです。
      かなさんは神保町に馴染み深いとのことで、そういう人が読むと、また、さらに情景がイメージできてよい...
      かなさん、こんにちは〜

      面白かったです。
      かなさんは神保町に馴染み深いとのことで、そういう人が読むと、また、さらに情景がイメージできてよいでしょうね。

      来年6月なんて、かなり先ですが、もう出来上がっているんですかね。作家の世界はわからないですが、楽しみですね。

      美味しいものが食べたくなったので、今日は,いつものドトールをやめて、おしゃれなお店でハッシュドビーフを食べることにしました(^^)
      2023/12/01
  • 国文科の大学院生の鷹島美希喜の大叔父で独身だった鷹島滋郎が亡くなります。
    滋郎は神保町で古本屋を一人で営んでいました。

    そこへ大叔母の珊瑚が北海道の帯広から店を手伝いにやってきて、美希喜とともに店を再開させます。
    珊瑚は独身で帯広に想い人の東山さんがいます。
    美希喜は卒業後の進路を考えています。
    そんな二人が、神保町の人々に助けられながら店の運営について考えながら自分たちの人生も廻していこうとする物語です。


    第一話『お弁当作り ハッと驚く秘訣集』小林カツ代著と三百年前のお寿司

    第二話『極限の民族』本田勝一著と日本のビーフカレー

    第三話『十七歳の地図』橋口譲二著と揚げたてのピロシキ

    第四話『お伽草子』とあつあつのカレーパン

    第五話『馬車が買いたい!』鹿島茂著と池波正太郎が愛した焼きそば

    最終話『輝く日の宮』丸谷才一著と文豪たちが愛したビール

    目次を見てもわかるように本好きなら読んで楽しい本だと思います。
    ついでに食いしん坊ならさらに楽しい本です。
    食通の作家の好物や神保町界隈のお店の食べ物がとても美味しそうです。
    もちろん本も読んでみたくなります。


    最後に美希喜のモノローグを載せます。
    この町が全部『古本食堂』ですよね。
    町中に古書があふれていて、そう、私はきっとあの時この町に恋したのだ。
    初めてここに来た日、滋郎さんに会った日。
    勇気を出してこの店の戸を開けた日。
    この町、この店、大叔父のあの人に、恋をした。





    追記
    このレビュー、ワクチンの3回目をした2日後に今、パソコンで打ちましたが、打つのがしんどかったです。
    1回目2回目は微熱が出た程度でしたが、3回目はもう若くない(笑)私でも高熱が出て、からだが痛くて、夜眠れなかったです。
    3回目がつらかったって言っている方多いです。
    これから打たれる、特に一人暮らしのお若い方は、手軽に食べられる食品や解熱剤、冷却シート、スポーツ飲料などは用意しておいた方が絶対いいと思います。

    • まことさん
      しずくさん。
      『笑うマトリョーシカ』は今図書館で、一人待ちです。
      次に入ってくるかと思います。

      ところでしずくさんのタイムラインの...
      しずくさん。
      『笑うマトリョーシカ』は今図書館で、一人待ちです。
      次に入ってくるかと思います。

      ところでしずくさんのタイムラインのことブクログさんに問い合わせてみたのですが、流れているはずだという回答で、その時は私も、しずくさんのレビュー発見できたのですが、その後また流れてこなくなってしまいました。今、拝見した『エレジーは流れない』も見つけられませんでした。
      私は、今、皆さんのタイムラインを全部みていると、1日1時間以上かかってしまうので、全体でなくスマホで新しいレビューだけが流れる方のタイムラインだけしか見ていないので、他の方が誰かにいいね!しているのを見て一緒にすることはないんです。ただ、新しいタイムラインは毎日欠かさずチェックしているので、新しいレビューが出たら全部わかります。でもしずくさんのレビューだけなぜ出ないのか、わからないんですけど、時々、気が付いた時にしずくさんの本棚を覗かせていただきますね。
      2022/04/10
    • しずくさん
      詳細な返信をありがとうございます❗ そういうこともあるんですね。IDやパスワードを間違えていないのに、なかなか入れない時がありますが、それも...
      詳細な返信をありがとうございます❗ そういうこともあるんですね。IDやパスワードを間違えていないのに、なかなか入れない時がありますが、それも関係してるのかしら?
      2022/04/10
    • まことさん
      しずくさん。
      IDやパスワードを間違えていないのに、なかなか入れないのが、頻繁にあれば、ブクログさんに、一度問い合わせてみられた方がいいかも...
      しずくさん。
      IDやパスワードを間違えていないのに、なかなか入れないのが、頻繁にあれば、ブクログさんに、一度問い合わせてみられた方がいいかも知れないですね。
      私も確かに、新しいレビューが出る方のタイムラインは、欠かさず見ているので、もう一度問い合わせてみますね。
      だって、変ですよね。
      2022/04/10
  • これもまたブクログサイトで知った作品。
    原田さんは「三人屋」に続いて二作目の読書。「三人屋」はイマイチだったがこちらは楽しめた。

    タイトルから里見蘭さんの「古書カフェすみれ屋」シリーズのような話かと思ったら、「食堂」とはついているが、お店で食事は出していない。その意味は最後に分かる。

    兄・滋郎の突然の死により、彼が営む〈鷹島古書堂〉を急遽引き継いだ珊瑚。五年前から〈鷹島古書堂〉に通って大叔父・滋郎と交流のあった美希喜。
    世代の違う二人が古書店を舞台に様々な人々との交流を通して、それぞれの進路、これからの人生についてのある決断をする。

    珊瑚は元々本好きではあったけれど、帯広で長らく介護ヘルパーをやっていたという全く畑違いの人間。対して美希喜は大学院で日本文学を研究している学生。
    二人のコンビは上手く行っているし、客への本の薦め方もなかなか上手くやっている。
    しかし珊瑚はまだ兄の店を引き継ぐと決めたわけではないし、対する美希喜も卒業後の進路に悩んでいる。

    二人の今後の行く末も気になるところだが、他にも美希喜を巡って恋の鞘当てのようなものもあるし、珊瑚にも帯広で何かしらあったようだし、兄・滋郎にもまた恋人の影のようなものが見えたりもする。
    といってもこの辺りはホンワカやんわりと描いてあるので温かく見守ることができる。兄・滋郎にはちょっと驚かされたが。

    登場する人々とのやり取りが温かい。毎日のお弁当に悩む女性や若くしてリタイアしたい編集者、息子に自分を否定されてしまった父親、どんな本を読んでも面白くない作家志望青年…描き方によっては悲壮な話にも苦い話にもなりそうなのだが、珊瑚と美希喜が薦める本と彼女たちがテイクアウトしてきた食事が和ませてくれる。

    大昔から多くの人に読まれてきた名作でも読み返す度に違った何かを見つけるかも知れない。そもそも珊瑚がびっくりするほど兄・滋郎が買い取った本は膨大で、まだまだ知らない本が山のようにある。それだけでもワクワクする。
    私自身、読む本のジャンルはかなり狭いのでこういう作品を通してこんなタイプの作品もあるのかと発見できるのは嬉しい。

    参考までに各話のタイトルにもなっている作品を挙げておく。
    「お弁当作り ハッと驚く秘訣集」小林カツ代
    「極限の民族」本多勝一
    「十七歳の地図」樋口誠二
    「お伽草子」
    「馬車が買いたい」鹿島茂
    「輝く日の宮」丸谷才一
    こういうラインナップを考えるのも作家さんにとっては大変な作業だが楽しい作業でもあるのだろう。

    最後も上手くまとまって良かった。個人的に好きだったのは後藤田先生と辻堂出版の辻堂社長。全く違うキャラクターの二人だが、味があって良かった。

  • 本作は、神保町の古書店を舞台に、世代を超えた人々の交流と若者の成長、街の魅力を描いた作品…なのかな?原田ひ香さんはランチ酒2以来、久々。本書は、三省堂書店の地縁棚で見かけて即入手。落ち着いた気分で読める時期を待って1年が経つ。しばらくして文庫化されたのを横目に、機が熟すのを待った。

    まずは、大叔父、大叔母と甥の娘という年齢的な関係のイメージが湧かなかった笑。その娘の名前も「美希喜」ときた。でも、大叔母・珊瑚の「いい名前よね。美希喜…いろんなものをよく見て、人の話をよく聞きなさいっていう意味なんですってね」との台詞を読んで、自分の頭の固さを恥じ、この世界に入っていった。

    近所の国文学の大学院に通う傍ら店番を引き受け、古書店をいずれ閉める流れを感じ取るたびに、密かに心を痛める美希喜。今は亡き大叔父・滋郎とも所縁のあった指導教員や同じビルの出版社の若者との交流や、進路相談もしていた滋郎が遺した額入りの『玉能小櫛』の裏の宛名に込めた気持ちに触れ、美希喜はある覚悟を決める。

    珊瑚と美希喜とのお互いの気遣いのねじれが一気にほどける場面は、予定調和とも言えるが、本作としてはこの展開は必然なのだと思う。ちなみに「食堂」の要素は今のところ手土産のお裾分け中心だが、美希喜にも考えがありそうで、新作「新装開店」では、このあたりの展開にも期待したい。神保町でカレー食べたくなってきた。

  •  私も古本大好き、学生時代は東京で過ごしていたので神保町の雰囲気がすごく好きでした!その当時は、今以上に小心者でビビりだったので、なかなか古本屋さんに足を踏み入れる勇気が持てずに…行くのは三省堂さんばかりでしたが…。もし今神保町に行けるのなら、古本屋さん巡りをしたいです!

     この作品は、東京神保町の「鷹島古書店」で繰り広げられる物語です。店主である鷹島滋郎が他界したことにより、相続権のある鷹島珊瑚と、父が相続権を有する鷹島美希喜の2人の視点で描かれています。まず、珊瑚について、北海道出身の元介護ヘルパー、独身であるが想う人はいるみたい…。そして、美希喜は大学院生で専攻は国文学、今は自身の恋愛より進路のことで悩んでいる…。そんなふたりが、「鷹島古書店」を開きお客様の要望を聴きながら最適な書籍を選びます。ふたりのセンスが光りますよ!「鷹島古書店」と珊瑚、美希喜の未来はいったいどうなっていくのか??

     この選書がすごくいいんですよね~!そして、このふたりの関係性とか、あとふたりの恋愛模様とか、そうそう、忘れてならないのは元店主の滋郎さん、この作品にはなくてはならない存在になっています。そして、何と言っても原田ひ香さんと言えば、おいしいもの~!今回も読めておいしい思いをできました。食堂というと、その場で何かを作って提供してくれるイメージなんだけれど、そういう感じではなかったかな…最後まで楽しく読めました。

    • つくねさん
      かなさん、ふたたびでーす。

      続編は来年6月刊行予定で「古本食堂 新装開店」(仮) ってタイトル
      みたいですよ!
      かなさん、ふたたびでーす。

      続編は来年6月刊行予定で「古本食堂 新装開店」(仮) ってタイトル
      みたいですよ!
      2023/11/25
    • かなさん
      しじみさん、こんばんは!!
      シャールさんの、マカン・マランからおいしいものつながりで
      原田ひ香さんを読み始めちゃったんですよねぇ!
      や...
      しじみさん、こんばんは!!
      シャールさんの、マカン・マランからおいしいものつながりで
      原田ひ香さんを読み始めちゃったんですよねぇ!
      やっぱり、マカンカランを超えるお店は
      私の中では、まだなくってねぇ…
      あぁ…シャールさんに会いたいっ♡

      「図書館のお夜食」も気になってたんだけど、
      予約入れたのちょっと遅くなったら
      結構借りられるのが先になっちゃいそうなんですよねぇ…
      2023/11/25
    • かなさん
      しじみさん
      原田ひ香さんの作品って、おしいものを作ってお客さんに
      提供するというより、テイクアウトしたりお店に入ったりして
      おいしいも...
      しじみさん
      原田ひ香さんの作品って、おしいものを作ってお客さんに
      提供するというより、テイクアウトしたりお店に入ったりして
      おいしいものを食べるって感じなんですよ!
      そして、何だか、読みやすいんですよねぇ(^O^)/

      特にこの「古本食堂」はお気に入りなので、
      続編の情報は嬉しいです♪
      待ち遠しいっ!!
      しじみさん、ありがとうございます(*^^*)
      2023/11/25
  • 読んだ後温かい気持ちになれる一冊


    本が好きで、
    食べ物が好きということが
    とても伝わってきました


    こうやっていろんなものを
    美味しく食べるって幸せですよね


    つい適当にご飯を済ましてしまいがちなので
    こういう本を読むと
    丁寧な食事をしたくなります


    あとは登場人物がとても穏やかで
    私もここの古本屋の常連になりたいと
    思わせてくれます。


    特にお兄さんには
    会ってみたかったなぁ




    この作家さんは2作品目だが
    とても読みやすく
    他の作品も好きになれそうな予感!

    次も読んでみます!

  • 原田ひ香さん初読み。美味しい食事が出てくるのが楽しみになる。「美希喜」と「珊瑚」この2人が並行且つ交わって話が進む。進路に悩んでいた美希喜。そこで神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんに多々聞いていたが、独身のまま急逝。大叔父の妹・珊瑚が上京しそのお店を継ぐ。大学院生となった美希喜が珊瑚と一緒に切り盛りする古本屋、2人の女性に纏わる恋話、さらに大叔父の恋話がコミカルに面白い。また、自分も大学院生を受け持っているが美希喜を指導する後藤田の健気さには嬉しくなる。時々はハートフルな作品もいいね。④

    • ひまわりさん
      いいね、ありがとうございます。
      いいね、ありがとうございます。
      2022/10/08
  • 「古本食堂 新装開店」を先に読んでしまった。
    ので、急いで、前作のこの本を読んだ。

    なるほど~、と、やっと話がつながった!
    そして、とにかく楽しくて面白かった!

    神保町の町の中を散策しているような、
    美味しいランチを頂いているような、
    大満足な読後感!

    そして、興味を引くたくさんの本が紹介されていて、
    読みたい本がまた増えた。
    古典ものも、たまにはいいかも。

  • 行ってみたいと思わせる「古本食堂」。

    神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父が独身のまま急逝した。
    大叔父の妹である珊瑚さんが、北海道から上京してお店を継ぐことに…。
    国文科の大学院生である美希喜が、お手伝いのようなかたちで古書店に出入りして、、、

    珊瑚さんと美希喜の2人の相性もなかなか良くて、ランチに選ぶメニューも美味しそうで。
    何より、この2人の接客もお互いに個性が出ていて補い合って、気持ち良い。
    なんといっても、その人の今一番欲しいであろう、いや必要だろうと思う本を的確に見つけてあげるのが、凄いのだ。
    それも押し付けがましさが、全く感じられない。
    さらりと差し出すのだから。
    そして、それがバッチリとその人にはまって、で、
    ランチに買ってた美味しい食べ物まで、差し出すのだから。
    (差し出すのだから、の二乗。)
    そりゃ、リピーターになるでしょう。

    たんに本好きでは駄目だろうな…と。
    本の内容も把握して、人にも寄り添うことができないと難しいと思う。

    この本の中で好きな一文
    「人生に必要な小説や本って向こうからやってくるのかもしれませんね」

    探さなくてもくるのかな。
    いや、古書店へ行くか…





  • 面白い。作品全体がゆったりとしてて、読んでて私も心が穏やかになる。

    次兄の滋郎の死により、北海道の帯広から東京に引っ越してきた珊瑚さん。滋郎の経営してた古本屋"鷹島古書店"など相続して、これからどうするか決めかねていたけど、長兄の孫、美希喜となんだかんだと古書店を続けてく。この珊瑚さんがとても素敵。たぶん70代だと思うんだけど、とてもパワフルで行動力のある女性。全く知らない土地で生きていくというのは、年齢的にも大変だと思う。不安を感じるのでは?と思うんだけど、周りの人達の協力と珊瑚さんの持ち前の人柄で東京に馴染んでる。神保町に馴染んでる。満喫してる。そこが羨ましいし、素敵。

    不思議と"鷹島古書店"には、悩めるお客さんが来店して来る。珊瑚さんと美希喜が悩みを聞き、そんなあなたにはこの本を、と一冊の本を薦める。そして偶然お店にあった美味しい食べ物を食べて、笑顔で帰っていく。なんで題名が『古本食堂』なのか、なんとなく分かる。このお客さんとのやり取りが私は好き。ほっこりする。

    珊瑚さんの本の知識にびっくりする。古本屋としての知識ではなく、こんな時にはこの一冊をとお客さんに出せる知識。読書量の多さと人生経験でぱっと頭に浮かぶんだろうな。すごい、尊敬する。

    滋郎さんの人生を垣間見てどう生きてたかを知り、美希喜ともいいパートナーになり、珊瑚さんにも嬉しい事が起きるしで、最後はみんなハッピーで良かった。

    今仕事が忙しくて疲れてしまってるけど、こういう時にほっこりする物語を読むと癒されます。もし私が"鷹島古書店"に行ったら、珊瑚さんと美希喜は私にどんな本を薦めてくれるかな。考えると楽しい。

  • 古書店をめぐるハートフル小説ですね。
    題名が良いですね。
    古本という言葉の響きは、それだけでワクワクします。
    「古本食堂」とありますから、古書店と食堂を兼ね備えているかと云うと、さに非ず。
    古書店の場所が千代田区、古書の町神保町のすぐ近くで、まわりに食べ物屋がたくさんあるので、食べ物の話が物語の要にもなっているのです。
    物語は、その古書店の店主が亡くなった事から始まります。
    相続権があるのが、北海道に住む店主の妹と店主の兄の息子の二人。
    店主の妹の『珊瑚』が、古書店を相続した事から、北海道を引き払って東京にやって来る、ところから物語は始まります。
    一方、店主の兄の息子の娘『美希喜』が、母に頼まれて古書店の様子を窺う事に……
    6話の連作短編小説です。
    一つ一つの物語におすすめの本と、食べ物が登場するので、それだけでも美味しいお話です。
    珊瑚と美希喜のふれあいや、たがいの胸の内のやるせなさが、物語をワクワクさせてくれます。
    美希喜が大学院生で国文学科で、中世の作品を研究している設定と珊瑚が北海道というのは、原田ひ香さんの経歴に由来しているようです。
    原田さんの作品は、胸の内にわだかまりを抱えた登場人物が主題ですが、日常の謎のミステリーのような伏線があって、私などはものすごく楽しみながら読みすすめます。
    この物語は、終盤がとにかく面白いです。連作短編ですから、区切りながら物語をふくらませていきますが、最後の話はすべての到達点(起承転結の結)をしっかり魅せてくれます。
    ブクログの皆さんがよく読まれているのも、うなずける秀作ですね。

  • netgalleyにて読了。

    原田ひ香さんの作品は「三千円の使いかた」に続いて2冊目。

    原田さんは、世代の違う人々の交流を描くのがとても上手い。
    本作でも主役から脇役まで、20代〜70代の登場人物が良い距離感を持って互いを思いやって人生を送っている様子が心に染み入り、まるで映画でも観ているかのようだった。


    また、神田神保町の古本街が舞台なのもとても良かった。
    以前、角田光代さんが古本屋巡りをする本も読んだが、超有名作家さんでも最初は恐る恐るだったし、古本通しか受け入れてくれない敷居の高い場所のようなイメージがあったのだ。
    が、実はいつでもどんな人でも受け入れてくれる度量の深い場所であることが、じわじわと伝わってくる。

    昭和の文豪たちが愛した名店も数々出てきて、思わず何度も店名をググってしまった。
    食べ物描写もうますぎる…ヨダレものである。

    読み進めば古本街に味の名店、というのも頷ける。
    町が育んだ歴史とそこに生きる人々の暖かさがしみじみ感じられる物語だった。

    登場人物が織りなす人生の味わい、古本屋の魅力、グルメツアーと一冊で3冊分も楽しむことができる小説。
    あくせくとした日々にウンザリしてる方、是非読んでほしい。
    2022.4.18

  • 一度は訪れてみたい、と思いつつも未だに訪れる機会のない街・神保町。
    本好きが集まる街、と言っても過言ではないだろうか。
    そんな神保町の、とある小さな古書店を舞台にした、本と美味しいもののあふれる物語。

    亡き兄の古書店の引き継ぎのため北海道からはるばる上京して来た珊瑚さんに、珊瑚さんの甥の娘・美希喜ちゃん。この二人をメインに、周囲の人たちとの本談義がとにかく面白く、読んでみたくなる本がたくさん登場。

    さすが本の街。小説、ミステリー、古典文学、料理本、鉄道本、写真集…と実に幅広いジャンルが揃っている。そして今や本だけでなく、読書のお供に最適な料理にスイーツ、パン、コーヒー、お酒、と居心地がよく長居したくなるお店の多いこと。
    本だけでは収まりきれない神保町の魅力がダイレクトに伝わってきた。

    料理では特に「笹巻けぬきすし」がとても気になった。一体どんなお寿司だろう。あと文豪バーには是非とも行ってみたい。

    物語の続きや本と料理の話も尽きないので続編を希望したい。

  • 古本食堂といっても古本屋さんが食堂なのではない。古本屋さんの店主の珊瑚さんや珊瑚さんの姪孫の美希喜ちゃんがたまたま手土産やお土産で買ってきたものをお客さんにわけてあげたり、一緒に食べたりする。その時に本にまつわる色々な話をして和んだり、新たな発見があったり、そんな話。

    珊瑚さんは元々は帯広で両親の介護をして、看取ったあとは1人暮らしをしていたけれど、珊瑚さんのお兄さん(滋郎さん)が亡くなり、お兄さんが残した神保町の古本屋さんとそのビルを引き継ぐことになり東京に出てくる。姪孫の美希喜ちゃんは国文科の大学院生で珊瑚さんを色々助けてくれたり、自分もそこで癒されたりしている。美希喜ちゃん目当てっぽい青年たちもキャラがたっていて面白く、滋郎さんと親しくしていたおじ様達も面白くて良い人ばかりで読んでいてストレスがなかった。

    珊瑚さんと帯広に残してきた東山さんとの恋愛というかそんな感じのやりとりも大げさではなくて、そんなこともあるかもなぁと楽しく読み進める。滋郎さんに恋人がいたのではないかという軽い謎解き部分もあり、長年独身なら色々な可能性があるよなと推測しながら読む。6話構成になっているのでとても読みやすく、神保町の色々なお店が出てきて、読んでいるとすぐに神保町に行きたくなってうずうずすること間違いなし。最近では都内に出る時は博物館や美術館、気になるレストラン目当てで行って、用が終わったらデパートなどでぶらぶら買い物して帰るってことが多いけれど、散策って楽しみを忘れていた!早速神保町散策に行きたい。神保町は子供が生まれてから行っていないから、本当に久しぶりになるなぁ。この本は行きたい、食べたい、読みたい欲が刺激される本だった。

    それから、「森崎書店の日々」という映画を思い出した。あの古本店主の叔父様も内藤剛志さんで素敵だったな。あの主人公の女の子は甘ったれで人任せな感じであまり好きではなくて、持っているけどリピートしていないのだけど、神保町のあの雰囲気を思い出したくなり、また観てみよう(苦手な部分は早送りして・・・)と思った。

    • かなさん
      おはようございます。
      「森崎書店の日々」って本でも出ていますよね♪
      私、読みたい読みたいと思っているんですが…
      映画から入るのもいいか...
      おはようございます。
      「森崎書店の日々」って本でも出ていますよね♪
      私、読みたい読みたいと思っているんですが…
      映画から入るのもいいかも(*´▽`*)
      2025/06/10
    • ましゅまろこさん
      かなさん お早うございます♪そうそう、森崎書店は本もありますね。だいぶ前の本だから図書館とかでもすぐに借りる事が出来そうですね。映画は全体的...
      かなさん お早うございます♪そうそう、森崎書店は本もありますね。だいぶ前の本だから図書館とかでもすぐに借りる事が出来そうですね。映画は全体的には雰囲気があって良かったのですが、主人公の女の子が失恋してうじうじというかじっとりしているので気持ちは明るくはならない映画でした・・・。かなさんは古本書店の新装開店も読んでましたよね。私も早く読みたいです。今後どんな展開になるのか楽しみです。原田ひ香さんは次から次へと色々な発想の本を生み出してすごいですよね!!あと話が重くないのでどんな時でも読めるのが良いです。
      2025/06/10
  • <抉>
    「古本食堂」とはいったいどういう内容の小説なのだろう。全く想像がつかなくて僕はかなりワクワクしていた。するとまあちょっとこじつけ的な「食堂」ではあったが そこそこ面白く期待は裏切られなかった。良かったよかった。ストーリー構成を書き始めるとネタバレして行くので それはやらないが,やらないでこの「古本食堂」のこじつけ食堂的雰囲気を伝えるのも結構難しかったりするのだ(笑)

    語り手が数ページ毎に老年の“大叔母(珊瑚)”と“大学院生(みきき)”とで順番に入れ替わる。前者で用いられる一人称が あたしで 後者が 私 だからか,しばしば僕は2人を取り違えたまま読み進めていた。途中で、ありゃおかしいなぁと違和感を覚え少し戻って,ああやっぱ違っていた,と分かり修正。それを何回か繰り返すと不思議とその事がこの本を読む為には一種必要な儀式のような気分になって存外に不快感は無かった。不思議である。もしかすると作者はある意図を持ってわざと取り違えやすく書いているのかもとまで勘繰った。

    この物語は登場人物全員がマスクをしている事が暗黙の了解となっている。初めてこういう小説に出会った。2022年3月に上梓された作品だから世の中はマスク顔がスタンダードなのだ。しかしこの本にはコロナバイラス禍津だからどうとかこうとかは一切書かれていない。マスクで顔が見えづらいのが普通である世の中を躊躇なく受け入れた上での小説作品なのだ!アッパレ。作家達のなかにはどうしてもこのコロナバイラス禍津となった世界を受け入れられない奴の方が多かったのに原田ひ香,見上げたものである。

    しかしまあ気になる表現も有った。 リアリストだけど市中で「パンまつり」開催中にパンを沢山買えばもらえる景品のお皿収集 に目のない件のお母さんが家で朝食を作ってる下り。「トーストされたパンと目玉焼きを見ている…」 僕はトーストと云うのは焼いたパン(食パンに限定しても良い)だと思っていた。なのに「トーストしたパン」という言い方も有りなのだろうか。「トースターでトーストしたトースト」もありか?(笑) もちろん意味が分からない訳ではなく僕の様な天邪鬼で嫌な奴以外はこんなことは言わないだろう。けど気になる。

    いつまでも気になるのでこらえきれずにググった。そしたら『トースト:切って、軽く焼いた食パン。 トーストパン。 また、食パンを軽く焼くこと。』 なんだ!どっちでもいいんだ。良かった。しかし最近は本を読んでる最中にスマホは欠かせなくなって来たものだ。こうやって意味がとれない語句は即座に調べて納得して先に進める。また気になるページや場所は昔なら付箋を貼ったり栞を挟んだりあろうことかページのすみっこを折ったりしていたものだが,今僕はスマホでその場所を撮っている。

    毎日の通勤電車の中で本を読んでいるのは僕を含めてニ三人しか居ない。あとは全員スマホを眺めている。でも僕も常にスマホは膝の上に出してある。そして件の様なページがあるとすぐに撮る。するとシャッター音がするので周りの人が僕を見る。なんだこいつ本のページなんか撮ってどうすんだ,という無言の観念がぶつかっって来る。最初は少し嫌だったがもう慣れた(笑)。でも時々後から写真を見て「あれ?このページの何が気になったのだろう」と悩む事もある。撮るだけでもうすっかり安心してしまっているのだ。皆さんもあるでしょう(笑)

    最終章手前で件の二人がご飯を食べに入ったお店の名はランチョン。このランチョンと云う言葉は僕もよく聞いた事がある。ランチョンマットとか,勝手にランチを食べる時に尻の下に敷くものだろう ぐらいに思っていた。が今回はちゃんとググってみた。そしたらなんと…『ランチョン:〘名詞〙([英語]luncheon ) ランチより格式のある上品な昼食。とくに接待などの午餐。また逆に、軽い昼食のことをもいう。』と書いてあるではないか。ランチョンを略してランチというのだ!という事。なんとランチそのものだったのだ。

    この本を読み終わった時点で僕は次最新作 『古本食堂 新装開店』 を手に入れてある。すぐにでも読み始めたいところだがこれを書いている今は手元には無いので少ししてから読書スタートだ。ああ楽しみである。(PS:根拠は無いが次作では 前出のパン祭り景品お皿集め癖 のあるリアリストお母さんがとても活躍しそうな気がするのだ。根拠は無いが(笑))

    • しずくさん
      ryoukentさん、おはようございます!
      ryoukentさんのレビューをクスッと笑いながら愉しく拝読。
      昨夜の夢見が悪く少し滅入って...
      ryoukentさん、おはようございます!
      ryoukentさんのレビューをクスッと笑いながら愉しく拝読。
      昨夜の夢見が悪く少し滅入って朝を迎えていた気持ちが、明るく動き始めました(*^^*)\(´ω` )/♡
      ありがとうございました!
      2024/09/03
    • ryoukentさん
      しずくさん 読んで頂き コメントまでもらえて嬉しいです
      しずくさん 読んで頂き コメントまでもらえて嬉しいです
      2024/09/03
  • 神保町で古本屋を営んでいた滋郎が亡くなった。北海道に住む妹・鈴子と、国文科大学院生の甥の子・美希喜が、これからどうするかを決めないまま店を再開する。本選びに悩む客たちと一緒に、おいしいものを食べながら交流を深めていく。

    鈴子→美希喜→鈴子…と一人称で交互に語っていきます。神保町の古本屋と作家たちが愛した店、グルメ、名著などが出てきて、ますます本が読みたくなりました。最初、誰が語っているのかがわからず戸惑いましたが、途中からは、「次は鈴子の番。どうなるんかなぁ」と楽しんで読みました。
    そうそう、個人経営の本屋さんや古本屋さんって無造作に本が積み上げられていて(いや、店主からしたら規則正しいんだと思う)、常連さんが丸椅子に座って店主と話していたりしていますよね。勝手ながらに、この店の売り上げは大丈夫なんかなぁと心配していますが、この本の『鷹島古書店』をはじめ、全国の本屋さん・古本屋さんが素敵な場所であり続けますように、と願わずにはおられません。

  • タイトルから想像してたのとは全然違ったけど、面白かったー!
    作中に出てくる食べ物も美味しそうで。
    お客さんにオススメする本も面白そうで。
    なんかいい本読んだなーって読み終えた。

  • 数回しか足を踏み入れたことしかない神保町。
    でも三省堂本店(今は改装中で仮店舗ですが)の文房具売り場を永遠ぐるぐるまわったり、ボンディに並んだり、絵本屋さんの奥のカフェスペースだったり、行けば必ず寄るところが出てくるし、まだ行ってない名店も出てきて、今度はこのお店行こうとか、読んでてホントに面白し神保町が好きになる。
    作中に出てくる本も読んでみたい。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2005年『リトルプリンセス2号』で、第34回「NHK創作ラジオドラマ大賞」を受賞。07年『はじまらないティータイム』で、第31回「すばる文学賞」受賞。他の著書に、『母親ウエスタン』『復讐屋成海慶介の事件簿』『ラジオ・ガガガ』『幸福レシピ』『一橋桐子(76)の犯罪日記』『ランチ酒』「三人屋」シリーズ等がある。

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